ドラマ「小麦とバターと復讐と」制作はカンテレ・テレビ西日本|AOI Pro.の過去作も紹介|10/7 23:00

ドラマ「小麦とバターと復讐と」は、2026年10月7日からカンテレ・フジテレビ系「水ドラ★イレブン」で放送される復讐×タイムリープの連続ドラマです。作品そのものに加えて気になるのが、「どの会社が制作しているのか」「AOI Pro.はどんな作品を作ってきた会社なのか」という制作面です。

AOI Pro.の公式発表では、制作著作はカンテレ(関西テレビ)・テレビ西日本、制作協力はAOI Pro.とされています。一方、カンテレの現行キャスト&スタッフページでは「制作著作 カンテレ」と表示されており、公式ページ間で表記に差があります。本記事では、この違いも含めて制作体制を整理し、各社の代表的な過去作を公式情報から確認します。

「小麦とバターと復讐と」の制作体制は?

AOI Pro.が2026年9月16日に公開した公式ニュースの作品概要には、制作協力:AOI Pro.、制作著作:カンテレ、テレビ西日本と記載されています。同じページでは、プロデューサーとして近藤匡さん(カンテレ)、黒澤優介さん(AOI Pro.)、鈴木伊織さん(AOI Pro.)、田端綾子さん(メディアプルポ)の名前も掲載されています。

そのため、本作は放送局側だけで完結する体制ではなく、放送・企画を担うテレビ局と、実制作を支える映像制作会社が組み合わさった作品と見ると分かりやすいでしょう。AOI Pro.は「制作協力」という立場で、ドラマ制作の現場を支える役割を担っています。

なお、カンテレの公式「キャスト&スタッフ」ページでは、現時点で「制作協力 AOI Pro.」「制作著作 カンテレ」と掲載されています。AOI Pro.公式の作品概要とは制作著作の表記が一致していません。公式情報同士に差があるため、「テレビ西日本の名前が誤り」と断定するのではなく、AOI Pro.公式ではカンテレ・テレビ西日本、カンテレ公式ではカンテレのみと表記されている、という整理が適切です。

関西テレビ(カンテレ)の過去の代表ドラマ

カンテレは、長年にわたり全国ネットの連続ドラマを制作してきた放送局です。代表例のひとつが、2006年に放送された篠原涼子さん主演の「アンフェア」です。カンテレ公式ページでは制作を「カンテレ/共同テレビ」としており、その後も映画化される長期シリーズへ発展しました。

2016年の「僕のヤバイ妻」もカンテレの制作著作作品です。伊藤英明さんと木村佳乃さんが出演した心理サスペンスで、第3回アジア・レインボー・テレビ・アワード2016では現代ドラマ作品部門とドラマ脚本部門の最優秀賞を受賞しています。

カンテレのCSR資料では、同年度のドラマとして「僕のヤバイ妻」「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」「嘘の戦争」を制作・放送したことや、2017年の「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」についても触れています。サスペンス、医療、刑事、社会派など幅広いジャンルの全国ネットドラマを継続的に作ってきたことが分かります。

テレビ西日本(TNC)の過去の代表ドラマ

テレビ西日本は福岡を拠点とするフジテレビ系列局です。全国ネット番組の放送だけでなく、地域発のドラマ制作でも実績があります。代表作として特に知られるのが、2013年の開局55周年記念ドラマ「めんたいぴりり」です。

「めんたいぴりり」は博多華丸さんと富田靖子さんが主演し、明太子づくりに挑んだ夫婦の人生を描いた作品です。テレビ西日本の公式情報では制作・著作:テレビ西日本と明記され、日本民間放送連盟賞のテレビドラマ番組で優秀賞を受賞。第30回ATP賞や第51回ギャラクシー賞でも評価されました。

2023年には、テレビ西日本開局65周年と福岡ソフトバンクホークスの節目を記念した連続ドラマ「1回表のウラ」を放送しています。球団職員となった元プロ野球選手を主人公にした福岡色の強い企画で、地域局ならではのドラマ制作の方向性が表れた作品です。

制作協力のAOI Pro.とは?過去作も確認

AOI Pro.は、CM、映画、ドラマ、ミュージックビデオなど幅広い映像コンテンツを手がける制作会社です。放送局ではなく、企画・プロデュース・撮影・演出など映像制作に必要な機能を持つプロダクションで、「小麦とバターと復讐と」では制作協力として参加しています。

ドラマ分野の実績は多く、公式の受賞作品一覧には「架空OL日記」「silent」「海のはじまり」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「しあわせな結婚」などが掲載されています。作品ごとに出資・制作、制作協力など関わり方は異なりますが、近年の話題作に継続して参加している会社です。

