藏(3)あらすじ・キャスト|せきが後妻に、佐穂を追って烈が新発田へ【10月23日】|10/23 20:15
2026年10月23日(金)20時15分からNHK BSP4Kで放送される「藏(3)」は、田乃内家の人間関係が大きく揺れる第3回です。
父・意造は酒造りを立て直す一方、古町の芸者上がりのせきを後妻に迎える決断をします。意造に思いを寄せていた佐穂は傷心のまま新発田の実家へ戻り、佐穂を母のように慕う烈は、その後を追って家を飛び出します。
藏(3)の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月23日(金) |
| 放送時間 | 20:15〜20:59 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 作品 | 藏 |
| 話数 | 第3回 |
| 原作 | 宮尾登美子 |
| 脚本 | 中島丈博 |
| 音楽 | 深草アキ |
J:COMの番組表では、「藏(3)」が10月23日(金)20時15分から20時59分までNHK BSP4Kで放送予定と案内されています。
物語の舞台は大正時代から昭和初期の越後。造り酒屋・田乃内家の跡取り娘として生まれ、視力を失う運命を背負った烈が、家族の愛情と葛藤の中で力強く成長していく物語です。
藏(3)のあらすじを時系列で紹介
第3回では、前回までに重なった不幸から田乃内家が立ち直ろうとする一方で、新たな家族関係が大きな亀裂を生みます。NHKエンタープライズの公式DVDページと番組表の内容をもとに、流れを追って見ていきます。
1.意造が酒造りを再開する
前回、田乃内家では酒に雑菌が入り酒質が変わる「腐造」が起き、杜氏たちが責任を取って去りました。さらに烈の母・賀穂も亡くなり、家には深い喪失感が残ります。
第3回では、父の意造(鹿賀丈史)が気を取り直し、新潟の野積から新しい杜氏を迎えて酒造りを再開します。田乃内家にとって酒造りは家業であるだけでなく、家そのものを支える柱です。酒蔵の再出発は、意造が当主として前へ進もうとする決意の表れでもあります。
2.意造がせきを後妻に迎える
仕事の再建と並行して、意造は新潟・古町から芸者上がりのせき(洞口依子)を後妻として迎えます。
しかし、この結婚に祖母のむらと烈は強く反対します。烈にとって母・賀穂を失った悲しみはまだ大きく、その母の代わりのような存在として寄り添ってきたのが叔母の佐穂でした。そこへ新しい「母」となるせきが入ることで、家族の形が一気に変わります。
意造にとっては家を立て直すための新たな出発でも、烈にとっては自分の大切な場所が別の形へ変えられていく出来事です。この父娘の受け止め方の違いが、第3回の大きな緊張を生みます。
3.佐穂が傷心のまま新発田へ帰る
佐穂(檀ふみ)は、亡くなった姉・賀穂に代わって烈の養育に深く関わってきました。前回、賀穂は体調を崩した末に亡くなり、その前には佐穂を後妻にという思いも残していました。
ところが意造が選んだのは佐穂ではなく、せきでした。意造へひそかな思いを寄せていた佐穂にとって、この再婚は受け入れがたい現実です。佐穂は傷つき、田乃内家を離れて実家のある新発田へ帰ることになります。
ここで佐穂の退場は単なる失恋としてではなく、烈にとって最も近い養育者が突然いなくなるという大きな出来事になります。大人の事情によって家族の形が変わる中、烈は自分なりの方法で佐穂を求めます。
4.烈が佐穂を追って家を飛び出す
佐穂を母のように慕ってきた烈は、彼女が新発田へ帰ったことを受け入れられません。そこで烈は田乃内家を飛び出し、佐穂を追って新発田へ向かいます。
視力が悪化している烈にとって、一人で家を出ることは大きな危険を伴います。それでも行動に移すところに、烈の強い意志と佐穂への深い愛情が表れています。
父が決めた新しい家族の形に従うのではなく、自分にとって本当に大切な人を追う。この行動は、のちに困難に立ち向かう烈の芯の強さにつながる重要な場面として見ることができます。
藏(3)の主要キャストと役名
第3回では、田乃内家の中心人物に加えて、せきの登場によって人物関係が大きく動きます。
| 役名 | 出演者 | 第3回でのポイント |
|---|---|---|
| 田乃内意造 | 鹿賀丈史 | 酒造りを再開し、せきを後妻に迎える |
| 佐穂 | 檀ふみ | 意造への思いを胸に実家の新発田へ帰る |
| せき | 洞口依子 | 古町の芸者から意造の後妻として田乃内家へ入る |
| 烈 | 井上真央 | 佐穂を慕い、新発田へ向かう |
