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囲碁フォーカス10月15日「盤上探偵!」は何を解く?横塚力八段の新講座とヒラキの見どころ|10/15 13:10

10月15日(木)13時10分からNHK Eテレで放送される「囲碁フォーカス」は、横塚力八段が講師を務める新講座「盤上探偵!リッキーの事件簿」を紹介する回です。10月11日に放送された内容の再放送にあたり、横塚八段が盤上で起きた「事件」を論理的に解き明かしていくという、少し変わった切り口が見どころです。

ここでいう「事件」はドラマの殺人事件ではありません。対局中に形勢を悪くした原因や、石の配置に潜む問題を手掛かりに、「なぜこの局面になったのか」を考える囲碁講座です。ミステリー仕立ての題名にひかれた方でも、内容を知っておけば番組をぐっと見やすくなります。

囲碁フォーカス10月15日の放送日時と出演者

項目内容
放送日2026年10月15日(木)
放送時間13:10〜13:40
放送局NHK Eテレ
講師横塚力八段
司会羽根彩夏二段
声武田華
講座名盤上探偵!リッキーの事件簿

Gガイドの番組情報では、10月から始まった新講座として横塚力八段が登場し、「なぜ、盤上でこんな事件が起こったのか」を論理的に解き明かしていく内容と案内されています。

10月15日は木曜13時10分からの放送で、10月11日日曜正午に放送された回をもう一度見られる機会です。日曜の本放送を見逃した方や、講座部分を落ち着いて確認したい方には見やすい時間帯といえます。

「盤上探偵!リッキーの事件簿」はどんな講座?

局面に起きた問題を「事件」と見立て、原因をたどって解決策を考える講座です。タイトルだけを見ると推理ドラマのようですが、実際に追うのは犯人ではなく、盤上で形勢を損ねた理由や石の働きです。

囲碁では一手だけを見ても、その手が良いか悪いか分かりにくいことがあります。少し前の配置、相手の厚み、自分の石の弱さ、空いている場所の広さなどが重なって結果が生まれるためです。横塚八段の講座は、その前後関係を整理しながら「どこに原因があったのか」を考える構成になっています。

「犯人・黒幕」は出てくる?

番組名に「事件」「探偵」とありますが、人物が起こす犯罪を扱う企画ではありません。したがって、一般的なミステリードラマのような犯人や黒幕を追う内容ではなく、盤上の失敗原因や判断の分岐点を“犯人”のように探すのがポイントです。

「どの手が悪かったのか」と単純に一手だけを責めるのではなく、その前にどんな選択をしていたかまでさかのぼると、初心者にも囲碁の考え方がつかみやすくなります。事件を解くような順番で説明することで、局面の因果関係が見えやすくなるわけです。

10月の中心テーマは「ヒラキ」

NHK出版の2026年10月号案内では、新講座「盤上探偵!リッキーの事件簿」の10月テーマとして「徹底調査!ヒラキの真実」が掲げられています。さらに「これで安全 二間ビラキ」「段差で安心 三間ビラキ」「厚みを生かす石の幅」といった内容が並びます。

ヒラキは、辺にある自分の石から適度な距離を取って石を置き、根拠や勢力を作る基本的な考え方です。ただし、いつでも同じ間隔で開けばよいわけではありません。周囲の石の強弱や相手の勢力によって、二間がよい場面もあれば三間が有効な場面もあります。

番組では「なぜその幅なのか」という理由に注目して見ると、単なる定石暗記ではなく、横塚八段が何を手掛かりに判断しているのかが分かりやすくなりそうです。

横塚力八段はどんな棋士?

