解体キングダム9月13日|巨大空中工場の正体は?山北天空大橋(旧河内川橋)を解説|9/13 11:30
2026年9月13日(日)11時30分からNHK BSで「解体キングダム 高速道路スペシャル 地上100m “巨大空中工場”を解体せよ」が放送されます。国家プロジェクトとして建設が進む新東名高速道路の巨大橋と、橋を造るため上空に設けられた大規模設備の解体に密着する90分です。
今回、番組を見て最も気になりやすいのは「巨大空中工場とは何?」「あの橋はどこ?」という点です。NEXCO中日本の公式資料では、NHK「解体キングダム」が取材した橋は工事中名称河内川橋で、現在は山北天空大橋と命名されています。さらに後半には、上信越道・北野牧トンネル上の巨大岩を撤去する難工事も登場します。
解体キングダム9月13日の放送情報
| 番組名 | 解体キングダム 高速道路スペシャル 地上100m “巨大空中工場”を解体せよ |
|---|---|
| 放送局 | NHK BS |
| 放送日 | 2026年9月13日(日) |
| 放送時間 | 11:30~13:00 |
| 出演 | 田中道子、魔裟斗 |
| 語り | 大塚明夫、庄司宇芽香 |
| 主な現場 | 新東名の巨大橋/上信越道・北野牧トンネル上部の岩塊撤去 |
9月13日のNHK BS番組表では11時30分~13時の放送として案内されています。この回の初回放送は2024年12月7日で、当時もNHK BSの90分スペシャルとして放送されました。
「巨大空中工場」の正体は?新東名の橋を造るための巨大な仮設設備
番組タイトルにある「巨大空中工場」は、一般の工場建物のことではありません。急峻な谷をまたぐ巨大橋を地上高くで造るため、橋の施工に合わせて上空に設けられた大規模な仮設設備を、番組が分かりやすく「空中工場」と表現しています。
NEXCO中日本の山北天空大橋資料では、この橋の工事に「移動式作業車」を用いることが技術資料として案内されています。橋の上部構造を施工するために使った大規模な鉄骨・作業設備は、役目を終えれば今度は安全に解体して地上へ降ろさなければなりません。番組の核心は、橋を造った設備そのものをどう分解し、複雑に組まれた部材を落下させず撤去するかという“建設の後始末”です。
高所での解体は、単にボルトを外せば終わる作業ではありません。どの部材が荷重を受けているのか、外す順番で全体の安定がどう変わるのかを読みながら進める必要があります。番組予告の「あやとりのように複雑に絡みあう鉄骨」という表現は、その難しさを端的に示しています。
番組の巨大橋は山北天空大橋|旧名「河内川橋」
NEXCO中日本は、番組で取材された新東名の橋について「山北天空大橋(工事中名称:河内川橋)」と案内し、過去の報道実績にNHK「解体キングダム」を明記しています。場所は神奈川県足柄上郡山北町で、新秦野IC~新御殿場IC間、丹沢湖から流れる河内川に架かる橋です。
2025年に決まった「山北天空大橋」という名称は、山北町の地名と、河内川上空の雄大な景観、バランスドアーチ橋の特徴を表しています。NEXCO資料では上り線771m、下り線692m、川面から約125m、最大支間長220m。日本最大級のバランスドアーチ橋として建設が進められています。
初回放送時の2024年12月にはまだ「河内川橋(仮称)」として知られていたため、再放送を見て検索すると「河内川橋」と「山北天空大橋」の2つの名前が出てきます。これは別の橋ではなく、工事中名称から正式名称へ変わったものです。
なぜ地上100m級の設備解体が難しい?注目は「順番」と地上への搬出
巨大な仮設設備は、橋を施工している間は作業床や機械を支える“仕事場”です。しかし橋が完成に近づくと、その設備自体が不要になります。ところが谷の上では大型クレーンを自由に置ける場所が限られ、部材を不用意に落とすこともできません。
そこで重要になるのが、構造の安定を崩さない解体順序と、分割した部材を確実に地上へ下ろす方法です。番組は、鉄骨が複雑に組み合わさった設備を一つずつ解きほぐす工程に密着します。「建てる技術」だけでなく、「安全に消す技術」までが高速道路建設を支えていることが分かる回です。
新東名の巨大橋という完成物に目が向きがちですが、再放送では仮設設備がどう役割を終えるのかに注目すると、タイトルの「解体キングダム」らしい面白さが見えてきます。
もう一つの難工事|上信越道・北野牧トンネル上の巨大岩を撤去
この90分スペシャルでは新東名だけでなく、高速道路の安全を守る別の大規模工事も扱われます。応用地質株式会社の公式発信では、2024年12月7日の「高速道路スペシャル」に同社技術者が出演し、北野牧トンネル岩塊撤去工事で岩盤の割れ目の観察・計測を紹介したとされています。
現場は上信越自動車道の北野牧トンネル上部。長野県の道路資料にも「NHK解体キングダム撮影風景」と記録されており、高速道路へ岩を落とさずに巨大岩塊を除去する工事です。新東名の“空中工場”が仮設構造物を解く仕事なら、北野牧は自然の岩盤を安全に小さくして取り除く仕事。同じ「解体」でも対象もリスクも異なります。
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解体キングダム高速道路スペシャルのよくある質問
解体キングダム「高速道路スペシャル」はいつ放送?
2026年9月13日(日)11時30分から13時までNHK BSで放送予定です。
番組の巨大橋はどこ?
新東名高速道路の神奈川県山北町、河内川に架かる橋です。工事中は河内川橋と呼ばれ、2025年に「山北天空大橋」と命名されました。
山北天空大橋の高さは?
NEXCO中日本の2025年資料では、川面から約125mに架かる橋とされています。番組タイトルの「地上100m」は現場のスケールを示す表現です。
後半の巨大岩はどこ?
上信越自動車道・北野牧トンネル上部の岩塊撤去工事です。応用地質や長野県の資料でも「解体キングダム」の撮影・放送実績が確認できます。
まとめ|山北天空大橋の「造るための設備」を解体するのが今回の主役
9月13日の「解体キングダム 高速道路スペシャル」は、新東名の巨大橋を造った地上高くの仮設設備を、安全に解体していく工程が中心です。番組で取材された橋は、当時「河内川橋」と呼ばれていた現在の山北天空大橋。NEXCO中日本の最新資料では川面から約125mに架かる日本最大級のバランスドアーチ橋です。
さらに上信越道・北野牧トンネル上の巨大岩塊撤去も登場します。完成後に残らない仮設設備や、道路を脅かす岩をどう安全に取り除くのか。高速道路ができるまでの“見えない解体”に目を向けると、90分スペシャルの二つの現場が一本のテーマでつながります。

