警部補・古畑任三郎(第1シリーズ)<デジタルリマスター版> #5-#6のあらすじ|汚れた王将・ピアノ・レッスン|10/21 11:00
2026年10月21日(水)午前11時から、日本映画専門チャンネルで「警部補・古畑任三郎(第1シリーズ)<デジタルリマスター版> #5-#6」が放送されます。今回の2話は、第5話「汚れた王将」と第6話「ピアノ・レッスン」です。
第5話では将棋の対局に持ち込まれた不正と、勝負の最中に隠された証拠が焦点になります。第6話では音楽学院を舞台に、演奏曲の変更とピアノの状態が事件を解く手掛かりになります。
以下は事件の核心に触れるあらすじを含みます。
10月21日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月21日(水)11:00〜13:00 |
| 放送局 | 日本映画専門チャンネル |
| 放送作品 | 第1シリーズ デジタルリマスター版 第5話・第6話 |
| 第5話 | 「汚れた王将」/ゲスト:坂東八十助 |
| 第6話 | 「ピアノ・レッスン」/ゲスト:木の実ナナ |
| 主な出演 | 田村正和、西村まさ彦 |
日本映画専門チャンネルのシリーズ紹介では、第1シリーズは三谷幸喜脚本の1話完結型サスペンスとして紹介されています。古畑任三郎が犯人との会話や細かな違和感から事件の真相を探る構成で、各話のゲストが物語の中心人物を演じます。
第5話「汚れた王将」のあらすじを時系列で紹介
第5話の舞台は、将棋のタイトル戦「竜人戦」が行われる旅館です。坂東八十助が演じる米沢八段は、勝負の世界で地位を守ろうとする棋士として登場します。
対局には封じ手という仕組みがあり、初日の最後に次の一手を記して封筒に入れ、翌日に開封します。
初日の対局で起きた不正
米沢は初日の封じ手を白紙のまま封筒に入れます。対局の立会人である大石は、その不自然さに気づき、米沢の秘密を知る立場になります。
米沢は大石を殺害し、事件を事故に見せかけるため、遺体を大石の部屋へ移して浴室での事故のように装います。ここで重要なのは、事件そのものだけでなく、翌日の対局を通常どおり続けられる状態を作ろうとした点です。
翌日の対局で封筒が開かれる
翌日、封じ手の封筒が開かれると、白紙だったはずの用紙には一手が記されていました。米沢は一晩考えた手を指して勝負を続けますが、対局の途中で勝てる可能性が高い手を選ばず、勝利を逃してしまいます。
観戦していた人々が不自然な指し手に疑問を抱くなか、古畑は「勝てるはずの勝負を、なぜ米沢が捨てたのか」という点に目を向けます。単に封じ手の仕掛けを見抜くだけでなく、対局での行動と殺人事件を結びつけるところが、この話の大きなポイントです。
古畑が封じ手の仕掛けを追う
封筒の隅に残った印や、封じ手をどのように記入したのかという点が調査の手掛かりになります。米沢が使った封筒には、紙の上から文字を書き写す仕掛けが関係していました。
古畑は、封じ手を偽装した方法と、米沢がその後の対局で選んだ一手を別々の謎として扱い、少しずつ全体像を組み立てます。
米沢は不正を指摘されても、すぐには殺人を認めません。封じ手の仕掛けが明らかになっただけでは、立会人の殺害まで直接証明できないと反論するためです。
そこで古畑は、対局で使われた駒に注目します。
飛車に残された決定的な証拠
古畑が注目したのは、米沢が勝ちを逃すことになった飛車の動きです。飛車を成れば駒を裏返す必要がありますが、米沢はその手を避けました。
裏面を見せたくない理由があったのではないかと考えた古畑が駒を確認すると、裏側には血痕が残っていました。
米沢は勝負に勝つために不正を行い、さらに秘密を知られたことで大石を殺害しました。しかし、殺人の証拠を隠そうとした行動が、今度は対局で不自然な一手を選ばせてしまいます。
最後には、勝負の手順を説明できない苦しさも米沢の口から語られ、古畑の推理が事件の動機と証拠を結びつけます。
第5話の見どころは封じ手と飛車の矛盾
「汚れた王将」は、将棋の専門知識がなくても、行動の不自然さを追うことで推理を楽しめるエピソードです。封じ手の仕掛けは不正を成立させるための手段ですが、古畑が最終的に突き止めるのは、対局中に米沢がなぜ勝ちを逃す手を選んだのかという矛盾です。
とくに注目したいのは、犯人が計画した仕掛けそのものよりも、計画を隠し通そうとすることで別の行動に制約が生じる点です。封筒の印、対局の一手、飛車の裏側という小さな情報が、ひとつの筋道にまとまっていきます。
第6話「ピアノ・レッスン」のあらすじを時系列で紹介
第6話は、塩原音楽学院を舞台にした物語です。木の実ナナが演じる井口薫は、学院の理事を務める著名なピアニストです。
現理事長の川合健は、亡くなった前理事長・塩原一郎の葬儀で追悼曲を演奏する予定でした。
リハーサル中に起きた川合の死
井口は、ひとりでピアノに向かっていた川合をスタンガンで襲い、心臓発作に見せかけて殺害します。川合には心臓の持病があり、電気ショックによる死を発作のように見せる計画でした。
事件の背景には、学院の運営方針をめぐる対立があります。川合は学院を大きくした一方で、経営が金儲けに傾いていると批判されていました。
井口は音楽家としての才能を持ちながら、学院の関係者との間に溝を抱えており、川合の方針にも反発していました。
予定されていた演奏曲が変わる
