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ダイドーグループ日本の祭り11月8日|山﨑八幡宮の本山神事「本山落とし」とは?|11/8 15:00

2026年11月8日(日)午後3時から、山口放送(KRY)で「ダイドーグループ日本の祭り」が放送されます。今回取り上げられるのは、山口県周南市の山﨑八幡宮で受け継がれてきた本山神事です。

ダイドーグループ公式の放送スケジュールでは、作品名は「一瞬に願う 本山落とし」と紹介されています。320年以上前に始まったとされる祭りの中でも、山車を急坂から落とす瞬間が大きな見どころです。

放送日時と番組情報

項目内容
放送日時2026年11月8日(日)15:00~15:55
放送局山口放送(KRY)
番組ダイドーグループ日本の祭り
今回の祭り山口県周南市・山﨑八幡宮の本山神事
公式スケジュールの作品名一瞬に願う 本山落とし

今回の舞台となる山﨑八幡宮は、周南市宮の前に鎮座する神社です。本山神事は、五穀豊穣を願って行われる秋祭りで、山口県の指定無形民俗文化財になっています。

ダイドーグループの公式情報では、祭りの開催日は2026年9月26日・27日。山車を100人以上の引き手が神社へと引き上げ、神事の最後に急坂から落とす様子が紹介されています。

山﨑八幡宮の本山神事とは?

本山神事は、山﨑八幡宮の秋祭りで奉納される伝統行事です。祭りの中心となるのは「本山」と呼ばれる山車で、坂を上り、最後に向きを変えて落とす一連の神事が受け継がれています。

始まりは元禄15年(1702年)

周南市の公式説明によると、本山神事は元禄15年(1702年)、徳山藩主の毛利元次が五穀豊穣を祈願して山﨑八幡宮に馬場を新設し、その年の秋祭りから本山や爺婆山を奉納したことが始まりとされています。

ダイドーグループも、320年以上前に毛利元次が奉納したことを起源として紹介しています。2022年には「本山神事奉納320年記念誌」の発刊が周南市から報告されており、地域で長く守られてきた祭礼であることがうかがえます。

本山・爺山・婆山の3台が登場

山口県の文化財要録では、祭りで使われる山車は本山・爺山・婆山の3台と説明されています。それぞれが祭りの進行に合わせて組み立てられ、当日は順番に神社前の坂へと進みます。

最初に登場する爺山には翁の人形が取り付けられ、子どもたちに引かれて出発します。神社前の坂を引き上げられた後、幔幕や引き綱が外され、向きを変えて坂を落とされます。

続いて婆山も同じように坂を上り、落とされます。

その後に登場するのが、祭りの中心となる本山です。本山には二本の引き綱が取り付けられ、神主役による祝詞や舞などの神事を経て、氏子たちに引かれて参道を進みます。

本山を坂から落とす「本山落とし」の意味は?

本山落としは、山車をただ勢いよく落とす見せ場ではありません。山口県の文化財要録によると、落とされた本山がどの方向へ転がるかによって、その年の豊凶を占うとされています。

神社前の坂を引き上げるまで

本山が参道を進む途中では、カンコと呼ばれる稚児2名とその両親が山車に乗る場面があります。坂の手前でカンコと両親はいったん降り、本山は引き綱によって坂の上へと引き上げられます。

本山は鳥居の前で、神社から降りてきた神輿と向かい合います。ここで対面式の神事が行われ、終了後に乗員が降りると、山車から幔幕や引き綱が外されます。

そして本山の向きを変え、坂を落とします。祭りの流れを知ってから映像を見ると、山車が坂を上り、神輿と対面し、最後に落とされるまでの一つひとつの動きに意味があることが分かります。

御神松や御幣をめぐる人々の動き

本山が坂を落ちた後には、参拝者が御幣や御神松の枝を奪い合う場面があります。ダイドーグループの公式紹介でも、御神松や御幣は縁起物として説明されています。

山車が落ちる瞬間だけでなく、その直後に人々が一斉に動く様子も、本山神事ならではの光景です。祭りを支えてきた人々にとって、御神松や御幣を手にすることも、神事の一部として大切に受け継がれてきたのでしょう。

