コネクト11月6日|被爆教師・森下弘さんのラストメッセージとは?教え子が初めて知る先生の思い|11/6 19:30
11月6日(金)19時30分からNHK総合の中国地方で放送される「コネクト」は、“被爆教師”森下弘さんと、かつての教え子たちの時間をたどる「わたしが知らない、先生のこと“被爆教師”からのメッセージ」です。
番組案内には、96歳の森下さんが次の世代に託したラストメッセージが大きな軸として示されています。教え子たちがことし初めて向き合った「先生の当時の知られざる思い」とは何だったのか、放送前に確認できる背景をまとめました。
コネクト11月6日の放送日時と内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月6日(金)19:30〜19:57 |
| 放送局 | NHK総合(中国地方) |
| 番組 | コネクト |
| タイトル | わたしが知らない、先生のこと“被爆教師”からのメッセージ |
| 主な人物 | 森下弘さん |
| 出演 | 小野文惠 |
番組案内では、“被爆教師”森下弘さんと、かつての教え子たちの関係が描かれることが明らかになっています。
ことし初めて、教え子たちが森下さんの当時の知られざる思いに向き合い、そこから次世代に託すラストメッセージへとつながっていく構成です。放送前の段階では、そのメッセージの全文や番組の結論までは公表されていません。
被爆教師・森下弘さんのラストメッセージとは?
今回もっとも気になるのは、森下弘さんが次世代に託すラストメッセージです。
番組案内は、その内容をあえて明かさず「次の世代に託したラストメッセージとは…」としています。そのため、放送前にメッセージの言葉を推測して断定することはできません。
一方、森下さんが長く伝えてきたテーマを知ると、今回の放送がなぜ教え子たちとの再接続を描くのかが見えやすくなります。
広島大学によると、森下さんは14歳のとき、爆心から約1.5キロの学徒動員先で被爆しました。大学卒業後は高校教師となり、自らの被爆体験を次世代に伝える平和教育に長く携わってきました。
教え子たちが初めて知る「先生の思い」
今回の番組が特徴的なのは、森下さん本人の証言だけではなく、かつての教え子たちが先生の知られざる思いに向き合う点です。
教師として教壇に立っていた時期、森下さんが被爆体験をどのように受け止め、どんな葛藤を抱えながら生徒たちに伝えようとしていたのか。教え子の側から見れば、授業を受けていた当時には分からなかった感情や覚悟があったはずです。
2026年9月に刊行された森下さんの歩みをまとめる書籍について、共同通信の記事は、教師として戦争や原爆をどう生徒に伝えるか苦悩した経緯も記録されていると伝えています。
番組では、そうした「教師・森下弘」と「被爆者・森下弘」の二つの面を、教え子たちの記憶を通してつないでいくことになりそうです。
森下弘さんは14歳で被爆|爆心地から約1.5キロ
広島平和記念資料館の平和データベースには、森下弘さんの被爆者証言ビデオが登録されています。
記録によると、森下さんは14歳のとき、鶴見町の鶴見橋西詰付近で被爆しました。爆心地からの距離は約1500メートルです。
建物疎開作業の開始前に被爆し、左顔面や両手、ひざにやけどを負いました。市内を火の中を避けながら避難し、その後は長期間の治療を受けたと記録されています。
被爆体験を「教えること」へつないだ教師人生
森下さんは大学卒業後に教師となり、被爆体験を次世代へ伝える活動を続けました。
広島大学は、森下さんが高校生を対象とした原爆についての意識調査を行い、平和教育の教材や副読本を作成するなど、子どもたちとの対話を重ねてきたことを紹介しています。
2025年には、その教育実践が評価され、第33回ペスタロッチー教育賞を受賞しました。被爆体験を個人の記憶として抱えるだけではなく、「教育」を通じて次の世代へ渡していった歩みが評価されています。
トルーマン元大統領と会った経験も
広島テレビのドキュメンタリーでは、森下さんが1964年に、原爆投下を命じたアメリカのトルーマン元大統領と会った経験も紹介されています。
その番組では、森下さんが平和教育の副読本を作成するなど、平和教育に力を注いできたことも取り上げられました。
森下さんの活動は、被爆した日の記憶を語るだけではありません。戦後の社会でどう生きたか、教師として若い世代とどう向き合ったか、そして被爆体験をどのような言葉で未来へ残すかという長い実践があります。
今回の「コネクト」は、その長い歩みを「教え子」という視点から見直すことで、これまでとは違う森下さんの姿を描く回になっています。
2026年には「被爆者 森下弘の証言」も刊行
2026年9月には、森下さんの歩みをまとめた書籍「被爆者 森下弘の証言」が刊行されました。
共同通信の記事によると、この本は森下さんの未発表手記をもとに構成され、被爆後の葛藤、平和への願い、教師として戦争や原爆をどう生徒に伝えるか悩んだ経緯などが記録されています。
番組放送の約1か月半前に、森下さんの証言活動と教師としての歩みが書籍としてまとめられたことも、11月6日回を見るうえで重要な背景です。
小野文惠さんが出演
番組情報では、小野文惠さんの出演が案内されています。
小野さんはNHKの番組で多くの人の話を聞いてきたアナウンサーです。今回、森下さんと教え子たちの記憶をどのようにつなぐのかも見どころの一つです。
小野さんについては、小野文惠さんのプロフィール記事でも紹介しています。
また「コネクト」のこれまでの企画を知りたい方は、宇野千代が遺した幸福の言葉を取り上げた回もあわせてどうぞ。
11月6日回の見どころは教え子から見た「被爆教師」
被爆者の証言番組というと、本人が自身の体験を語る形を思い浮かべる人も多いと思います。
今回の「コネクト」では、森下さんの教え子たちが、当時は知らなかった先生の思いに初めて向き合います。教える側が何を抱えていたのか、教わる側は何を受け取り、何を知らずにいたのか。その距離が時間を経て埋まっていくところに、この回ならではの見どころがあります。
そして最後に示されるのが、96歳の森下さんから次の世代へのラストメッセージです。放送前には具体的な言葉は明かされていないからこそ、そこへ至る教え子たちとの対話や記憶の掘り起こしに注目したい回です。
参考にした情報
- DiMORA「コネクト」11月6日放送案内
- WEBザテレビジョン「コネクト」番組情報
- 広島大学「森下 弘 氏に第33回ペスタロッチー教育賞を授与しました」
- 広島平和記念資料館 平和データベース「森下 弘」
- 神戸新聞NEXT「被爆教師の証言活動を書籍化」
- 広島テレビ「WATCH 真相に迫る 被爆教師 森下弘」
よくある質問
コネクト「被爆教師からのメッセージ」はいつ放送ですか?
2026年11月6日(金)19時30分から19時57分まで、NHK総合の中国地方で放送されます。
被爆教師の森下弘さんはどんな人ですか?
14歳のとき広島で被爆し、大学卒業後は高校教師として平和教育に携わってきた人物です。被爆体験の証言や教材・副読本の作成などを通じて次世代に伝える活動を続けてきました。
森下弘さんのラストメッセージは何ですか?
放送前の番組案内では具体的な内容は明かされていません。11月6日回で、教え子たちとの時間を通じて次の世代に託すメッセージが描かれます。
まとめ
11月6日(金)19時30分からの「コネクト」は、“被爆教師”森下弘さんと教え子たちがテーマです。
14歳で被爆し、その後教師として平和教育に取り組んできた森下さん。かつての教え子たちが、当時は知らなかった先生の思いに向き合い、その先にある次世代へのラストメッセージを受け取るまでが大きな見どころです。

