学習・言語心理学 第12回「観察学習」とは?モデリング・代理強化をわかりやすく解説|8/27 17:15
2026年8月27日(木)17:15から放送大学BS232で「学習・言語心理学 第12回」が放送されます。今回の授業内容は「観察学習」です。人は自分で試行錯誤するだけでなく、他者の行動とその結果を見ることでも学びます。
放送大学公式ページでは、講師は高橋秀明・放送大学教授。本科目は、人の行動が変化する過程を扱う学習心理学と、言語の習得に関わる言語心理学を扱い、人間の行動と言語、その研究方法を概説する科目です。第12回はその中でも、他者を観察して行動を獲得する仕組みに注目します。
学習・言語心理学 第12回の放送日時・講師
| 番組 | 学習・言語心理学(’25)第12回 |
| 放送日時 | 2026年8月27日(木)17:15〜 |
| チャンネル | BS232(放送大学テレビ2) |
| 講師 | 高橋 秀明(放送大学教授) |
| 今回の授業内容 | 観察学習 |
放送大学公式の講義概要では、心理学を専攻する学生や、公認心理師・認定心理士など心理学関連資格を目指す人を主な対象として想定しつつ、心理学に関心のある他コースの学生にも興味深い科目になると説明されています。
観察学習とは?簡単にいうと「人を見て学ぶ」こと
観察学習は、他者の行動を見て、その行動や結果を手がかりに自分の行動が変化する学習です。日常では、子どもが大人のやり方をまねる、スポーツ選手のフォームを見て動きを覚える、職場で先輩の接客を観察して対応を身につける、といった場面がイメージしやすいでしょう。
大切なのは、単なる「ものまね」と同じではないことです。何に注目するか、見た内容をどう記憶するか、自分で再現できるか、その行動を実際にやってみようと思うかなど、複数の過程が関わります。第12回では、こうした学習の仕組みを心理学の枠組みで整理する回と考えると理解しやすくなります。
観察学習とモデリングの関係
観察学習を調べると「モデリング」という言葉もよく出てきます。モデルとなる人の行動を観察し、そこから行動を学ぶことを指す概念で、教育、子育て、スポーツ、職場研修など幅広い場面に応用されます。
たとえば教える側が口頭で説明するだけでなく、実際の行動を見せると理解しやすくなることがあります。逆に、望ましくない行動も周囲のモデルから学ばれる可能性があるため、「何を見せるか」も学習環境の一部になります。
代理強化とは?他人の結果を見て自分の行動が変わる
観察学習では、他人が褒められたり、逆に注意されたりする場面を見たことが、自分の行動選択に影響することがあります。自分が直接ほめられたり叱られたりしていなくても、他者の結果を見て学ぶ点が重要です。
この視点は、学校や家庭だけでなく、SNSや動画など多くの他者行動を目にする現代の環境を考える上でも役立ちます。放送を見る際は「観察しただけで、なぜ行動が変わるのか」という問いを意識すると、心理学の面白さが見えやすくなります。
学習心理学を日常に当てはめると見えやすい
学習心理学の概念は、専門用語だけで覚えると抽象的ですが、日常の行動に当てはめると理解しやすくなります。勉強法、仕事のOJT、スポーツ指導、子どもの生活習慣など、身近な場面の「見て覚える」を思い浮かべてみてください。
「他人と自分の見え方がなぜ食い違うのか」という別の心理学テーマに興味がある方は、当サイトの素朴実在論と対人トラブルの心理解説も参考になります。また、学習環境の作り方という観点では自立型学習の注目点を整理した記事も関連して読めます。
第12回を見る前に押さえたい用語
- 観察学習:他者の行動や結果を観察することで成立する学習
- モデリング:モデルとなる他者の行動を手がかりに行動を学ぶこと
- 代理強化:他者が受けた結果を観察することが、自分の行動に影響すること
- 注意・保持・再生・動機づけ:観察した行動を実際の学習へつなげる際に意識したい過程
用語を暗記するだけでなく、自分の経験に置き換えて例を一つ作ってみると理解しやすくなります。たとえば「先輩のやり方を見て仕事を覚えた経験」は、観察学習を考える身近な材料です。
よくある質問
学習・言語心理学 第12回はいつ放送?
2026年8月27日(木)17:15から、放送大学BS232で放送予定です。
第12回のテーマは?
「観察学習」です。
講師は誰?
高橋秀明・放送大学教授です。
観察学習とは?
他者の行動やその結果を観察することで、自分の行動が学習・変化する仕組みを指します。
参考情報
公式情報:放送大学「学習・言語心理学(’25)第12回」。

