『魚影の群れ』4K版のあらすじ・キャストは?大間マグロ漁と相米慎二の見どころ【9/20】|9/20 21:00
2026年9月20日(日)21時から日本映画専門チャンネル「日曜邦画劇場」で、『魚影の群れ<4Kデジタルリマスター版><PG-12>』が放送されます。吉村昭さんの同名小説を相米慎二監督が映画化した1983年作品で、緒形拳さん、夏目雅子さん、十朱幸代さん、佐藤浩市さんらが出演します。
今回の注目はストーリーだけではありません。日本映画専門チャンネルは「没後25年特別企画 3ヶ月連続 相米慎二4K」の一作として編成し、4K化TV初と案内。数百キロ級の本物のマグロと格闘する映像が、デジタルリマスターでどう見えるのかが大きな検索ポイントです。
『魚影の群れ』9月20日の放送時間・作品情報
| 番組 | 魚影の群れ<4Kデジタルリマスター版><PG-12>【日曜邦画劇場】 |
| 放送局 | 日本映画専門チャンネル |
| 放送日時 | 2026年9月20日(日)21:00~23:50 |
| 公開年・本編 | 1983年/141分 |
| 監督 | 相米慎二 |
| 脚本 | 田中陽造 |
| 原作 | 吉村昭 |
| 出演 | 緒形拳/夏目雅子/十朱幸代/佐藤浩市/五代目三遊亭圓楽/矢崎滋/石倉三郎 ほか |
| 今回の特徴 | 4Kデジタルリマスター版・4K化TV初/軽部支配人の解説あり |
公式番組案内では9月20日21時からの放送が明記され、同作は9月9日・20日・24日・30日に編成されています。9月20日の「日曜邦画劇場」では軽部支配人の解説も付くため、作品そのものだけでなく、1980年代日本映画の中での位置づけもつかみやすい回です。
あらすじ|大間のマグロ漁師・房次郎と娘、青年の衝突
舞台は青森県の下北半島。大間のベテラン漁師・房次郎は、妻が家を出てから娘のトキ子と暮らしてきました。ところがトキ子が恋人の俊一との結婚を望み、俊一は本気で漁師になろうと房次郎に弟子入りを願います。
房次郎は簡単には俊一を認めません。海で生きることは、仕事を覚えるだけではなく、命を賭けて自然と向き合うことでもあるからです。やがて2人を乗せた船はマグロの群れに遭遇し、家族の葛藤と漁の緊張感が一気に重なっていきます。
物語を「父が娘の結婚に反対する話」とだけ捉えると、この作品の荒々しさは見えにくくなります。父と娘、師匠と若者、男と女、それぞれが相手を思いながらも簡単には折り合えない関係を、海の厳しさと同じ強度で描く人間ドラマです。
本物のマグロ漁がすごい|緒形拳の“演技を超えた迫力”
日本映画専門チャンネルは、数百キロもある本物のマグロと格闘する緒形拳さんの姿を「演技を超えた迫力」と紹介しています。番組表でも、オールロケで撮影されたマグロ漁の場面が記録映画のようなリアルさで迫ると説明されています。
相米慎二監督は長回しで知られますが、この作品では俳優の演技だけでなく、船の揺れ、海面、漁具、身体の動きが同じ画面の中で切れずに続くことで、「漁を演じている」のではなく「その場で生きている」ような感触が生まれます。
4Kデジタルリマスター版では、こうした細部が見どころ。顔の表情だけでなく、船上の水しぶきや衣服の質感、海と空の階調など、1983年のロケ映像を現在の大画面で見直す意味があります。
相米慎二4K特集で見る意味|『台風クラブ』とのつながり
日本映画専門チャンネルは9・10月に「没後25年特別企画 3ヶ月連続 相米慎二4K」を展開し、『魚影の群れ』に加えて『台風クラブ<4Kレストア版>』などを編成しています。単発の名画放送ではなく、相米慎二監督の映像表現を高精細素材でたどる企画です。
さらに9月20日には「『魚影の群れ』佐藤浩市2014年インタビュー」の再放送も企画一覧に掲載されています。出演者の回想を合わせて見ると、過酷なロケや相米組の撮影方法を作品本編とは別角度から理解できます。
昭和期の日本映画を続けて探したい場合は、当サイトの昭和映画の記事一覧も参考になります。夏目雅子さんや十朱幸代さんを扱う関連記事も確認できます。
よくある質問
「魚影の群れ」は何時から?
2026年9月20日(日)21:00~23:50、日本映画専門チャンネルで放送予定です。
主演と主要キャストは?
緒形拳さん、夏目雅子さん、十朱幸代さん、佐藤浩市さんらが出演します。
映画の舞台はどこ?
青森県・下北半島の大間周辺が舞台で、マグロ漁に生きる漁師と家族を描きます。
今回の放送は何が特別?
日本映画専門チャンネルは、相米慎二監督没後25年特別企画の一環として4Kデジタルリマスター版を4K化TV初放送と案内しています。
まとめ|4Kで見直したい「海」と「人間」の映画
9月20日の『魚影の群れ』は21時から日本映画専門チャンネルで放送。吉村昭さんの原作を相米慎二監督が映画化し、緒形拳さん、夏目雅子さん、十朱幸代さん、佐藤浩市さんらが、青森・大間のマグロ漁を背景に濃密な家族ドラマを演じます。
今回の価値は4K化TV初のデジタルリマスター版であることです。本物のマグロ漁を捉えたロケ映像と相米監督の長回しは、解像度が上がるほど細部の情報が効いてきます。物語と撮影の両方から「なぜ今もう一度放送するのか」が分かる一本です。

