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古畑任三郎(第3シリーズ)#1-#4あらすじ|市川染五郎・真田広之・大地真央が犯人役【10月12日】|10/12 8:00

10月12日(月)午前8時から日本映画専門チャンネルで、「古畑任三郎(第3シリーズ)<デジタルリマスター版> #1-#4」がまとめて放送されます。

今回の4話は、第1話「若旦那の犯罪」、第2話「その男、多忙につき」、第3話「灰色の村」、第4話「古畑、歯医者へ行く」。犯人役ゲストは市川染五郎(現・十代目松本幸四郎)、真田広之、松村達雄・岡八郎、大地真央と続き、舞台も落語界、ホテル、山村、歯科医院と大きく変わります。

古畑任三郎は犯人が最初から分かっている倒叙形式が特徴です。誰が犯人かを隠すのではなく、犯人がどうアリバイを作り、古畑がどの違和感を拾って追い詰めるのかが見どころ。ここでは4話のあらすじを時系列で整理し、主要キャストと注目ポイントをまとめます。

10月12日の放送日時とキャスト

項目内容
番組古畑任三郎(第3シリーズ)<デジタルリマスター版> #1-#4
放送局日本映画専門チャンネル
放送日時2026年10月12日(月)8:00〜
制作・放送年1999年
脚本三谷幸喜
演出河野圭太/鈴木雅之/佐藤祐市
主演田村正和
レギュラー西村まさ彦/石井正則

日本映画専門チャンネル公式では、4話合計の本編時間を197分と案内しています。第1話は58分、第2〜4話は各47分です。

第3シリーズでは田村正和演じる古畑任三郎、西村まさ彦演じる今泉慎太郎に加え、石井正則演じる西園寺守がレギュラーとして登場します。感覚的に事件へ食い込む古畑、しばしば騒動を広げる今泉、実務能力の高い西園寺という3人のやり取りもシリーズの変化の一つです。

第1話「若旦那の犯罪」あらすじ

第1話のゲストは市川染五郎(現・十代目松本幸四郎)。人気若手落語家の気楽家雅楽を演じます。

事件の始まり

雅楽は真打ちとして人気を得ている一方、自分で新作落語を生み出す力に自信がありません。兄弟子の気楽家苦楽が作った新作「タイムマシンで行こう」をどうしても自分のものにしたいと考えます。

苦楽が作品を譲らないため、雅楽は彼を消し、自殺に見せかける計画を立てます。師匠の稽古に自分の代わりとして苦楽を向かわせ、目の悪い師匠なら変装を見破れないと踏んで、時間の空白を利用します。

犯行と偽装

雅楽は一門の事務所で真打昇進に関わるリストを盗み、苦楽のライターを残して動機を作ります。その後、苦楽の部屋を訪ね、最後まで新作を譲ろうとしない苦楽を殺害します。

さらに苦楽が行く予定だった老人ホームへ変装して向かい、苦楽が生きていたように見せるアリバイ工作を実行します。しかし、苦楽が残した「煮干し」が古畑の目に留まります。

見どころ

落語家だからこそ成立する変装、師弟関係、芸への嫉妬が事件の構造に組み込まれているのが特徴です。第3シリーズの初回らしく、犯人の計画が大胆で、古畑が小さな違和感を積み重ねていく展開を楽しめます。

第2話「その男、多忙につき」あらすじ

第2話のゲストは真田広之。メディア・プランナーの由良一夫を演じます。Apple TVでは「忙しすぎる殺人者」のタイトルでも掲載されています。

都議会議員の死

都議会議員の岩田大介がホテルの一室で死亡します。手元には拳銃があり、不倫問題の釈明会見をした直後だったことから、当初は自殺に見える状況でした。

しかし古畑は部屋の様子や岩田の死亡前の行動に違和感を持ち、他殺を疑います。そこで浮かんでくるのが、同じホテルに滞在していた由良一夫です。

録音された電話がアリバイになる

由良は犯行時間帯に自室から秘書へ電話をかけており、その通話は録音されています。普通に考えれば、由良が部屋を離れて殺害現場へ行くのは難しく、強固なアリバイに見えます。