川合の死後、葬儀で演奏する役目は井口が引き継ぎます。本来演奏される予定だったのは、塩原一郎の代表曲とされる「追想のレクイエム」でした。
しかし、井口は葬儀で別の曲「北京の冬」を演奏します。
この変更が、古畑にとって重要な手掛かりになります。殺害時にピアノの最低音であるDの弦が切れてしまったため、井口はその音を使わない曲を選んだと説明します。
ところが、なぜ演奏前から弦の状態を把握していたのか、そして実際に弾いたピアノはどのような状態だったのかという疑問が残ります。
古畑が井口の説明に疑問を持つ
古畑は今泉とともに井口や川合の周辺を調べ、学院内での評判や人間関係を確認します。井口は厳しい指導で知られ、関係者から恐れられていた一方、川合も経営方針を批判されていました。
周囲の証言は井口が犯行に及ぶ動機を考える材料になりますが、それだけで殺人を証明することはできません。
古畑が注目したのは、井口が演奏曲を変更した理由と、切れた弦について語った内容の食い違いです。井口はステージに上がったときに弦の異常に気づいたと説明します。
しかし、古畑はその場で気づいたという説明ではつじつまが合わないと考えます。
ピアノの状態が嘘を崩す
演奏に使われたピアノを確認すると、問題のD音は鳴ります。これは、井口が切れたと説明していた弦の状態と一致しません。
実際には、弦が切れたピアノと別のピアノが入れ替わっていたことが、調査の重要なポイントになります。
井口は、演奏の直前に初めて弦の異常を知ったかのように話していました。しかし、演奏時のピアノでは弦が切れていないため、彼女がその情報を得たのはもっと前だったと考えられます。
古畑は、井口が事件を起こした時点で弦の切断を知っていたことを、彼女自身の説明とピアノの状態から追い詰めていきます。
第6話の見どころは「何を弾いたか」だけではない
「ピアノ・レッスン」では、演奏曲の変更が事件の真相へつながります。曲目が変わったこと自体に加え、井口が弦の異常をいつ知ったのか、演奏に使われたピアノがどのような状態だったのかが重要です。
音楽の知識だけで解ける謎ではなく、発言と物証が一致しているかを確かめる古畑らしい推理が見どころです。ピアノの音という舞台ならではの要素が、犯人の説明の矛盾を浮かび上がらせます。
2話を続けて見ると分かる推理の違い
第5話「汚れた王将」は、封じ手と将棋の駒をめぐる物理的な手掛かりが中心です。米沢は対局で勝つことを優先したはずなのに、証拠を隠そうとしたために勝ちを逃す行動を取ります。
一方、第6話「ピアノ・レッスン」では、演奏曲とピアノの状態、井口の説明の食い違いが事件を解く糸口になります。第5話が対局中の一手から矛盾をたどる話だとすれば、第6話は演奏の場での説明と実際の状況を照らし合わせる話です。
どちらも、犯人が用意した説明の中に、本人が隠しきれなかった矛盾が残っています。古畑が相手を一気に追い詰めるのではなく、何気ない疑問を重ねて答えを狭めていく過程に注目すると、2話の違いをより楽しめます。
第1シリーズの各話をまとめて振り返りたい方は、古畑任三郎第1シリーズ第1〜6話のあらすじ・犯人役・キャストまとめも参考になります。
前回第4話「殺しのファックス」から続く頭脳戦
前回の第4話は「殺しのファックス」で、ゲストは笑福亭鶴瓶です。人気推理作家がファックスを利用して狂言誘拐を仕組み、古畑が脅迫文の送信方法と犯人の行動を観察して真相へ迫る物語でした。
第5話は将棋の封じ手、第6話はピアノの弦と演奏曲が謎を解く鍵になります。事件の舞台も証拠の種類も異なりますが、犯人が用意した説明の中に矛盾が残り、古畑がその小さな違和感を追う構成は共通しています。
参考にした情報
- 日本映画専門チャンネル「古畑任三郎」デジタルリマスター版・シリーズ紹介
- スカパー!「警部補・古畑任三郎(第1シリーズ)#5-#6」番組詳細
- Apple TV「ピアノ・レッスン」エピソード紹介
- ドラマNAVI「古畑任三郎 第1シリーズ 第5話 汚れた王将」
- ドラマNAVI「古畑任三郎 第1シリーズ 第6話 ピアノ・レッスン」
- Apple TV「殺しのファックス」エピソード紹介
よくある質問
10月21日の「古畑任三郎」は何話が放送されますか?
第1シリーズの第5話「汚れた王将」と第6話「ピアノ・レッスン」です。日本映画専門チャンネルで午前11時から午後1時までの放送予定です。
第5話「汚れた王将」のゲストは誰ですか?
坂東八十助です。将棋棋士の米沢八段を中心に、封じ手と対局中の不自然な一手が事件の手掛かりになります。
第6話「ピアノ・レッスン」のゲストは誰ですか?
木の実ナナです。井口薫を演じ、音楽学院の理事長・川合の死と、葬儀で演奏された曲の変更が物語の中心になります。
2話の推理の決め手は何ですか?
第5話は封じ手と飛車の裏側に残った血痕、第6話は切れたはずの弦と演奏に使われたピアノの状態です。どちらも、犯人の説明と物証の食い違いが真相につながります。
まとめ
2026年10月21日放送の「警部補・古畑任三郎」第5話・第6話では、将棋の対局と音楽学院という異なる舞台で事件が起こります。「汚れた王将」は封じ手と飛車に残された証拠、「ピアノ・レッスン」は演奏曲の変更とピアノの状態が推理の鍵です。
坂東八十助、木の実ナナが演じる人物の行動と、古畑が拾い上げる小さな矛盾を追いながら見ると、2つの事件の組み立て方の違いも楽しめます。

