囲碁フォーカス新講師・横塚力八段とは?「盤上探偵!リッキーの事件簿」の見どころ|10/11 12:00
10月11日(日)12時からNHK Eテレで放送される「囲碁フォーカス」は、10月から始まる新講座「盤上探偵!リッキーの事件簿」と、新講師の横塚力八段に注目する回です。
番組では、盤上で起きた出来事を「事件」に見立て、「なぜ、こんな事件が起こってしまったのか?」を論理的に解き明かしていきます。横塚八段がどんな棋士なのか、新講座では何を学べるのかを放送前に分かっている範囲で整理します。
10月11日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月11日(日)12:00〜12:30 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 講師 | 横塚力八段 |
| 司会 | 羽根彩夏二段 |
| 声 | 武田華 |
| 主な企画 | 盤上探偵!リッキーの事件簿 |
Gガイドの放送情報では、10月11日は「事件です、盤上探偵!新講師 横塚力八段」と題して放送されます。新講座のスタートに合わせ、講師本人の棋歴や人柄も紹介される構成です。
「盤上探偵!リッキーの事件簿」とは?
「盤上探偵!リッキーの事件簿」は、NHK出版の2026年度「囲碁講座」でも10月からの講座として案内されている企画です。10月号では「徹底調査!ヒラキの真実」がテーマとして示されており、ただ正解手を暗記するのではなく、盤上の形がなぜそうなったのかを考える方向がうかがえます。
「事件」を解くように囲碁を考える
今回の番組紹介では、「なぜ、盤上でこんな事件が起こったのか」を横塚八段が論理的に解き明かすと説明されています。囲碁では、結果だけを見れば「この石が取られた」「ここが薄くなった」と分かっても、原因は数手前の判断にあることが少なくありません。
新講座では、その原因を探偵が証拠を集めるようにたどる見せ方が特徴になりそうです。どの手で形勢を損ねたのか、どこで相手の狙いを見落としたのか、あるいは一見危険に見える形がなぜ成立しているのか。盤面を「事件現場」として読み解くことで、初中級者にも考える順番が伝わりやすくなります。
10月のテーマは「ヒラキ」
NHK出版の案内では、10月のテーマとして「徹底調査!ヒラキの真実」が掲載されています。ヒラキは辺で石の間隔を取りながら展開する基本的な打ち方ですが、広すぎれば侵入されやすく、狭すぎれば効率が悪くなるため、局面ごとの判断が重要です。
10月11日の放送で扱う具体的な盤面や問題手順は、放送前に確認できる公開情報では明らかになっていません。ただし新講座全体としては、ヒラキを題材に「なぜその間隔なのか」「なぜその場所が安全なのか」を理由から理解する内容が中心になると見られます。
新講師・横塚力八段はどんな棋士?
横塚力八段は1994年11月22日生まれ、東京都出身。日本棋院東京本院所属で、小松英樹九段門下です。2015年に入段し、2019年には第75期本因坊戦リーグ入りを果たして七段へ昇段しました。
日本棋院の公式プロフィールでは、2026年に八段へ昇段したことが掲載されています。番組タイトルでも「横塚力八段」と表記されているため、今回の新講座は八段昇段後の肩書でスタートする形です。
若鯉戦優勝の実績
横塚八段は2024年の第19回広島アルミ杯・若鯉戦で優勝しています。若手棋士が争う棋戦でタイトルを獲得しており、番組紹介でも本因坊リーグ入りと並ぶ代表的な実績として触れられています。
本因坊リーグ入りはトップ棋士と長期間戦う舞台への進出を意味し、若鯉戦優勝はトーナメントで勝ち切った実績です。両方を持つことから、実戦的な読みと勝負感覚をテレビ講座でどう言語化するかも見どころです。
東京理科大卒の経歴と論理的な解説
10月11日の番組紹介では、横塚八段が東京理科大学卒であることにも触れられています。今回の講座で強調されているのは、盤上の出来事を「論理的でわかりやすいトーク」で解き明かす点です。
囲碁講座では、強い棋士だからこそ感覚で分かっていることを、視聴者が再現できる言葉に置き換える必要があります。横塚八段の新講座では、「この手が正解です」で終わらず、原因と結果をつないで説明するスタイルが期待できます。
藤沢里菜女流本因坊との夫婦棋士としても知られる
日本棋院公式プロフィールでは、藤沢里菜七段が夫人であることも掲載されています。番組紹介でも妻が藤沢里菜女流本因坊である点が取り上げられています。
囲碁界を代表する夫婦棋士の一人ですが、10月11日の中心はあくまで横塚八段自身の新講師就任と講座のスタートです。家庭の話題よりも、棋士としての実績や説明力に焦点が当たりそうです。
今回の見どころは「答え」より「なぜ」にある
この新講座で注目したいのは、正解の一手そのものよりも、そこへ至る考え方です。囲碁は同じ形でも周囲の石の強弱や地の大きさによって最善手が変わるため、理由を理解できると別の局面にも応用しやすくなります。
「事件簿」という題名は、失敗の原因を犯人探しのようにさかのぼる構成とも相性が良いものです。盤上で大きな被害が出た場面だけを見るのではなく、その前にどんな小さな違和感や兆候があったのかを見つけることで、実戦の反省にもつながります。
また、声の出演として武田華さんが参加し、司会は羽根彩夏二段です。講師が一方的に解説するだけでなく、疑問を挟みながら進むことで、視聴者が「なぜ?」を共有できる構成にも注目です。
前回10月4日は第51期碁聖戦を特集
前回10月4日の「囲碁フォーカス」は、第51期碁聖戦五番勝負の佐田篤史七段と井山裕太九段の対局を取り上げました。今回とは異なり、実際のタイトル戦を振り返る内容です。
対局の結果や「桃太郎」「魔王」という両棋士のキャラクターを含めた前回内容は、囲碁フォーカス10月4日|佐田篤史「桃太郎」vs井山裕太「魔王」第51期碁聖戦の結果で詳しくまとめています。
タイトル戦の実戦解説から、10月11日は講座の新シリーズへと切り替わります。前回のようなトップ棋士の実戦を見る楽しさと、今回のように基本技術を理由から学ぶ楽しさの両方が「囲碁フォーカス」の特徴です。
参考にした情報
よくある質問
横塚力さんは現在何段ですか?
横塚力さんは八段です。日本棋院の公式プロフィールでは2026年に八段へ昇段したことが掲載されています。
「盤上探偵!リッキーの事件簿」はどんな講座ですか?
盤上で起きた失敗や問題を「事件」に見立て、なぜその状況になったのかを横塚力八段が論理的に解き明かす新講座です。10月はヒラキが主なテーマです。
10月11日の囲碁フォーカスは何時からですか?
2026年10月11日(日)12時から12時30分まで、NHK Eテレで放送予定です。
まとめ
10月11日の「囲碁フォーカス」は、新講師・横塚力八段と新講座「盤上探偵!リッキーの事件簿」を知る回です。
横塚八段は本因坊リーグ入り、若鯉戦優勝を経験し、2026年に八段へ昇段。講座ではその実戦力に加え、盤上で起きた出来事の原因を順序立てて説明する力が生かされます。
「なぜこの形になったのか」を解き明かす見方を覚えると、正解手の暗記だけでは得にくい実戦的な理解につながります。新シリーズの初期回として、横塚八段の説明スタイルにも注目したい放送です。

