○○の扉「文学@早稲田大学」学生5人の原点は?源氏物語・ライ麦畑など研究への入口を整理|10/31 14:25
10月31日(土)14時25分からNHK Eテレで放送される「○○の扉、開けちゃいました。〜文学@早稲田大学〜」は、早稲田大学の学生5人が「文学を好きになった原点」から現在の探究へどう進んだのかをたどる30分です。
番組で取り上げられる入口は一つではありません。大河ドラマで見た上杉謙信、『神様の御用人』、小説投稿サイト、『ライ麦畑でつかまえて』、『源氏物語』など、身近な「好き」や心に残った作品が研究につながっていく過程が見どころです。
10月31日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月31日(土)14:25〜14:55 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 番組名 | ○○の扉、開けちゃいました。〜文学@早稲田大学〜 |
| 出演 | 伊沢拓司 |
| 語り | 上田早苗 |
| 放送形態 | 再放送 |
10月31日の放送は、番組表では14時25分から14時55分までの30分枠で案内されています。NHKオンデマンドの公式ページでは、この「文学@早稲田大学」は2026年5月2日に放送された回として掲載されているため、10月31日はその再放送にあたります。
MCはクイズプレーヤーの伊沢拓司さんです。伊沢さんについては、伊沢拓司さんのプロフィール記事でも経歴や活動を詳しく紹介しています。
文学@早稲田大学はどんな内容?
今回の中心になるのは、早稲田大学で学ぶ大学生5人の「文学の扉」が開いた瞬間です。NHKオンデマンドの公式説明では、5人がそれぞれ異なる作品や体験をきっかけに文学へ引き込まれ、その関心が現在の研究や探究につながっていることが紹介されています。
番組タイトルにある「扉」は、難しい専門知識を最初から持っていたという意味ではありません。子どものころに見たドラマ、物語の登場人物への親近感、ネット上で読んだ作品、悩んでいた時期に出会った一冊など、個人的な体験が学問の入口になっています。
上杉謙信から文学へつながった学生
公式説明には、大河ドラマでGACKTさんが演じた上杉謙信をきっかけにした学生のエピソードが挙げられています。歴史上の人物への興味は、一見すると歴史学の入口にも見えますが、人物がどのように描かれ、物語として受け取られてきたかを考えると、文学や表現の研究にもつながります。
番組では、単に「この作品が好きだった」で終わるのではなく、その好奇心が大学での学びにどう接続されたのかを見ることができます。子どものころの憧れや印象が、後になって研究テーマへ育っていく流れに注目です。
『神様の御用人』で感じた神様の人間らしさ
もう一つの入口として紹介されるのが、浅葉なつさんの小説『神様の御用人』です。公式ページでは、作品に描かれた神様の人間っぽさに惹かれたことが文学への入口として示されています。
神様という超越的な存在を、悩みや感情を持つ身近な存在として描く物語は、人物造形や現代の読者が神話・伝承をどう受け取るかを考えるきっかけにもなります。番組では、作品を「面白かった」で終わらせず、なぜ心に残ったのかを掘り下げる姿勢が見どころになりそうです。
小説投稿サイトの人気作品を分析した経験
5人の中には、小説投稿サイトで人気を集める作品を分析してみたことが文学研究への入口になった学生も登場します。紙の本や古典だけではなく、ネット上で生まれ、読者の反応を受けながら広がる現代的な物語も研究対象になり得ることが分かります。
文学という言葉から古典作品だけをイメージしていた人にとっては、今回の放送で扱われる題材の幅広さそのものが新鮮に感じられそうです。早稲田大学の大学院文学研究科公式サイトでも、英文学、フランス文学、中国文学、現代文芸、表象・メディア論など多様なコースが案内されており、「文学」の周辺に幅広い研究領域があることが分かります。
『ライ麦畑でつかまえて』に救われた経験
公式説明で特に印象的なのが、悩んでいた時期に『ライ麦畑でつかまえて』に救われたという学生のエピソードです。作品との出会いが、知識を得るためではなく、自分自身の気持ちを支える体験になったことが示されています。
文学研究は作品の構造や時代背景を分析する学問ですが、その前段階には「この一冊に心を動かされた」という個人的な体験があります。今回の番組では、学問として文学を扱う学生たちが、最初は一人の読者として作品に出会ったことが丁寧に描かれる点が大きな魅力です。
