『魚影の群れ』4K版は9月9日21:30|あらすじ・キャスト・大間マグロ漁の見どころ|9/9 21:30

2026年9月9日(水)21時30分から日本映画専門チャンネルで放送される『魚影の群れ<4Kデジタルリマスター版><PG-12>』は、吉村昭の同名小説を相米慎二監督が映画化した1983年の人間ドラマです。

舞台は青森県下北半島最北端の漁港。緒形拳さん演じるマグロ漁師・小浜房次郎、夏目雅子さん演じる娘トキ子、そして佐藤浩市さん演じる娘の恋人・俊一の関係を、命がけのマグロ一本釣りとともに描きます。今回の放送は「4K化TV初」と案内されており、名作を映像面から見直す機会でもあります。

9月9日の放送時間・キャスト

作品名魚影の群れ<4Kデジタルリマスター版><PG-12>
放送局日本映画専門チャンネル
放送日2026年9月9日(水)
放送開始21:30
製作年1983年
上映時間141分
監督相米慎二
原作吉村昭
主な出演緒形拳/夏目雅子/十朱幸代/佐藤浩市

日本映画専門チャンネル公式の9月放送作品一覧を実際に開き、9月9日・20日・24日・30日の放送、原作・吉村昭、監督・相米慎二、出演・緒形拳/夏目雅子/十朱幸代を確認しました。公式ページでは本作を『没後25年特別企画 3ヶ月連続 相米慎二4K』のラインナップにも入れています。

『魚影の群れ』はどんな映画?あらすじ

松竹公式の作品データベースによると、房次郎は大間港から船を出すマグロ漁師です。娘のトキ子から結婚したい相手として紹介された俊一は、町で喫茶店を営んでいましたが、養子に入り漁師になると言い出します。

命を懸けて漁を続けてきた房次郎にとって、その言葉は簡単に受け入れられるものではありません。俊一は大間へ移り、毎朝頭を下げて漁を教えてほしいと頼み続けます。やがて房次郎は船に乗ることを許しますが、海で待っているのは、船酔いと不漁、そして人間同士の感情をむき出しにする危険なマグロ漁です。

最大の見どころはマグロとの死闘

『魚影の群れ』を語るうえで外せないのが、巨大なマグロとの格闘です。松竹の特集ページでは、撮影時に電動の作り物も用意していた一方、緒形拳さんが実際にマグロを釣り上げたことが紹介されています。

単なる漁業映画ではなく、海の圧力が人間関係まであぶり出すのが本作の特徴です。俊一が危険な状態になっても房次郎がマグロとの死闘へ没頭する場面は、漁師としての執念と父親・師匠としての感情が衝突する象徴的な場面です。

相米慎二監督らしい「長回し」と大間ロケ

国立映画アーカイブは本作について、凄絶なマグロ漁のシーンに加え、時に異常なほどの長回しで人物たちを捉え、緊張感に満ちた濃密なドラマを生み出したと紹介しています。

相米慎二監督の映画では、俳優がフレームの中で長く動き続ける演出が大きな特徴です。全編大間ロケの風景、海、坂道、家の中の生活動作までが切れずにつながることで、登場人物が“物語のために配置された人”ではなく、その土地で暮らしている人のように感じられます。

4Kデジタルリマスター版で何に注目?

日本映画専門チャンネルは、本作を相米慎二監督の4K企画として放送します。元の作品は1983年公開で、海上ロケや曇天、雨、夜の港など、階調や質感が作品の空気を大きく左右します。

今回の視聴では、俳優の表情だけでなく、海面、船体、漁具、衣服の濡れ方、下北半島の風景まで見ると、リマスターの意味を感じやすくなります。佐藤浩市さんの出演作をサイト内でさらに追うなら、『感染列島』の放送記事もあります。

よくある質問

『魚影の群れ』はいつ放送?

2026年9月9日(水)21:30から日本映画専門チャンネルで放送予定です。

4Kデジタルリマスター版とは?

日本映画専門チャンネルが9月の『没後25年特別企画 3ヶ月連続 相米慎二4K』で放送するリマスター版です。今回の番組表では2K放送枠として案内されています。

主演は誰?

緒形拳さんがマグロ漁師・小浜房次郎、夏目雅子さんが娘トキ子を演じ、十朱幸代さん、佐藤浩市さんらが出演します。

どんな映画?

青森県下北半島最北端の漁港を舞台に、マグロの一本釣りに命を懸ける父と、娘、娘の恋人を中心にした骨太な人間ドラマです。

まとめ|『魚影の群れ』は海と家族の距離を描く相米慎二の代表作

『魚影の群れ』は、マグロ一本釣りの迫力を前面に出しながら、父・娘・娘の恋人、そして家を出た妻の記憶まで絡め、家族が離れたり近づいたりする感情を描く作品です。緒形拳、夏目雅子、佐藤浩市、十朱幸代らの演技と、相米慎二監督の長回しが、海の過酷さと人間の執念を一体にしています。

9月9日21時30分の放送は4Kデジタルリマスター版。初めて見る人は物語を、過去に見た人は大間ロケの質感や俳優の身体表現を改めて見ると、本作の強さが伝わりやすいでしょう。

参考:日本映画専門チャンネル公式9月放送作品一覧、松竹作品データベース『魚影の群れ』、松竹映画100年の100選、国立映画アーカイブ。

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