命捧げ候 後編「父とは名乗れず」あらすじ・キャスト|緒形拳が父と名乗れぬまま娘を救う|8/30 18:45
BS時代劇・選『命捧げ候』後編「父とは名乗れず」が、2026年8月30日(日)18時45分からNHK BSで放送されます。緒形拳さん演じる男が、名を捨てて生きた16年の末に、実の娘を守るため再び剣を取る時代劇です。
後編の焦点は、父と名乗れない伊之吉と娘・おくみ、そしておくみの恋人・源太を狙う牧之進との対立です。前編で積み上がった罪と家族の痛みが、後編で一気に決着へ向かいます。
命捧げ候 後編「父とは名乗れず」の放送日時・キャスト
| 番組名 | 【BS時代劇・選】命捧げ候 後編「父とは名乗れず」 |
| 放送日 | 2026年8月30日(日) |
| 放送時間 | 18:45~19:30 |
| 放送局 | NHK BS/BSP4K |
| 出演 | 緒形拳、南野陽子、平田満、浅野忠信、冨家ノリマサ、高松英郎 |
| 原作 | 藤沢周平 |
| 脚本 | 中島丈博 |
| 音楽 | 菅野由弘 |
今回の選集放送では、2002年放送の金曜時代劇として紹介されています。緒形拳さんを中心に、南野陽子さん、平田満さん、浅野忠信さんらが出演する重厚な時代劇です。
後編のあらすじ|父とは名乗れない伊之吉が娘を守る
20歳になったおくみ(南野陽子)にとって、「伊之吉」を名乗る老人(緒形拳)との出会いは、理由の分からない胸騒ぎを覚えるものでした。おくみを育てた浅次郎(平田満)は、磯野厳衛門の息子・牧之進(冨家ノリマサ)が、おくみの恋人・源太(浅野忠信)の命を狙っていることを伊之吉へ知らせます。
しかし伊之吉は、おくみの母を自ら斬った過去を抱えており、実の父だと名乗れる立場ではありません。それでも娘と源太を救うため、大親分の九蔵(高松英郎)に勝負を挑み、源太から手を引く証文をめぐる戦いへ踏み込んでいきます。
タイトル「父とは名乗れず」が示す伊之吉の苦しみ
この後編の核心は、単なる仇討ちや剣戟ではなく、父親でありながら父と名乗れない男の贖罪です。伊之吉は娘を守りたい一方、自分が過去に犯したことを思えば「父」として受け入れてもらう資格があるのかという苦しみから逃れられません。
緒形拳さんの芝居を追うときは、剣を振るう場面だけでなく、おくみを前にした視線や距離感にも注目です。近年の番組で緒形拳さんとの交流が語られた記事として、「初耳学8/16石田ゆり子|緒形拳との絆」もあります。
前編「妻よ、許せ!」から続くポイント
前編では、木曾福島藩の吟味役だった塚本伊織が、不正をめぐる争いから逃亡し、身重の妻・佐江と江戸へ向かうところから始まります。娘の病や生活苦のなかで家族は追い詰められ、伊織はやがて名前も過去も捨てることになります。
後編を見る前に覚えておきたいのは、伊之吉が「娘を捨てた父」ではなく、娘に近づきたくても近づけない事情を抱えた人物だという点です。その葛藤が、牧之進から源太を守る行動に強く表れます。
藤沢周平原作らしい見どころ|剣より重い人情と贖罪
藤沢周平作品では、武士の義理や身分だけでなく、家族や市井の人々の感情が物語の重心になります。『命捧げ候』も、過去の罪を消せない男が、それでも誰かを守ろうとする姿に重さがあります。
後編は45分枠ですが、父娘、恋人同士、育ての親、敵対する男たちの関係が一つの決着へ集約されます。「父とは名乗れず」という副題の意味が、最後まで見たときにどう響くのかが最大の見どころです。
命捧げ候 後編のFAQ
「命捧げ候」後編はいつ放送?
2026年8月30日(日)18:45~19:30、NHK BSで放送されます。BSP4Kでも編成されています。
緒形拳が演じる伊之吉の正体は?
伊之吉は、かつて塚本伊織として生きていた元武士です。後編では実の娘おくみの前で父と名乗れない苦しみを抱えます。
原作は誰?
藤沢周平です。脚本は中島丈博、音楽は菅野由弘です。
まとめ|父と名乗れない男が命を懸ける後編
『命捧げ候』後編「父とは名乗れず」は、緒形拳さん演じる伊之吉が、実の娘おくみを前に父と名乗れないまま、その命と幸せを守ろうとする物語です。浅野忠信さん演じる源太を狙う牧之進との対立が、伊之吉の贖罪と父性を試す局面になります。

