ドキュメントJ「おばあちゃんのレシピ」10月11日|米持春子さんの味を孫がたどる物語|10/11 10:00
2026年10月11日(日)10時からBS-TBS・BS-TBS 4Kで放送される「ドキュメントJ」は、「おばあちゃんのレシピ」です。
今回の主人公は、長野県飯山市で暮らし、102歳で亡くなった米持春子さん。亡くなった後、広告の裏や使わなくなった紙などに書き残されたたくさんのレシピが見つかり、孫の美知代さんが春夏秋冬の料理をたどっていきます。
ほたてご飯、きゅうりの漬け物、ナスの粕漬け、米粉のおやきだけでなく、田植え煮物、梅干し、郷土料理のエゴや芋なます、お盆の天ぷら、おせちまで登場します。単なる料理番組ではなく、味を手掛かりに家族の記憶と土地の暮らしを受け継いでいくドキュメンタリーです。
ドキュメントJ「おばあちゃんのレシピ」の放送日時
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月11日(日) |
| 放送時間 | 10:00〜11:00 |
| 放送局 | BS-TBS/BS-TBS 4K |
| 番組名 | ドキュメントJ |
| 今回のタイトル | おばあちゃんのレシピ |
| 制作 | SBC信越放送 |
| ナレーション | 宮入千洋 |
Gガイドの放送局公式情報では、10月11日10時から11時までBS-TBSで放送され、制作は2026年のSBC信越放送、ナレーションは宮入千洋さんと案内されています。
BS-TBS公式の「ドキュメントJ」は、TBS系列28局が時間をかけて制作した地方発のドキュメンタリーを紹介する番組です。地域でなければ見る機会の少ない作品を全国に届ける枠で、今回の「おばあちゃんのレシピ」もSBC信越放送が長野県で制作した作品です。
「おばあちゃんのレシピ」はどんな内容?
亡くなった米持春子さんが残した手書きのレシピを手掛かりに、孫の美知代さんが季節ごとの料理を作りながら家族の記憶をたどるドキュメンタリーです。料理の再現だけでなく、戦争を経験した春子さんの暮らし、保存食の知恵、飯山の郷土料理、そして味を次の世代へ渡そうとする家族の姿まで描かれます。
102歳で亡くなった米持春子さんが残した紙のレシピ
制作局SBC信越放送の公式ページによると、米持春子さんは1920年、大正9年の春に生まれました。そして3年前の春、102歳で大往生を遂げています。
春子さんが亡くなった後に見つかったのが、きれいに製本された料理ノートではなく、広告の裏や不要になった紙などに書かれた数多くのレシピでした。そこに残っていたのは、日々の暮らしの中で繰り返し作ってきた料理の記録です。
孫の美知代さんは、そのレシピを頼りに春夏秋冬のおばあちゃんの味を追いかけます。料理を再現することが目的であると同時に、なぜその味になったのか、どんな時代を生きてきたのかをたどることが番組の大きな軸になっています。
番組に登場するレシピは?
今回の番組では、いくつもの家庭料理や郷土料理が登場します。公式に確認できる代表的な料理は次の通りです。
- ほたてご飯
- きゅうりの漬け物
- ナスの粕漬け
- 米粉のおやき
- 田植え煮物
- 梅干し
- エゴ
- 芋なます
- お盆の天ぷら
- おせち料理
料理名だけを見ると素朴な家庭の味ですが、それぞれに季節や家族の時間が重なっています。番組では作り方だけを追うのではなく、春子さんが生きてきた時代や、美知代さんがその味をどう受け止めるかが描かれます。
なお、公式ページにはすべての料理の分量や完全な手順までは掲載されていません。この記事でも、確認できない材料の量や細かな作り方を推測して補うことはしていません。
春の「田植え煮物」はどんな料理?
