ガリレオXブルーカーボン10月22日は再放送|アマモ・海藻研究と取材先3人を整理|10/22 22:30
2026年10月22日(木)22時30分からBS日テレで放送される「ガリレオX」は、「ブルーカーボンが地球を救う CO2の吸収源として注目される海洋生態系」です。
この回は新作ではなく、制作会社WACの公式ページで10月15日放送回の再放送と確認できます。内容は、海が二酸化炭素を吸収・貯留する「ブルーカーボン」を軸に、アマモ場の再生、海藻が生み出す炭素、真鶴半島でのカジメ再生まで追う科学ドキュメンタリーです。
初回放送の内容を見逃した方や、取材先の研究者が何を調べているのか整理してから見たい方に向けて、10月22日の放送情報と研究のポイントをまとめます。
ガリレオXブルーカーボン回は10月22日22時30分から再放送
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月22日(木)22:30〜22:56 |
| 放送局 | BS日テレ/BS日テレ4K |
| 番組名 | ガリレオX |
| 今回のテーマ | ブルーカーボンが地球を救う CO2の吸収源として注目される海洋生態系 |
| 放送区分 | 10月15日(木)放送回の再放送 |
| 主な取材先 | 山岸幸正さん、渡辺謙太さん、髙山佳樹さん |
制作会社WACの該当ページには、本放送が10月15日22時30分、再放送が10月22日22時30分と明記されています。BS日テレの番組ページでも「ガリレオX」は毎週木曜22時30分から22時56分の科学ドキュメンタリーとして案内されています。
すでに10月15日の初回放送内容を確認したい場合は、ガリレオXブルーカーボンとは?藻場がCO2を吸収する仕組みと再生の取り組みもあわせて見ると、今回の再放送をより追いやすくなります。
10月22日は新しいテーマではなく同じブルーカーボン回
「ガリレオX」は本放送と再放送を組み合わせた編成があり、WACの番組案内では第2・第4週が本放送、本放送翌週が再放送とされています。今回もその形で、10月15日に放送されたブルーカーボン回が10月22日にもう一度放送されます。
そのため、10月22日に番組を見る場合に押さえたいのは「新しい研究テーマが追加された回」ではなく、10月15日のブルーカーボン特集を見直せる回だという点です。初回を途中から見た方や、研究者名・場所・海藻の種類を確認したい方には見やすい機会になります。
ブルーカーボンとは何?番組が追うCO2吸収の仕組み
ブルーカーボンは、海洋生態系によって吸収され、海の中に貯留される炭素を指します。港湾空港技術研究所は、2009年に国連環境計画が定義した言葉として紹介し、アマモ場などの海草藻場、マングローブ林、塩性湿地といった浅い海の生態系が重要な貯留場所になると説明しています。
番組では、こうした概念を一般論だけで終わらせず、日本の沿岸で実際にどの生物が炭素を取り込み、どこに貯め、どのように計測するのかまで追っています。アマモのような海草だけでなく、コンブやアカモク、カジメなどの海藻にも焦点が広がっている点が大きな見どころです。
アマモ場はCO2だけでなく沿岸環境も支える
WACの公式ページでは、瀬戸内海の浅瀬に生えるアマモが重要な存在として紹介されています。アマモは波の勢いを弱め、水の濁りを抑える働きに加え、魚やエビなどの産卵場所や隠れ家にもなるため、沿岸の生態系を支える植物です。
番組では、瀬戸内海で約60年前からアマモが大きく減ったことを背景に、各地で続けられている再生の取り組みを追います。福山大学の公式情報でも、瀬戸内海では埋め立てなどの影響でアマモ場が減少し、2022年から因島を拠点にアマモ場造成技術の開発を進めていることが紹介されています。
アマモ場の再生は、魚介類の生息環境を守るだけではありません。アマモが光合成で大気由来のCO2を取り込み、海底の堆積物などに炭素を残す働きが注目されているため、生物多様性と気候変動対策を同時に考える場所として取り上げられます。
取材先1人目・山岸幸正さんはアマモ再生技術を研究