| むら | 香川京子 | 意造の再婚に烈とともに反対する |
| 賀穂 | 高橋惠子 | 烈の母。前回までの出来事が第3回の人間関係に影響する |
| 語り | 柳生博 | 物語を支える語り |
J:COMの番組表では、このほか渡辺えりさん、平田満さん、東野英心さんの出演も案内されています。
「藏」は烈の成長に合わせて子役から成長後の俳優へ引き継がれる作品で、第3回の烈は井上真央さんが演じています。後の回では河野由佳さんを経て松たか子さんへと成長していくため、少女期の烈が家族の変化にどう立ち向かうかを見ておくことが、その後の物語を理解するうえで重要です。
第3回の見どころは「家を守る意造」と「佐穂を追う烈」の対立
第3回の大きな見どころは、意造と烈の価値観がすれ違うことです。
意造は腐造と妻の死を経験したあと、杜氏を新たに迎えて酒造りを再開し、さらに後妻を迎えます。彼の行動は田乃内家を存続させる当主としての現実的な判断と見ることができます。
一方の烈は、家の都合よりも自分を育ててくれた佐穂との絆を重く受け止めます。せきの存在に反発し、佐穂を追って新発田へ向かう行動には、幼さだけでは片づけられない烈の意志があります。
同じ「家族を守りたい」という思いがあっても、意造と烈では守ろうとするものが違います。このずれが、父娘の関係と田乃内家の空気を変えていくところが第3回の核心です。
せきはどんな人物?第4回につながる新しい家族関係
せきは古町の芸者上がりで、意造の後妻として田乃内家に入ります。第3回では、彼女自身が何を考えてこの家に入るのかだけでなく、周囲が彼女をどう見るかも重要です。
祖母・むらと烈は再婚に反対し、佐穂は家を去ります。そのため、せきの登場は一人の新人物が加わる以上に、田乃内家の関係を組み替える出来事になります。
NHKオンデマンドの第4回あらすじでは、その後、せきと意造の間に長男・丈一郎が生まれることが確認できます。つまり第3回の再婚は、次回以降の跡取り問題や烈の立場にも直結する重要な転換点です。
前回(第2回)はどうなった?賀穂の死と腐造が第3回へ続く
第3回を理解するには、前回の第2回で起きた出来事を押さえておくと分かりやすくなります。
NHKオンデマンドによると、第2回では意造が烈を東京の大学病院へ連れて行きますが、烈の目は治る見込みがないと診断されました。さらに田乃内家の酒蔵で腐造が起き、先代からの杜氏たちが全員辞める事態になります。
そして烈の母・賀穂は、烈の目の治療を願う観音参りの無理がたたって寝込み、最後には佐穂を後妻にという思いを意造へ残して亡くなります。
この流れがあるからこそ、第3回で意造が佐穂ではなくせきを後妻に選ぶことが、佐穂と烈の双方に大きな痛みを与えます。第3回は単独の家出の物語ではなく、前回から積み重なった喪失とすれ違いが一気に表面化する回です。
第3回から第4回へ続くポイント
第4回の公式あらすじでは、祖母・むらが亡くなり、せきが意造の長男・丈一郎を出産します。しかし丈一郎は4歳で事故死し、意造は失意から酒蔵を閉じることになります。
さらに烈は14歳で完全に失明します。第3回で描かれる再婚と佐穂の離脱は、その後の田乃内家の運命に直結するため、家族それぞれの表情や言葉を丁寧に見ておきたいところです。
「藏」は一つの事件を解決するタイプのドラマではなく、何年にもわたる家族の時間を積み重ねていく作品です。第3回はその中でも、家族の構成が変わり、烈が自分の意志で動き始める転換点といえます。
参考にした情報
よくある質問
藏(3)はいつ放送されますか?
2026年10月23日(金)20時15分から20時59分まで、NHK BSP4Kで放送予定です。
藏(3)のあらすじは?
意造が新しい杜氏を迎えて酒造りを再開し、古町の芸者上がりのせきを後妻に迎えます。傷ついた佐穂は新発田の実家へ帰り、佐穂を慕う烈はその後を追って家を飛び出します。
第3回の烈役は誰ですか?
第3回の烈は井上真央さんが演じます。物語が進むと烈は成長し、河野由佳さん、松たか子さんへと役が引き継がれていきます。
せき役は誰ですか?
意造の後妻となるせきを演じるのは洞口依子さんです。せきの登場によって、烈・佐穂・むらを含む田乃内家の人間関係が大きく変わります。
まとめ
「藏(3)」は、意造が酒造りを再開し、せきを後妻に迎えることで田乃内家の家族関係が大きく変わる回です。
佐穂は意造への思いを抱えたまま新発田へ帰り、佐穂を母のように慕う烈は家を飛び出してその後を追います。家を守ろうとする意造と、大切な人を失いたくない烈の思いがぶつかる第3回は、その後の烈の成長と田乃内家の運命を理解するうえで重要な一話です。