美知代さんが季節の味をたどるスタートとして登場するのが、春の田植え煮物です。
SBC公式では、ジャガイモと身欠きニシンをやわらかくなるまで煮て、自家製の凍み大根やワラビの塩漬けなどを加える料理として紹介されています。味付けには砂糖、みりん、酒、しょう油が使われます。
春子さんは戦争を生き抜いた世代で、甘い煮物を得意としていました。公式ページには、春子さんの「砂糖は平和の象徴」という言葉も紹介されています。
この一言から、甘い味付けが単なる好みではなく、食べ物が自由に手に入らなかった時代を経験した人にとって特別な意味を持っていたことが伝わってきます。料理の味と個人の歴史が結び付いているところが、この番組の重要な見どころです。
6月の梅仕事と長く使われた道具
季節が6月になると、番組では梅仕事に移ります。
SBC公式によると、戦時中に配給でもらった陶器の入れ物が、シソを入れる器としてその後も大切に使われてきました。物を簡単に買い替えるのではなく、一つの道具を長く使い続ける暮らしが、料理の場面から自然に見えてきます。
梅干しは常温で保存できるように、かなり塩辛く作られていたと紹介されています。現代の家庭で好まれる減塩の味とは違い、冷蔵設備が十分ではなかった時代の保存の知恵が反映された味です。
レシピを再現することは、当時の生活条件までたどることでもあります。なぜ塩が多いのか、なぜ保存を重視するのかという背景を知ると、古い料理の見え方が変わってきます。
エゴや芋なますなど飯山の郷土料理も登場
番組では、春子さんの家庭の味だけでなく、地域に根付いた料理も紹介されます。
SBC公式にはエゴや芋なます、お盆の定番である天ぷらなどが登場すると記されています。美知代さんはレシピをそのまま機械的に再現するだけでなく、自分らしさも加えながら料理を作っていきます。
この点は、「昔の味を完全に同じ形で残す」ことだけが継承ではないことを示しています。基本となる味や考え方を受け取りながら、次の世代の暮らしに合うように少しずつ変わっていくことも、家庭料理の自然な受け継がれ方です。
おせち料理で娘へつながる「味の記憶」
番組の終盤で重要になるのが、おばあちゃんの味をさらに次の世代へ残そうとする場面です。
美知代さんは、できれば春子さんの味を一人娘にも残したいと考え、正月に一緒におせち料理を作り始めます。SBC公式では、「見ておけば何とかなる」という気持ちで二人が料理に向き合う様子が紹介されています。
春子さんから美知代さんへ、そして美知代さんから娘へ。紙に残されたレシピは、料理の手順だけでなく家族の記憶を渡す役割を持っています。
「おばあちゃんのレシピ」というタイトルは、古い料理を再現する番組という意味だけではありません。レシピを通して、誰と食べたのか、どんな時代を生きたのか、家族が何を大切にしてきたのかをたどる物語になっています。
番組審議会でも取り上げられたSBCスペシャル
SBC信越放送の第669回番組審議会では、2026年5月27日に放送された「SBCスペシャル おばあちゃんのレシピ」が視聴番組として取り上げられています。
これは今回BS-TBSで放送される作品が、もともとSBC信越放送の地域向け番組として制作・放送されたことを確認できる公式資料でもあります。地方局が地域の家族と食文化を丁寧に記録した作品が、「ドキュメントJ」を通じて全国で見られる形になります。
地域の料理は、料理本に載っているものだけで残るわけではありません。家の台所で口伝えされ、紙片にメモされ、家族の手の感覚として受け継がれてきたものもあります。今回の作品は、そうした記憶を映像で残す意味も感じられる内容です。
前回のドキュメントJは「81年目の戦場」
「ドキュメントJ」は毎週、各地の放送局が制作した異なるテーマのドキュメンタリーを届けています。
キニナルでは、10月4日放送の「81年目の戦場〜沖縄戦と心の傷〜」も紹介しています。戦争の記憶を家族の中でどう受け継ぐかという点では、今回の「おばあちゃんのレシピ」と扱う題材は違っても、過去の記憶を次の世代へ渡していくという共通点があります。
前回の内容が気になる方は、ドキュメントJ「81年目の戦場〜沖縄戦と心の傷〜」の記事もあわせてご覧ください。
見逃し配信や再放送はある?
今回確認したBS-TBSとSBC信越放送の公式ページでは、10月11日の「おばあちゃんのレシピ」について見逃し配信や再放送の具体的な案内は確認できませんでした。
そのため、確実に見たい場合はBS-TBSの10月11日10時からの放送をチェックしておくのが安心です。録画する場合も、番組表で放送時間を確認しておくとよいでしょう。
参考にした情報
- BS-TBS「ドキュメントJ」公式ページ
- SBC信越放送「SBCスペシャル おばあちゃんのレシピ」公式ページ
- SBC信越放送「第669回番組審議会議事要録」
- 番組表.Gガイド「ドキュメントJ おばあちゃんのレシピ」
よくある質問
ドキュメントJ「おばあちゃんのレシピ」はいつ放送されますか?
2026年10月11日(日)10時から11時まで、BS-TBSとBS-TBS 4Kで放送予定です。
おばあちゃんとは誰ですか?
長野県飯山市の米持春子さんです。1920年生まれで、102歳で亡くなった後に多くの手書きレシピが見つかりました。
番組にはどんなレシピが登場しますか?
ほたてご飯、きゅうりの漬け物、ナスの粕漬け、米粉のおやき、田植え煮物、梅干し、エゴ、芋なます、お盆の天ぷら、おせち料理などが公式に紹介されています。
誰が料理を再現するのですか?
孫の美知代さんが、季節を追いながら春子さんの味をたどります。さらに、美知代さんは自分の娘にもその味を残そうとします。
まとめ
10月11日の「ドキュメントJ▼おばあちゃんのレシピ」は、米持春子さんが残したレシピを孫の美知代さんがたどり、家族の味の記憶を次の世代へつなぐ物語です。
田植え煮物や梅干し、エゴ、芋なます、おせちなど、料理そのものも見どころですが、その味がどんな時代や暮らしの中で生まれたのかまで描かれます。
BS-TBSでの放送は2026年10月11日10時から。レシピを通して家族の記憶と信州の暮らしを見つめる1時間です。

