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京都の心ここにあり 祗園・都をどり11月7日|2016年公演はなぜ節目?歌舞練場改修前の舞台をひもとく|11/7 10:00

11月7日(土)10時からNHK BS8Kで放送される「京都の心ここにあり 祗園・都をどり」は、2016年4月の都をどりを8K映像で記録した番組です。

今回の見どころは華やかな舞台そのものだけではありません。2016年は、長く都をどりの本拠地だった祇園甲部歌舞練場が耐震改修のため休館した年でもあり、現在から振り返ると大きな節目にあたります。

京都の心ここにあり 祗園・都をどり11月7日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年11月7日(土)10:00〜
放送局NHK BS8K
番組名京都の心ここにあり 祗園・都をどり
収録内容2016年4月の都をどりと本番までの約1か月
出演井上八千代

番組表の紹介では、京都・祇園の芸舞妓が年に一度披露する「都をどり」の2016年の舞台を収録し、特別に舞台裏にもカメラが入り、本番までの1か月を記録した内容とされています。

井上八千代さんの出演も案内されています。舞台の華やかさだけではなく、稽古や準備を経て本番を迎えるまでの時間に目を向けることで、完成された舞台の裏側にある積み重ねも見えてくる構成です。

2016年の都をどりはなぜ節目なの?

2016年は祇園甲部歌舞練場が耐震改修のため休館した年です。祇園甲部歌舞会の公式年表では、平成28年に歌舞練場が耐震改修のため休館し、その後の平成29年と30年は京都芸術劇場春秋座、平成31年は南座で都をどりが行われたことが確認できます。

つまり番組が記録した2016年の舞台は、長く親しまれてきた歌舞練場での公演がいったん区切りを迎える時期と重なります。番組を見るときにこの背景を知っていると、単なる過去の公演映像ではなく、ひとつの時代の区切りを映した記録としても味わえます。

祇園甲部歌舞練場は改修を経て、2022年11月に工事が竣工し、2023年4月には新開場記念の都をどりが行われました。さらに2024年には第150回を迎えています。2016年から現在までを一本の流れとして見ると、舞台を守りながら会場を変え、再び本拠地へ戻ってきた歴史が浮かび上がります。

都をどりはどんな舞台?

都をどりは、祇園甲部歌舞会の公式サイトによると明治5年に始まった伝統行事です。毎年4月、銀襖の前の総をどりで幕を開け、春から夏、秋、冬、そして再び春へと季節をめぐる華やかな舞台が続きます。

舞台では芸妓・舞妓が舞うだけでなく、三味線や唄、笛、太鼓なども芸妓・舞妓が担います。衣裳には京友禅や西陣織が使われ、舞台装置にも日本画の伝統技法が生かされていると公式サイトで紹介されています。

もうひとつ特徴的なのが、毎年新作の舞が発表されることです。専属作家による新曲に京舞井上流家元が振付を行うため、長い歴史を持ちながら、その年ごとの新しい舞台として作られています。

2016年の映像を見るときも、「昔の舞台を再放送する」というだけでなく、その年にしか存在しなかった新作の舞や衣裳、舞台構成を記録した映像として見ることができます。

舞台裏まで記録しているのが今回の大きな見どころ

今回の番組は、約1時間の舞台を見せるだけではなく、本番までの1か月にカメラが入っている点が特徴です。表舞台では一糸乱れぬ舞いに見えても、その完成までには稽古や衣裳、音、舞台進行など多くの準備があります。

都をどりは毎年新作が作られるため、その年の舞台を仕上げる過程も毎回同じではありません。芸妓・舞妓がどのように本番へ向かっていくのかを知ることで、完成した舞台を見る目も変わってきます。

華やかな場面だけを楽しみたい方はもちろん、京都の伝統芸能がどのように受け継がれているのかに興味がある方にも見応えのある内容です。

井上八千代さんはどんな人?

番組情報では井上八千代さんの出演が案内されています。井上八千代の名は、祇園甲部の舞を支える京舞井上流と深く結びついています。

祇園甲部歌舞会の公式サイトでは、都をどりの始まりについて、万亭九代目当主・杉浦治郎右衞門と三世井上八千代が芸妓・舞妓による群舞という新しい形式を考案したことが紹介されています。そして現在まで、祇園甲部の舞は京舞井上流のみとされています。

そのため、井上八千代さんの名前は出演者の一人というだけではなく、都をどりの振付と伝統を考えるうえで重要な存在です。番組では舞台の映像とあわせて、京舞井上流が長い時間をかけて受け継いできた表現にも注目したいところです。

前回10月28日放送との違いは?

この番組は2026年10月28日にもNHK BS8Kで放送されており、今回11月7日は同じ2016年収録の内容を改めて見る機会です。

前回放送については、「京都の心ここにあり 祗園・都をどり」10月28日の記事で、2016年の舞台と本番までの舞台裏を中心に整理しています。

今回はそこから一歩進め、2016年が歌舞練場の耐震改修前の節目にあたること、そしてその後に春秋座や南座へ会場を移し、再び祇園甲部歌舞練場へ戻った流れを踏まえて紹介しました。同じ映像でも背景を知ることで、見え方が変わってきます。

2026年の都をどりはどうなった?

祇園甲部歌舞会の公式サイトでは、2026年の第152回都をどりが4月1日から30日まで行われ、無事に千穐楽を迎えたことが案内されています。

演目は「寛永行幸都華麗」。寛永3年の行幸を題材に、都をどりらしい華やかさと往時をしのぶ演出を組み合わせた舞台だったと紹介されています。

2016年の記録映像を見たあとに2026年の現在へ目を向けると、会場の改修をはさみながらも、都をどりが毎年新しい作品として続いていることが分かります。10年前の舞台と今の都をどりをつなげて見るのも、この再放送ならではの楽しみ方です。

参考にした情報

よくある質問

11月7日の「京都の心ここにあり 祗園・都をどり」は何時から?

2026年11月7日(土)10時からNHK BS8Kで放送予定です。2016年4月の都をどりと、本番までの約1か月を記録した内容です。

2016年の都をどりが節目といえるのはなぜ?

祇園甲部歌舞会の公式年表では、2016年に祇園甲部歌舞練場が耐震改修のため休館しています。その後は春秋座や南座に会場を移したため、2016年は改修前の歌舞練場を振り返るうえで重要な時期です。

出演する井上八千代さんは都をどりとどんな関係がある?

祇園甲部の舞は京舞井上流のみで、都をどりは京舞井上流家元が新作舞の振付を担う伝統があります。井上八千代さんは、その系譜を考えるうえで重要な存在です。

まとめ

11月7日の「京都の心ここにあり 祗園・都をどり」は、2016年4月の都をどりと舞台裏を記録した番組です。

2016年は祇園甲部歌舞練場が耐震改修で休館した年でもあります。翌年以降は会場を移し、改修後に再び本拠地へ戻った歴史を知ってから見ると、番組の映像は華やかな舞台記録であると同時に、都をどりの大きな節目を残した資料としても楽しめます。

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