ダーウィンが来た!「前代未聞!楽園丸ごと復興計画」10月10日再放送|岩合光昭が見た野生の現在|10/10 9:00
10月10日(土)9時からNHK総合1・東京で放送される「ダーウィンが来た!」は、モザンビークのゴロンゴーザ国立公園を舞台にした「前代未聞!楽園丸ごと復興計画」です。10月4日に放送された回の再放送で、内戦によって大きく傷ついた野生動物の世界が、どのように再生してきたのかを追います。
注目したいのは、単に「動物が増えた」という話ではなく、捕食者を含む生態系全体を戻そうとしている点です。番組には動物写真家の岩合光昭さんが登場し、20年以上続く復興の現場を見つめます。
ダーウィンが来た!10月10日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月10日(土)9:00〜9:30 |
| 放送局 | NHK総合1・東京 |
| 放送内容 | 「前代未聞!楽園丸ごと復興計画」 |
| 舞台 | モザンビーク・ゴロンゴーザ国立公園 |
| 出演 | 岩合光昭 |
| 語り | 龍田直樹、豊嶋真千子、山田孝之、水瀬いのり、副島萌生 |
| 放送形態 | 10月4日放送回の再放送 |
Gガイドの番組情報では、10月10日9時から30分枠で放送される再放送として掲載されています。NHKワールド・プレミアムの公式番組ページでも、同じエピソードが10月4日放送、10月10日再放送として案内されています。
東京で10月10日朝に見る方にとっては、日曜夜の初回を見逃した場合にもう一度内容を追える機会です。
舞台のゴロンゴーザ国立公園では何が起きた?
今回の中心となるゴロンゴーザ国立公園は、アフリカ南東部のモザンビークにあります。番組案内では、1992年まで続いた内戦の影響で大型ほ乳類の約9割が姿を消した場所として紹介されています。
戦闘そのものだけでなく、軍資金や食料を得るために野生動物が大量に失われたことが、自然環境に深刻な影響を与えました。大型の草食動物や捕食者が減れば、植物の状態や獲物と捕食者のバランスも変わります。
ゴロンゴーザ復興プロジェクト公式によると、復興の取り組みは2004年から始まりました。野生動物の再導入やレンジャーによる保護を進め、20年ほどの間に大型動物の個体数は大きく回復しています。
公式発表では、プロジェクト開始当初は公園内の大型動物が1万頭未満だったのに対し、現在は10万頭を超える規模に増えたと説明されています。失われた自然を元の状態へ近づけるには、特定の人気動物だけではなく、生態系を構成する多様な種を長期的に守ることが重要だと分かります。
「丸ごと復興計画」は何が前代未聞なの?
今回のタイトルにある「丸ごと」という言葉は、番組を見るうえで大きなポイントです。ゴロンゴーザでは、草食動物を増やすだけでなく、ヒョウやハイエナなどの捕食者も含めて生態系を組み直す取り組みが続いています。
ゴロンゴーザ公式の2024年の活動報告では、シマウマの移送に加え、ヒョウやハイエナの再導入が行われたことが報告されています。ヒョウはインパラやヒヒなどを狩る捕食者で、ハイエナは狩りだけでなく死肉を処理する役割も担います。
つまり、動物の数を増やすだけではなく、「誰が何を食べるのか」「死骸がどう分解されるのか」「増えすぎる動物を誰が抑えるのか」といった関係まで戻そうとしているわけです。
2025年第1四半期のゴロンゴーザ公式報告では、確認されている主な肉食動物としてライオン256頭、ハイエナ21頭、ヒョウ7頭、ジャッカル7頭という数も示されています。番組で描かれる壮大さは、このような長期的な管理と観察を背景にしています。
岩合光昭さんはなぜこの回に登場する?
岩合光昭さんは、長年にわたって世界各地の野生動物やネコを撮影してきた動物写真家です。岩合さんの公式サイトでも、10月4日放送の「ダーウィンが来た! 前代未聞!アフリカの楽園 丸ごと復興計画」への出演が告知されています。
今回の見どころは、研究者や保護スタッフの説明だけでなく、動物写真家の目で復興した野生をどう見るのかという部分にもあります。動物の表情や距離感、周囲の環境を長く観察してきた岩合さんが現地で何を感じるのかは、数字だけでは分からない変化を知る手がかりになります。
岩合さんは「岩合光昭の世界ネコ歩き」でもよく知られていますが、今回の舞台はネコだけを追う旅ではありません。大型草食動物、捕食者、人の暮らし、保護活動まで含めた自然のつながりを見る回になっています。
ゴロンゴーザの復興は動物を増やすだけではない
ゴロンゴーザ復興プロジェクトが特徴的なのは、自然保護と周辺地域の人々の生活を切り離していないことです。プロジェクト公式では、公園の周囲で教育、医療、農業などの取り組みも進めていると説明しています。
野生動物を守るためには、密猟対策やレンジャーの活動だけでなく、周辺で暮らす人々が公園の存在から利益を得られる環境も欠かせません。生活が安定し、教育や仕事の機会が広がることが、長期的な自然保護につながるという考え方です。
このため今回の「復興」は、過去の個体数へ単純に戻す作業ではありません。動物、人、地域社会を含めて持続できる形を作る試みとして見ると、番組のテーマがより分かりやすくなります。
前回10月4日放送ではどこまで紹介された?