320年以上続く山車の作り方にも注目

本山神事の見どころは、山車が坂を落ちる場面だけではありません。山口県の文化財要録には、山車の組み立て方や使われる材料についても詳しく記されています。

釘を使わず、カズラで結ぶ伝統

周南市の公式ページによると、本山などの山車は、釘を使わずにカズラで結ぶなど、古くからのしきたりを残しています。山口県の文化財要録では、ほぞとほぞ穴を組み合わせ、事前に採取したカズラで部材を結わえる方法が説明されています。

さらに、傷んだ部分を除き、前年に使用した部材を再び使うことも特徴です。すべてを毎年新しく作るのではなく、使える部材を受け継ぎながら、必要な箇所を取り替えて山車を組み立てています。

本山には毎年新たに五段の枝を持つ松が御神松として用意され、やや後方の中央に取り付けられます。山車の構造や飾りにも、祭りを続けてきた地域の知恵が残されています。

山車の上で行われる囃子や神事

本山には、シシと呼ばれる神主役1名、幣振り2名のほか、横笛や太鼓などを担当する人々が乗り込みます。山車の上では囃子や舞人による神事が行われ、坂を上る前にも複数の儀式が重ねられます。

山車を引く人だけでなく、囃子を奏でる人、神事を担う人、山車を組み立てる人、祭りを見守る人など、多くの役割がそろって初めて本山神事が成り立ちます。100人以上の引き手が参加するという規模も、地域全体で支える祭りであることを感じさせます。

山口県指定無形民俗文化財として受け継がれる理由

山﨑八幡宮の本山神事は、2010年5月18日に山口県の無形民俗文化財に指定されました。県の文化財要録では、近世中期から伝統的な方法で山車を組み立て、神社前の坂を引き上げて落とす一連の手法が毎年続けられている点を、他に類を見ない貴重なものとしています。

祭りの価値は、古い形式が残っていることだけではありません。前年の部材を生かしながら山車を作り、地域の人が役割を受け継ぎ、毎年同じ場所で神事を続けていることにもあります。

ダイドーグループ日本の祭りは、各地の民間放送局と協力して祭りを記録する取り組みです。ダイドーグループの2026年公式リリースによると、この活動は2003年に始まり、2026年で24年目を迎えます。

地域の祭りを映像として残し、次の世代や国内外へ伝えることも番組の大切な役割です。

これまでのダイドーグループ日本の祭り記事との違い

キニナルでは、10月24日放送の呉・神田神社太鼓祭りも紹介しています。こちらは太鼓を担いで88段の石階段を上がる姿が見どころでした。

今回の山﨑八幡宮の本山神事は、山車を坂の上へ引き上げた後に落とし、その向きで豊凶を占う点が大きく異なります。地域ごとに祭りの形や祈りの表し方が違うことも、シリーズを通して見る楽しみの一つです。

呉の祭りの内容は、ダイドーグループ日本の祭り・呉の神田神社太鼓祭りの記事でも紹介しています。

参考にした情報

よくある質問

本山神事はいつから始まった祭りですか?

周南市の公式説明では、元禄15年(1702年)に徳山藩主・毛利元次が五穀豊穣を祈願して奉納したことが始まりとされています。

本山落としでは何を占うのですか?

坂から落とされた本山の向きによって、その年の豊作・凶作など農作物の豊凶を占うとされています。

本山神事はどこで行われますか?

山口県周南市宮の前にある山﨑八幡宮で行われます。山口県指定無形民俗文化財です。

11月8日の放送時間は何時からですか?

2026年11月8日(日)15時から15時55分まで、山口放送(KRY)で放送予定です。

まとめ

11月8日の「ダイドーグループ日本の祭り」では、山口県周南市の山﨑八幡宮で320年以上受け継がれてきた本山神事が紹介されます。今回の作品名は、ダイドーグループ公式スケジュールで「一瞬に願う 本山落とし」と案内されています。

本山・爺山・婆山の3台の山車、釘を使わずカズラで結ぶ組み立て方、神輿との対面式、そして山車を坂から落として豊凶を占う本山落とし。祭りの一瞬に込められた人々の願いと、伝統を次へつなぐ地域の営みに注目したいですね。

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