『源氏物語』で千年前の人と気持ちを共有する
さらに、『源氏物語』を通して千年前の女の子と思いを分かち合えたという視点も登場します。時代も生活環境も大きく違う相手に対して、物語を通じて感情の共通点を見つけられることは、古典文学の面白さを実感しやすいポイントです。
古典は言葉や背景知識の難しさが先に立ちがちですが、登場人物の悩みや恋愛感情、人間関係に目を向けると、現代の読者にも近く感じられる部分があります。番組では、そうした「遠い時代の作品が急に自分とつながる瞬間」が、研究への扉として語られます。
早稲田大学で文学を研究する面白さ
早稲田大学の大学院文学研究科公式サイトを見ると、文学だけでなく、歴史、美術史、文化人類学、演劇映像、表象・メディア論、現代文芸など、多様なコースが用意されています。今回の番組で学生たちの入口がバラバラなのも、こうした学問領域の広さと重なります。
大切なのは、最初から研究テーマが完成しているわけではないことです。ドラマや小説に夢中になった経験、ネット作品を読み比べた経験、古典の登場人物に共感した経験などが、問いを立てる力へ変わっていきます。
「好きなものを深く調べることは学問になるのか」と感じている中高生や大学進学を考える人にとっても、今回の放送は研究の始まり方を具体的にイメージしやすい内容です。
伊沢拓司がMCを務める意味
MCの伊沢拓司さんは、ワタナベエンターテインメントの公式プロフィールでQuizKnockの発起人、クイズプレーヤーとして紹介されています。東京大学経済学部を卒業し、2016年に「楽しいから始まる学び」を掲げるQuizKnockを立ち上げた人物です。
今回の番組が扱う「小さな好奇心から学問へ」というテーマと、伊沢さんの活動には共通する部分があります。専門家が一方的に説明するのではなく、学生自身の「好きだったもの」を入口に学問の面白さを見せる構成だからこそ、伊沢さんの進行にも注目したいところです。
同じシリーズでは、近畿大学の学生たちを取り上げた水産編も放送されています。「○○の扉、開けちゃいました。水産@近畿大学」の記事では、近大マグロなど水産研究への入口を紹介しています。分野が変わると「扉」の開き方がどう変わるのか、見比べるのも面白いです。
10月31日放送で注目したいポイント
今回のポイントは、学生5人が扱う作品名そのものより、なぜその作品が忘れられなかったのかです。上杉謙信、神様を描く小説、投稿サイトの作品、海外文学、古典文学と入口は大きく異なりますが、どれも「もっと知りたい」という気持ちから研究へ進んでいます。
文学に詳しい人はもちろん、「本を読むのは好きだけれど研究は難しそう」と感じている人にも入りやすい構成です。研究者の完成された成果ではなく、学生の原体験から話が始まるため、自分にも似た入口がないかを考えながら見られます。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「○○の扉、開けちゃいました。 文学@早稲田大学」
- NHK Eテレ 2026年10月31日番組表(スクリーンリーダー対応番組表)
- 早稲田大学 大学院文学研究科 公式サイト
- ワタナベエンターテインメント 伊沢拓司プロフィール
よくある質問
「○○の扉、開けちゃいました。〜文学@早稲田大学〜」は何時からですか?
2026年10月31日(土)14時25分から14時55分まで、NHK Eテレで放送されます。番組表では再放送として案内されています。
文学@早稲田大学には誰が出演しますか?
出演は伊沢拓司さん、語りは上田早苗さんです。番組には早稲田大学の学生5人が登場しますが、確認した公式ページ本文では学生5人の氏名は掲載されていません。
番組ではどんな作品が取り上げられますか?
『神様の御用人』『ライ麦畑でつかまえて』『源氏物語』のほか、大河ドラマで描かれた上杉謙信や小説投稿サイトの人気作品などが、学生たちの「文学の扉」を開いた題材として紹介されます。
まとめ
10月31日の「○○の扉、開けちゃいました。〜文学@早稲田大学〜」は、早大生5人が文学を好きになった原体験と、その興味が現在の研究へどうつながったのかを紹介する回です。
『ライ麦畑でつかまえて』に救われた経験や、『源氏物語』を通じて千年前の人物に共感した経験など、学問の出発点がとても個人的な「好き」にあることが分かります。文学の専門知識よりも、何かに惹かれた瞬間から研究が始まる面白さを楽しめる30分です。