ところが古畑は、その録音内容の中に、由良が自室にいたなら知るはずのない情報が入り込んでいることに気づきます。仕事が速く、常に複数のことを同時進行する由良の性格そのものが、犯行の方法にも証拠にもつながっていきます。

見どころ

真田広之が演じる由良は、落ち着いていて頭の回転が速く、古畑に簡単には崩されません。第1話が伝統芸能の世界だったのに対し、第2話は都会的なホテルとメディア業界が舞台。犯人の「忙しさ」がトリックに直結している点に注目です。

第3話「灰色の村」あらすじ

第3話は松村達雄と岡八郎がゲスト。古畑、今泉、西園寺が出張帰りに長野の雛美村へ立ち寄ったところから物語が始まります。

村長と地酒計画

雛美村では、村長の荒木嘉右衛門を中心に地酒を売り出し、村を活性化させようとしていました。東京のデパートと組んだ大きな計画として進んでいましたが、仕入れ責任者を名乗る日下部薫子の正体に問題がありました。

薫子は本当の仕入れ責任者ではなく、村側は多額の金を使ってしまっています。事実を知った村長は、開き直って村を侮辱する薫子を殺害してしまいます。

村ぐるみで存在を消す

事件後、村人たちは敬愛する村長を守るため、薫子が最初から村にいなかったことにしようとします。宿泊の痕跡を消し、口裏を合わせ、村全体で一つの嘘を作り上げるのです。

ところが今泉は薫子と旅館で会っており、一緒に卓球までしています。さらに薫子が残した痕跡もあり、古畑は「存在しないはずの女性」が確かにいたことを突き止めていきます。

見どころ

この回は一人の犯人対古畑という形だけでなく、村全体が秘密を守ろうとするところが独特です。閉ざされた共同体と古畑の観察力がぶつかり、今泉の行動が意外な証拠につながります。

第4話「古畑、歯医者へ行く」あらすじ

第4話のゲストは大地真央。歯科医院の院長・金森晴子を演じます。副題として「アリバイの死角」とも呼ばれる回です。

古畑自身がアリバイの証人に

歯痛のため金森歯科医院を訪れた古畑。そこで金森は、別の女性との結婚を決めた元恋人・山村淳一を治療しています。

山村が医院を出たあと、金森は古畑の治療を始めますが、古畑の顔をガーゼで覆ったまま助手に治療を任せ、自分は医院を抜け出します。

元恋人を殺害して医院へ戻る

金森は男装し、山村の勤務先に近いオフィスビルへ向かいます。麻酔が切れて痛みが出る時刻を見越し、山村が鎮痛剤を飲むため洗面所へ来るところを狙って殺害。その後、急いで医院へ戻り、何事もなかったように古畑の治療を引き継ぎます。

そのため、犯行時間に金森は古畑を治療していたという強力なアリバイが成立します。しかも、その証人が捜査する本人の古畑という皮肉な構図です。

見どころ

第4話のおもしろさは、古畑自身が犯人のアリバイ工作に利用される点です。今泉が金森を疑っても、古畑が「その時間は自分の治療をしていた」と証明してしまうところから、どう逆転するのかが最大の見どころになります。

歯科治療という日常的な行為の中に、時間差と視界の遮断を利用したトリックを入れているため、4話の中でも仕掛けが分かりやすく印象に残る回です。

#1〜#4の犯人役と見どころを比較

話タイトル主なゲスト舞台・特徴
#1若旦那の犯罪市川染五郎落語界、変装とアリバイ工作
#2その男、多忙につき真田広之ホテル、録音電話と多忙な犯人
#3灰色の村松村達雄/岡八郎山村、村ぐるみの隠蔽
#4古畑、歯医者へ行く大地真央歯科医院、古畑自身をアリバイに利用