WACの公式ページで主な取材先として挙げられている1人目が、福山大学の山岸幸正さんです。番組では、2022年からアマモを再生させる技術開発に取り組み、その研究の中でアマモがブルーカーボンを生み出す存在として世界的に注目されていることに着目した流れが紹介されます。
福山大学の大学公式記事では、因島の企業と共同し、海藻を専門とする山岸教授らがアマモ場造成技術の開発を始めた経緯が掲載されています。瀬戸内海のアマモ場を増やすことは、地域の海を豊かにすることに加え、炭素を吸収・貯留する場を増やす可能性にもつながります。
番組を見るときは、単に「アマモを植える活動」と捉えるより、どうすれば一度減った藻場を再び定着させられるのかという技術開発の側面に注目すると、研究の難しさが伝わりやすくなります。
取材先2人目・渡辺謙太さんは炭素の行方を追跡
2人目の取材先は、港湾空港技術研究所の渡辺謙太さんです。番組では、ブルーカーボンの量を調べる際に海底の堆積物だけを見るのではなく、炭素がどこへ移動し、どの状態で長く残るのかを追跡する研究が紹介されます。
港湾空港技術研究所は、アマモが大気中のCO2を吸収していることや、海草場で炭素が効率よく貯留されることなどを研究成果として公開してきました。さらに渡辺さんの論文一覧には、2026年に大型海藻・海草が難分解性の溶存有機炭素を生み出す研究も掲載されています。
難分解性の溶存有機炭素とは、海水中に溶けた有機炭素のうち、微生物などに分解されにくく長く残りやすいものです。番組では、コンブやアカモクなどが海水中へ出す成分にも注目し、海底の泥だけでは見えない炭素貯留の可能性を扱っています。
海藻もブルーカーボンの担い手として注目
従来、ブルーカーボンはアマモ場、マングローブ林、塩性湿地など、堆積物に炭素をためる環境を中心に語られてきました。一方、岩場に育つコンブやホンダワラなどの大型海藻は、その場に泥がたまりにくいため、炭素をどこへ貯めるのかが分かりにくい存在でした。
港湾空港技術研究所の解説では、近年は大型海藻の藻場にもCO2吸収機能があることが明らかになりつつあるとされています。番組で海藻が海水中に分泌する成分を追う場面は、「吸収した炭素がその場の海底に残らなくても、別の形で長期貯留される可能性がある」という研究の広がりを知るポイントです。
取材先3人目・髙山佳樹さんは真鶴でカジメ再生に取り組む
3人目の取材先として紹介されるのが、横浜国立大学の髙山佳樹さんです。WAC公式ページによると、2026年8月に神奈川県の真鶴半島沿岸で、カジメの「種まきイベント」が行われました。
カジメは種ではなく胞子で増える海藻のため、実際の取り組みでは生殖器官が発達した成熟したカジメを使います。地域の一般市民も参加し、海に親しんでもらうことと、減った海藻を再び増やす難しさを知ってもらうことが企画の目的として紹介されています。
真鶴沿岸では、以前は多く見られたカジメが近年急速に減少しています。髙山さんは少なくとも毎月一度は海に潜って生育状況を確認し、カジメが減った要因も調べています。番組公式ページでは、魚による食害が確認され、その記録を科学的なデータとして整理していることも説明されています。
藻場再生は「植えれば終わり」ではない
カジメ再生の場面で重要なのは、海藻を増やす活動と同時に、なぜ減ったのかを調べ続けていることです。海水温、食害、沿岸環境の変化など、藻場が衰退する理由は一つとは限りません。
番組は、市民参加のイベントだけでなく、その裏側で研究者が定期的に潜水し、生育状況と原因を記録する姿まで追います。ブルーカーボンを増やすためにも、海藻が長く育ち続ける環境を作れなければ意味がないため、再生とモニタリングがセットになっていることが分かります。
2026年にブルーカーボンがさらに注目されている理由
ブルーカーボンは研究だけでなく、社会実装の面でも存在感が大きくなっています。国土交通省は2026年9月、藻場や干潟、マングローブ林などの海洋生態系が吸収・貯留する炭素を広く知ってもらうため、ブルーカーボンのロゴマークを決定しました。