「架空OL日記」は、AOI Pro.公式で「出資・制作作品」と紹介されているドラマで、第36回向田邦子賞、第55回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞を受賞しています。また、2025年の「しあわせな結婚」はAOI Pro.の制作協力作品で、阿部サダヲさんと松たか子さんが出演しました。

こうした実績を見ると、AOI Pro.は単に撮影を請け負うだけではなく、作品ごとにプロデューサーを送り込み、ドラマの企画・制作体制に深く関わるケースがあることが分かります。「小麦とバターと復讐と」でも、AOI Pro.から黒澤優介さんと鈴木伊織さんがプロデューサーとしてクレジットされています。

カンテレ・テレビ西日本・AOI Pro.の役割の違い

3社の名前が並ぶと「結局どこが作っているの?」と分かりにくく見えますが、役割を分けて考えると整理しやすくなります。

  • カンテレ:番組の企画・放送を担う中心局。全国ネットのドラマ制作実績が豊富。
  • テレビ西日本:AOI Pro.公式の作品概要では制作著作として記載されるフジテレビ系列局。地域発ドラマの制作実績も持つ。
  • AOI Pro.:映像制作会社。本作では制作協力として参加し、プロデューサーも名を連ねる。

ドラマ制作では、放送局が企画・編成・放送を担当し、制作会社が撮影や制作進行など実制作を支える形が珍しくありません。本作も、放送局と制作プロダクションが役割を分担する体制になっています。

「小麦とバターと復讐と」の制作陣に注目するポイント

本作は、不倫をきっかけに人生を失ったパン職人・ミチルが2年前へ戻り、復讐と人生のやり直しに挑む物語です。サスペンス性だけでなく、恋愛や再出発の要素も含まれます。複数ジャンルをまたぐ作品だけに、制作会社やプロデューサーの過去作を知ると、作品の見え方も少し変わってきます。

カンテレには「アンフェア」「僕のヤバイ妻」など緊張感のあるドラマの蓄積があり、AOI Pro.にも「silent」「海のはじまり」「しあわせな結婚」など、人間関係や感情の機微を丁寧に描いた作品への参加実績があります。もちろん過去作と本作を同じ作風だと決めつけることはできませんが、制作背景を知る材料にはなります。

関連情報|キャスト・主題歌・あらすじ・原作

「小麦とバターと復讐と」の作品情報をさらに確認したい場合は、以下の関連記事も参考になります。

公式情報では、第1話は2026年10月7日よる11時から放送。主演は伊原六花さんで、七五三掛龍也さん、味方良介さん、寺本莉緒さんらが出演します。テレビ西日本でも同日23時から第1話が放送されます。

よくある質問

「小麦とバターと復讐と」の制作会社はどこですか?

AOI Pro.の公式作品情報では、制作著作はカンテレ・テレビ西日本、制作協力はAOI Pro.と記載されています。カンテレの現行キャスト&スタッフページでは制作著作がカンテレと表示されており、公式ページ間で表記差があります。

AOI Pro.は放送局ですか?

AOI Pro.は放送局ではなく、CM、映画、ドラマなどを手がける映像制作会社です。本作では制作協力としてクレジットされています。

テレビ西日本は過去にドラマを制作していますか?

はい。テレビ西日本は開局55周年記念ドラマ「めんたいぴりり」を制作・著作し、2023年には福岡ソフトバンクホークスと組んだ連続ドラマ「1回表のウラ」を放送しています。

AOI Pro.の代表的なドラマ作品には何がありますか?

公式の作品一覧では「架空OL日記」「silent」「海のはじまり」「しあわせな結婚」など、多数のドラマ・テレビ番組制作実績が確認できます。

まとめ|制作は放送局とAOI Pro.の分業体制

「小麦とバターと復讐と」は、AOI Pro.公式の作品概要では制作著作がカンテレ・テレビ西日本、制作協力がAOI Pro.とされています。カンテレの現行スタッフページでは制作著作がカンテレのみと記載されているため、公式ページ間の表記差には注意が必要です。

カンテレには「アンフェア」「僕のヤバイ妻」などのドラマ制作実績があり、テレビ西日本には「めんたいぴりり」「1回表のウラ」といった地域発ドラマがあります。AOI Pro.も「架空OL日記」「silent」「海のはじまり」「しあわせな結婚」など多くの映像作品に関わってきました。制作陣の背景を知っておくと、本作の映像づくりや演出、物語の見せ方にも注目しやすくなります。

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