日本棋院の公式プロフィールによると、横塚力八段は1994年11月22日生まれ、東京都出身で、小松英樹九段門下。2015年に入段し、2019年には第75期本因坊戦リーグ入りを果たして七段へ昇段、2026年に八段となっています。

2024年には第19回広島アルミ杯・若鯉戦で優勝。若手・中堅の実力者が集まる棋戦でタイトルを獲得した実績があります。番組紹介でも、本因坊リーグ入りと若鯉戦優勝経験を持つ実力者として紹介されています。

盤上での力強い打ち回しに加えて、説明では柔らかな語り口が持ち味とされています。東京理科大学卒という経歴もあり、講座名の「探偵」という設定と、筋道立てて局面を追うスタイルがよくかみ合っています。

横塚八段の新講座そのものについては、既存記事「囲碁フォーカス新講師・横塚力八段とは?『盤上探偵!リッキーの事件簿』の見どころ」でも紹介しています。今回は再放送を見る前に、講座で何を追えばよいかという点に絞って整理しました。

盤上の「証拠」はどこを見る?

この講座を探偵もののように楽しむなら、盤上の石を「証拠」と考えると分かりやすくなります。注目したいのは、石と石の間隔、弱い石が残っていないか、相手の厚みに近づきすぎていないかという点です。

特に10月のテーマであるヒラキでは、石の幅が重要です。二間に開くのか、三間に開くのか、それとも別の場所を急ぐのか。結果だけを見るのではなく、横塚八段がどの条件を重視して結論を出すのかを見ると、講座の狙いがつかみやすくなります。

囲碁は「正解の一手」を覚えるだけでは応用が難しいゲームです。同じ形でも周囲の状況が違えば選ぶ手も変わります。そのため、原因を一つずつ整理する今回の形式は、初級者が考え方を身につけるのに向いた構成です。

前回の囲碁フォーカスは碁聖戦の特集

直前の「囲碁フォーカス」では、第51期碁聖戦五番勝負を取り上げ、佐田篤史八段を「桃太郎」、井山裕太九段を「魔王」と表現した対決が紹介されました。棋戦の勝負を楽しむ回から、今回は講座の新シリーズへとテーマが切り替わっています。

碁聖戦の内容を振り返りたい方は、囲碁フォーカス10月8日の佐田篤史と井山裕太の対局解説もあわせて読むと、番組の特集回と講座回の違いが分かります。

「囲碁フォーカス」はプロ棋戦の背景を知る回と、実際に打つ力を伸ばす講座回の両方がある番組です。10月15日は後者にあたり、考え方を順序立てて学びたい人に向いた回です。

10月15日放送で注目したい3つのポイント

まず注目したいのは、横塚八段が盤面のどこを最初の手掛かりにするかです。弱い石なのか、広すぎる間隔なのか、相手の厚みなのか。最初の着眼点を見るだけでも、自分で対局するときの振り返りに役立ちます。

次に、ヒラキの幅を決める理由です。「二間だから安全」「三間だから広い」と覚えるだけでなく、なぜその局面ではその距離なのかまで理解できると、似た局面にも応用できます。

最後は、説明の順番です。結論を先に覚えるのではなく、「異変を発見する→原因候補を挙げる→盤面を検証する→よりよい手を考える」という流れで見ると、「盤上探偵」という企画名の面白さが伝わってきます。

参考にした情報

よくある質問

囲碁フォーカス「盤上探偵!」に本当の犯人は出てきますか?

出てきません。「事件」は盤上で起きた失敗や問題をたとえた表現で、横塚力八段が局面を分析して原因と改善策を解き明かす囲碁講座です。

10月15日の囲碁フォーカスは何時からですか?

2026年10月15日(木)13時10分から13時40分まで、NHK Eテレで放送予定です。

10月の講座テーマは何ですか?

NHK出版の案内では「徹底調査!ヒラキの真実」が10月のテーマです。二間ビラキ、三間ビラキ、厚みを生かす石の幅などが扱われます。

まとめ

10月15日の「囲碁フォーカス」は、横塚力八段の新講座「盤上探偵!リッキーの事件簿」を楽しめる再放送です。犯人を追うドラマではなく、盤上で起きた問題の原因を「事件」のようにたどり、よりよい打ち方を考えていきます。

10月の軸はヒラキです。二間・三間の違いや、周囲の石との関係を横塚八段がどう説明するかに注目すると、囲碁の判断を丸暗記ではなく理由から理解しやすくなります。

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