国土交通省は、こうした海洋生態系が陸上の森林と同じようにCO2を吸収し、面積あたりの炭素吸収・貯留能力が高いことから、気候変動緩和策の一つとして研究・活用が進んでいると説明しています。
また港湾空港技術研究所では、2026年6月に藻場などのブルーカーボン生態系を地図で可視化するデータシステムの利用開始を公表し、5月には海藻・海草による難分解性溶存有機炭素の研究成果も発表しています。10月22日の「ガリレオX」は、こうした動きが続く年に、研究現場を映像でまとめて見られる回といえます。
10月22日の再放送で注目したい3つのポイント
今回の再放送は、初めて見る場合でも、すでに10月15日の放送を見た場合でも、ポイントを絞ると理解しやすくなります。
まず注目したいのは、アマモと海藻の違いです。アマモは海中に生える種子植物で、海底の堆積物に炭素をためる仕組みが研究されています。一方、コンブ、アカモク、カジメなどの海藻は分類上も仕組みも異なり、海水中に残る炭素まで含めて研究が進んでいます。
次に、炭素を吸収する量だけでなく、その炭素がどこへ行くのかという点です。吸収したCO2が短期間で再び大気へ戻るのか、海底や海水中に長く残るのかで、気候変動対策としての意味は変わります。渡辺さんの研究は、この「炭素の行方」を追う部分に当たります。
最後は、藻場を再生して維持する難しさです。山岸さんのアマモ場造成、髙山さんのカジメ再生はいずれも、海洋生態系を増やすための具体的な現場です。生物を増やすだけでなく、減少原因を調べ、継続的に観察する必要があることも番組の重要なテーマです。
見逃し配信は確認できる?
10月22日放送回について、BS日テレとWACの今回確認できた公式ページでは、見逃し配信サービスの案内を確認できませんでした。
確実に確認できる視聴機会は、2026年10月22日(木)22時30分〜22時56分のBS日テレ/BS日テレ4Kでの再放送です。配信については、サービス名を推測せず、番組公式の案内がある場合にその内容を利用するのが安全です。
参考にした情報
- WAC「ガリレオX ブルーカーボンが地球を救う CO2の吸収源として注目される海洋生態系」
- BS日テレ「ガリレオX」
- 港湾空港技術研究所「ブルーカーボン―沿岸生態系によるCO2吸収―」
- 港湾空港技術研究所「渡辺謙太:論文発表」
- 福山大学「因島を拠点にブルーカーボン研究を展開中!」
- 国土交通省「ブルーカーボンロゴマークを決定しました」
よくある質問
ガリレオXのブルーカーボン回は10月22日に何時から放送されますか?
2026年10月22日(木)22時30分から22時56分まで、BS日テレ/BS日テレ4Kで放送されます。10月15日放送回の再放送です。
10月22日のガリレオXは新作ですか?
新作ではありません。制作会社WACの公式ページで、10月15日に本放送された「ブルーカーボンが地球を救う CO2の吸収源として注目される海洋生態系」の再放送と案内されています。
番組に登場する主な取材先は誰ですか?
WAC公式ページでは、福山大学の山岸幸正さん、港湾空港技術研究所の渡辺謙太さん、横浜国立大学の髙山佳樹さんが主な取材先として紹介されています。
ブルーカーボンとは何ですか?
海草藻場、海藻、マングローブ林、塩性湿地などの海洋生態系がCO2を吸収し、海の中に貯留する炭素を指します。番組では、その吸収・貯留の仕組みと、藻場を再生する取り組みを追います。
まとめ
2026年10月22日22時30分の「ガリレオX」は、10月15日に本放送されたブルーカーボン特集の再放送です。アマモ場の再生、海底や海水中に残る炭素の追跡、コンブやアカモクなど大型海藻の役割、真鶴半島でのカジメ再生が主な内容です。
取材先は、アマモ場造成に取り組む山岸幸正さん、炭素の行方を研究する渡辺謙太さん、カジメの再生と減少要因を追う髙山佳樹さん。三つの現場を通して、ブルーカーボンが単なるCO2吸収の話ではなく、沿岸生態系の再生と長期的な観測を伴う研究であることが見えてきます。
初回放送を見逃した方はもちろん、一度見た方も「アマモ」「海藻」「炭素の行方」「藻場再生」という四つの視点で見直すと、10月22日の再放送をより深く理解できます。

