なんでも鑑定団|伊藤若冲はなぜ偽物?花鳥図の鑑定理由・藤井勉3点と古九谷も解説|9/6 12:54
2026年9月6日(日)12時54分からテレビ大阪で放送される『開運!なんでも鑑定団』。103歳で亡くなった叔母が遺したモモイロサンゴ、藤井勉の絵3点、古九谷の大皿、そして亡き父が信じていた伊藤若冲の花鳥図が登場します。
この回は当サイトで以前、モモイロサンゴ550万円など「結果一覧」を中心に扱っています。そこで今回は重複を避け、伊藤若冲の花鳥図がなぜ偽物と判断されたのか、本物だった藤井勉の3作品や古九谷との違いを軸に深掘りします。
結論は、若冲と信じられていた花鳥図は真筆ではありません。一方、藤井勉の少女画2点とバラの水彩画はすべて本物。見た目の有名作家らしさだけでなく、制作年代、顔料、構図、筆致といった具体的な根拠をどう見るかが、この回の大きな面白さです。
テレビ大阪「なんでも鑑定団」9月6日の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送局 | テレビ大阪1 |
| 放送日時 | 2026年9月6日(日)12:54~14:00 |
| 元放送 | テレビ東京 2026年5月19日放送回 |
| 主なお宝 | モモイロサンゴ、藤井勉の絵3点、伊藤若冲と伝わる掛軸、古九谷の大皿ほか |
| ゲスト | 林家つる子 |
テレビ大阪の公式ページで、200万円で購入されたモモイロサンゴ、退職金で買った藤井勉の絵3点、伊藤若冲の花鳥図、古九谷の大皿などが今回の見どころとして案内されています。出張鑑定は福岡県大野城市です。
MCは今田耕司さん、福澤朗さん、菅井友香さん。出張リポーターは原口あきまささんで、鑑定士には各分野の専門家が登場します。
伊藤若冲の花鳥図はなぜ偽物?真筆と合わなかった3つのポイント
伊藤若冲の作品だと信じられていた花鳥図は、鑑定では真筆ではないと判断されました。父親が本物だと信じて大切にしてきた品だけに、価格以上に「本当に若冲なのか」が焦点になるお宝です。
既存記事で整理した鑑定内容では、主に制作時期、使われている顔料、構図や描写が真筆の特徴と一致しないことが否定材料になりました。署名や落款がそれらしく見えても、作品全体の時代感や材料まで整合しなければ真筆とは認められません。
若冲は江戸時代の絵師です。したがって紙や絹、顔料、線の運び、モチーフの配置などを同時に見て、後世に作られたものではないかを検討します。この回では「有名な名前が書かれていること」と「その画家本人が描いたこと」は別だと分かる鑑定です。
藤井勉の絵3点はすべて本物|2005年頃の円熟期作品
若冲と対照的に、退職時の自分へのご褒美として購入された藤井勉の絵3点はすべて本物でした。内容は少女の油彩画2点と、バラの水彩画1点です。
テレビ東京の公式データベースでは、いずれも2005年頃、藤井勉さんが60歳ごろの円熟期に描いた作品とされています。少女2点のモデルは次女・亜希子さんで、髪や肌の繊細な質感、父親が娘を見る温かな視線が作品の特徴として評価されました。
バラも藤井勉が得意としたモチーフです。市場に作品数があり価格が極端に跳ねるタイプではない一方、3点がそろった上品なコレクションとして評価されています。真贋鑑定では、画家が得意とするモチーフや制作時期との整合性が重要だと分かります。
古九谷・モモイロサンゴも登場|「古い」「珍しい」だけでは決まらない
出張鑑定には古九谷の大皿も登場します。既存記事で整理した結果では17世紀の古九谷とされ、時代の古さだけでなく、絵付け、胎土、釉薬、形、焼成の特徴などを総合して見られます。
一方、103歳の叔母が遺したモモイロサンゴは、41年ほど前に200万円で購入されたもの。鑑定結果は550万円でした。成長に非常に長い年月を要する天然サンゴで、大きさや色、状態、加工などが価値に影響します。
同じ回でも、日本画・洋画・陶磁器・天然素材では鑑定の物差しがまったく違います。番組を「値段当て」として見るだけでなく、専門家が何を証拠としているかに注目すると、真贋の説明がより面白くなります。
既存の結果記事との違い|今回は「若冲が偽物だった理由」に特化
当サイトには同じ元放送回を扱った「モモイロサンゴ・伊藤若冲・藤井勉の鑑定結果まとめ」があります。そちらは各お宝の結果を横断的に確認したい人向けです。
この記事では、同じ内容の言い換えを避けるため、若冲の真贋理由と、本物だった藤井勉との対比を中心にしました。鑑定額を一覧で見たい場合は既存記事、なぜ本物・偽物と判断されたのかを知りたい場合は本記事、という役割分担です。
番組全体の高額品を比較したい場合は、「なんでも鑑定団の歴代最高額・高額鑑定まとめ」も参考になります。
見どころ|真贋は「名前」ではなく作品そのものを積み上げて判断する
この回で最も検索したくなるのは「若冲は本物だったのか」という一点ですが、答えだけ知るより、否定の根拠を追うと鑑定団らしさが分かります。著名作家の署名があること、家族が長年信じてきたこと、購入時に高価だったことは、それだけでは真筆の証明になりません。
逆に藤井勉の3点は、制作時期、描かれた人物、得意なモチーフ、描写の特徴が作家の経歴と結びつきます。専門家は一点の決め手だけでなく、複数の情報が矛盾なくつながるかを見ています。
参考情報
よくある質問(FAQ)
伊藤若冲の花鳥図は本物でしたか?
いいえ。番組の鑑定では伊藤若冲の真筆ではないと判断されました。制作時期、顔料、構図などが真筆の特徴と合わないことが理由として示されています。
藤井勉の絵3点は本物ですか?
はい。少女の油彩画2点とバラの水彩画はいずれも本物と鑑定され、2005年頃の円熟期の作品とされました。
モモイロサンゴの鑑定額はいくらでしたか?
200万円で購入されたモモイロサンゴは550万円でした。
テレビ大阪の放送はいつですか?
2026年9月6日12時54分から14時まで放送予定です。
まとめ|若冲は偽物、藤井勉3点は本物。理由を見ると鑑定がもっと面白い
9月6日のテレビ大阪「なんでも鑑定団」では、伊藤若冲と信じられた花鳥図は真筆ではなく、藤井勉の絵3点はすべて本物という対照的な結果が出ます。モモイロサンゴは550万円、古九谷も時代をさかのぼる品として注目されました。
今回のポイントは、名前や購入価格だけで真贋を決めないことです。制作年代、顔料、構図、筆致、作家が得意とした題材など、複数の根拠が一致するかを専門家が積み上げます。既存の結果一覧記事とあわせて読むと、金額だけでなく「なぜその判定になったか」まで理解しやすくなります。