4話を続けて見ると、三谷幸喜脚本が同じ倒叙ミステリーでも犯行の見せ方を変えていることが分かります。

第1話は芸の世界での欲望、第2話はビジネスと時間管理、第3話は共同体の結束、第4話は医療現場の状況を利用したアリバイ。犯人の職業や環境がそのままトリックに結びついています。

また、古畑が証拠物だけでなく、相手の話し方、せっかちな行動、周囲との関係などから違和感を拾う点も共通しています。結末を知っていても、古畑が最初に何を不審に思ったのかを追うと見え方が変わります。

田村正和・西村まさ彦・石井正則の3人にも注目

田村正和演じる古畑任三郎は、柔らかな口調のまま相手へ質問を重ね、逃げ道を少しずつ塞いでいきます。犯人へ強く迫るというより、日常会話のようなやり取りの中で矛盾を引き出すのが特徴です。

今泉慎太郎役の西村まさ彦は、事件の本筋から外れたように見える行動が、結果的に手掛かりを残すことがあります。特に「灰色の村」では、今泉が薫子と接触していたことが村側の計画を崩す重要な要素になります。

西園寺守役の石井正則は、第3シリーズで古畑を実務面から支える存在です。今泉とは違うタイプの部下が加わることで、捜査パートのテンポや役割分担にも変化が出ています。

第1シリーズの記事もあわせて確認

キニナルでは、古畑任三郎の第1シリーズについても各話を紹介しています。第1話「死者からの伝言」では中森明菜演じる小石川ちなみと古畑の最初の対決を整理しています。

続く第2話「動く死体」は堺正章が犯人役、第3話「笑える死体」は古手川祐子が犯人役です。

第3シリーズ#1〜#4を見る前後に初期シリーズを振り返ると、古畑と今泉の関係や、シリーズを通じて変わらない倒叙ミステリーの面白さを比較できます。

前回までのシリーズから第3シリーズへ

日本映画専門チャンネルでは10月11日に第2シリーズを放送し、10月12日に第3シリーズへ続く編成になっています。第3シリーズは1999年放送で、公式特集ページでは全11話のうち第5話「再会」を除く10話を放送すると案内しています。

10月12日の#1〜#4は、その第3シリーズの序盤を一気に見られる構成です。第1話から第4話まで犯人役のタイプが大きく異なるため、一挙放送でも同じ展開が続く印象になりにくい4本です。

なお、日本映画専門チャンネル公式では第5話「再会」は諸般の都合により放送しないと案内しています。#1〜#4の次は#6以降へ進む形になります。

参考にした情報

よくある質問

古畑任三郎第3シリーズ#1〜#4はいつ放送されますか?

日本映画専門チャンネルで2026年10月12日(月)午前8時から放送されます。公式ページでは4話合計の本編時間は197分と案内されています。

第1話「若旦那の犯罪」の犯人役は誰ですか?

市川染五郎です。現在の十代目松本幸四郎で、人気若手落語家・気楽家雅楽を演じます。

真田広之が出演するのは何話ですか?

第2話「その男、多忙につき」です。メディア・プランナーの由良一夫を演じ、録音された電話を利用したアリバイが物語のポイントになります。

第4話「古畑、歯医者へ行く」の犯人役は誰ですか?

大地真央です。歯科医の金森晴子を演じ、古畑本人を犯行時刻のアリバイ証人に利用します。

まとめ

10月12日午前8時から放送される「古畑任三郎(第3シリーズ)<デジタルリマスター版> #1-#4」は、市川染五郎、真田広之、松村達雄・岡八郎、大地真央という異なるタイプのゲスト犯人を4話続けて楽しめる編成です。

第1話は落語界の変装、第2話は電話録音、第3話は村ぐるみの隠蔽、第4話は古畑自身を使ったアリバイと、事件の仕掛けはすべて別物です。犯人を知った状態で、古畑がどの小さな違和感から崩していくのかを追うと、第3シリーズ序盤4話の違いがより鮮明に見えてきます。

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