iPS細胞の心筋シートとは?世界初手術の仕組み・山中伸弥と澤芳樹【9/23 BS8K】|9/23 11:00
2026年9月23日(水)11時からNHK BS8Kで放送される「iPS細胞が心臓病患者を救う~世界初の手術 実施までの軌跡~」は、iPS細胞から作った心筋細胞を重症心不全患者の心臓へ移植する世界初の試みに密着したドキュメンタリーです。
放送で特に知りたくなるのは「心筋シートはどう作るのか」「手術では何をするのか」「山中伸弥さんと澤芳樹さんはどのように関わったのか」という点です。番組は2020年5月放送の内容で、大阪大学が2020年1月に実施した第1例目の移植までの軌跡を8K映像で追います。
9月23日の放送情報|世界初のiPS心筋細胞移植を8Kで追う
| 番組名 | iPS細胞が心臓病患者を救う~世界初の手術 実施までの軌跡~ |
| 放送日時 | 2026年9月23日(水)11:00~ |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 主な出演 | 山中伸弥、澤芳樹 |
| 中心テーマ | iPS細胞由来心筋細胞シートを用いた重症心不全治療 |
| 元放送 | 2020年5月 |
大阪大学の一次情報では、iPS細胞から人へ移植できる心筋細胞を大量に作り、シート状に加工して重症心筋症患者へ移植する医師主導治験が行われました。第1例目への移植は2020年1月に完了しています。
iPS細胞の「心筋シート」とは?心臓を丸ごと作る治療ではない
この治療は、iPS細胞から心筋細胞を作り、それを薄いシート状にして心臓表面へ移植する方法です。心臓そのものを交換するのではなく、傷んだ心筋の働きを助ける再生医療として研究されてきました。
大阪大学は、重症心不全では人工心臓や心臓移植が重要な治療選択肢になる一方、移植ドナー不足などの課題があると説明しています。そこで、iPS細胞由来の心筋細胞を用いて心機能の回復を目指すアプローチが検討されました。
同じ心臓病でも、心筋梗塞の前兆やAEDなど救急時の対応を知りたい場合は、サイト内の「健康カプセル!ゲンキの時間」心筋梗塞回の記事もあわせて確認できます。
山中伸弥と澤芳樹の役割|基礎研究から臨床へつながった
山中伸弥さんはiPS細胞研究を切り開いた研究者で、番組には京都大学教授として出演。澤芳樹さんは大阪大学心臓血管外科で再生医療の臨床応用を進め、心筋細胞シート移植の中心を担った医師として紹介されます。
大阪大学心臓血管外科は、2006年から山中さん側との共同研究を進め、2020年に世界初のiPS細胞由来心筋細胞を用いた心不全患者へのFirst in human試験を行ったと説明しています。番組では「細胞を作る研究」が実際の患者治療へ届くまでの長い工程が見どころです。
番組で注目したいポイント|8K顕微鏡映像で細胞の変化を可視化
この番組の特徴は、単に手術室を追うだけでなく、iPS細胞がどのように作られ、心筋細胞へ変化し、移植可能な状態へ整えられるかを8Kカメラや顕微鏡撮影で見せる点です。
- iPS細胞から心筋細胞へ変化していく過程
- 移植に使う心筋細胞を安全に大量作製する工程
- シート状の細胞を心臓へ移植する手術の考え方
- 重症心不全に対する既存治療と再生医療の位置づけ
- 研究者・外科医が世界初の治療へ到達するまでの検証
なお、これは一般的な治療法を自己判断で選ぶための番組ではありません。治療の適応や現在利用できる医療については、実際の医療機関で専門医へ確認する必要があります。
よくある質問
iPS細胞から心臓そのものを作って移植するのですか?
番組で扱うのは心臓そのものを作る治療ではなく、iPS細胞から作製した心筋細胞をシート状にして心臓表面へ移植する治療です。
世界初の手術はいつ行われましたか?
大阪大学の公式発表では、第1例目の患者へのiPS細胞由来心筋細胞シート移植は2020年1月に実施されました。
番組の主な出演者は?
山中伸弥さんと澤芳樹さんが出演者として案内されています。
まとめ
9月23日のNHK BS8K「iPS細胞が心臓病患者を救う」は、世界初のiPS細胞由来心筋細胞シート移植が実現するまでを追う番組です。ポイントは、iPS細胞を心筋細胞へ変え、シート化し、重症心不全患者の心臓へ移植するまでの研究と臨床の連携。山中伸弥さんのiPS細胞研究と、澤芳樹さんら大阪大学チームの心臓再生医療がどう結びついたのかを、8Kならではの映像で確認できます。

