きょうの健康|がん遺伝子検査とは?パネル検査で治療のヒントを探す最新情報|8/31 20:30
2026年8月31日(月)20時30分からNHK Eテレの「きょうの健康 がんに備える 最新情報『がんの遺伝子検査 診断・治療のヒントに』」が放送されます。今回のテーマは、がん細胞の遺伝子変異を調べ、診断や薬の選択につなげる「がんゲノム医療」です。
番組情報では、同じ臓器のがんでも遺伝子変異は一人ひとり異なり、その違いによって有効な薬が変わること、さらに多数の遺伝子を一度に調べる「がん遺伝子パネル検査」が治療の手掛かりになることを取り上げます。講師は京都大学腫瘍内科学教授の武藤学さん、キャスターは島津咲苗さんと小郷知子さんです。
8月31日「きょうの健康」放送情報
| 番組名 | きょうの健康 がんに備える 最新情報「がんの遺伝子検査 診断・治療のヒントに」 |
| 放送日時 | 2026年8月31日(月)20:30~20:45 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京/大阪/愛知ほか |
| 講師 | 武藤学(京都大学 腫瘍内科学 教授) |
| キャスター | 島津咲苗・小郷知子 |
| テーマ | がんの遺伝子検査、がん遺伝子パネル検査、治療選択 |
がんの遺伝子検査で何が分かる?
国立がん研究センターのがん情報サービスでは、肺がん・大腸がん・乳がんなど一部のがんで、医師が必要と判断した場合に1つまたは少数の遺伝子を調べ、診断や薬の選択に役立てる検査が行われていると説明しています。
重要なのは、「臓器名が同じなら同じ薬」という考え方だけではなく、がん細胞が持つ遺伝子の変化を手掛かりに治療を選ぶ場面が増えていることです。番組は、この変化を患者目線で理解する入口になる内容です。
がん遺伝子パネル検査とは|数十~数百の遺伝子を一度に調べる
国立がん研究センターのC-CAT公式サイトでは、がん遺伝子パネル検査を、がん組織や血液を使って数十から数百の遺伝子を一度に調べ、治療法の手掛かりを探す検査と説明しています。結果は複数分野の専門家による「エキスパートパネル」で検討され、担当医が治療提案の参考にします。
ただし、検査を受ければ必ず使える薬が見つかるわけではありません。C-CATは、遺伝子の変化が見つからない場合や、適した薬がない場合など、治療につながる情報が得られないこともあると明記しています。
「標準治療が終わってから」だけではない点が今回の注目
番組情報では、標準治療をすべて行っても効果がみられない場合に多数の遺伝子を調べて使える薬を探す流れに加え、最近の研究から、遺伝子検査をより早い段階で行うことで薬の治療機会が広がる可能性が示されていることも扱います。
一方で、保険診療でのがん遺伝子パネル検査には対象条件があります。国立がん研究センターC-CATでは、がんの種類や全身状態によっては受けられない場合があり、実施可否や時期は担当医と相談する必要があると案内しています。
がん遺伝子検査と「遺伝するがん」は同じ?
ここは検索で混同されやすいポイントです。がん細胞の遺伝子変化を調べて治療選択に生かす検査と、生まれつき受け継いだ遺伝的な体質を調べる検査は目的が同じではありません。番組を見る際は「がん細胞そのものの特徴を調べる検査」が中心テーマであることを押さえておくと理解しやすくなります。
これまでの「きょうの健康」がん検診回との違い
サイト内では8月24~26日の「がん検診」シリーズも扱っています。がん検診は症状のない人を対象に早期発見を目指す話が中心でしたが、今回の「がん遺伝子検査」は、診断後のがんの特徴を詳しく調べ、治療選択の手掛かりを探す話です。
検診の対象年齢や検査方法を知りたい方は、大腸・胃・肺がん検診の対象年齢と頻度もあわせて確認すると、予防・早期発見と治療選択の違いが整理できます。
放送で確認したいポイント
- どのような遺伝子変異が薬の選択に関係するのか
- 1つ・少数の遺伝子検査とパネル検査の違い
- 標準治療とがんゲノム医療の関係
- 検査を受けるタイミングが治療機会にどう影響するか
- 検査結果が治療に結びつかない場合もあること
がん遺伝子検査は、個々の病状や治療歴によって適応が異なる医療情報です。番組やこの記事は一般的な理解のための情報であり、検査を受けるかどうかは主治医やがんゲノム医療を扱う医療機関で相談してください。
よくある質問
8月31日の「きょうの健康」は何時から?
2026年8月31日(月)20:30~20:45、NHK Eテレで放送予定です。
講師は誰ですか?
京都大学 腫瘍内科学 教授の武藤学さんです。キャスターは島津咲苗さんと小郷知子さんです。
がん遺伝子パネル検査とは?
がん組織や血液を使い、数十から数百の遺伝子を一度に調べて、治療法の手掛かりを探す検査です。
検査を受ければ必ず薬が見つかりますか?
必ずではありません。遺伝子変化が見つからない、適した薬がないなど、治療につながる情報が得られない場合もあります。