10月4日の初回放送も、今回と同じゴロンゴーザ国立公園の復興計画を扱いました。番組表では、1992年まで15年続いた内戦で大型ほ乳類の約9割が失われ、2004年から生態系を丸ごと復活させる取り組みが始まったと紹介されています。
今回の10月10日放送はその再放送なので、基本的な番組内容は同じです。初回放送時のテーマ全体を先に確認したい場合は、ダーウィンが来た!ゴロンゴーザ復興計画とは?大型ほ乳類9割減から20年でも整理しています。
この記事では再放送を見る人向けに、岩合光昭さんの出演と、ゴロンゴーザ公式が示している近年の回復状況を中心にまとめました。
10月10日の見どころは捕食者が戻った意味
放送で特に意識して見たいのは、ライオンやヒョウ、ハイエナなどの捕食者です。大型の草食動物が増えるだけでも自然はにぎやかになりますが、捕食者が戻ることで食物網の関係が変わります。
ゴロンゴーザ公式は、再導入された動物をGPSなどで追跡し、個体の行動や生態系への影響を継続的に調べています。公園の復興は、一度動物を放して終わるものではなく、その後の定着や繁殖、他の動物との関係まで確認する長い取り組みです。
「楽園が戻った」という美しい映像だけでなく、なぜその動物を戻す必要があるのかまで考えながら見ると、今回の30分がより立体的に見えてきます。
復興した動物の数はどうやって確かめている?
ゴロンゴーザでは、復興の成果を感覚だけで判断せず、航空調査や継続的な個体数モニタリングで確かめています。ゴロンゴーザ公式の研究ページによると、大型野生動物の航空調査は1969年から記録があり、内戦の影響で長い中断を挟んだ後、1994年の調査で大型動物の激減が正式に記録されました。
2000年以降はヘリコプターによる調査が行われ、2012年からは原則として2年ごとの航空カウントが続いています。広い国立公園を上空から一定の方法で数えることで、どの動物が増え、どの地域に分布しているのかを長期的に比較できます。
さらに肉食動物については、GPS首輪、カメラ、直接観察なども組み合わせています。再導入したヒョウやハイエナが公園内に定着したか、どの範囲を動いているかを追うことは、生態系全体の回復を判断するうえで重要です。
今回の番組で映る豊かな野生の背景には、こうした地道な記録と継続的な観察があります。20年前と現在を同じ尺度で比べるからこそ、「復興」が印象ではなく具体的な変化として見えてきます。
見逃し視聴について
NHKの番組はインターネット配信の対象になる場合がありますが、個別番組の配信期間や地域によって扱いが異なることがあります。10月10日の放送をネットで見る場合は、NHKの公式サービス上で当該回の配信状況を確認するのが確実です。
テレビ放送については、東京では10月10日(土)9:00〜9:30の予定です。地域によって編成が異なる場合があるため、居住地域のNHK総合の番組表も合わせて確認してください。
参考にした情報
- NHKワールド・プレミアム「ダーウィンが来た!」
- Gガイド「ダーウィンが来た! 前代未聞!楽園丸ごと復興計画」
- 岩合光昭オフィシャルサイト ニュース
- Gorongosa Restoration Project「BBVA Foundation Worldwide Award」
- Gorongosa 2025年第1四半期レポート
- Gorongosa「Research at Gorongosa」
よくある質問
ダーウィンが来た!10月10日の放送は何時から?
NHK総合1・東京では、2026年10月10日(土)9:00〜9:30の予定です。10月4日に放送された「前代未聞!楽園丸ごと復興計画」の再放送です。
ゴロンゴーザ国立公園はどこの国にありますか?
アフリカ南東部のモザンビークにあります。内戦で大型ほ乳類が激減した後、2004年から大規模な生態系復興が進められています。
10月10日の回に岩合光昭さんは出演しますか?
出演します。岩合光昭さんの公式サイトでも、同エピソードへの出演が告知されています。
まとめ
10月10日9時の「ダーウィンが来た!」は、モザンビークのゴロンゴーザ国立公園で進む生態系復興を追う再放送です。内戦で大型ほ乳類の約9割を失った場所で、2004年から動物の再導入や保護が続けられてきました。
見どころは、単に動物が増えたことではなく、ヒョウやハイエナなどの捕食者まで戻し、生態系を「丸ごと」立て直そうとしている点です。岩合光昭さんの取材を通じて、20年以上かけてよみがえってきた野生の現在を確かめられる回です。草食動物と捕食者のつながりにも注目です。

