刑事コロンボ「幻の娼婦」ネタバレ|リサの正体・変装トリックと犯人ジョーンの悲しさ|9/12 16:35

2026年9月12日(土)16時35分からNHK BSで「刑事コロンボ(48)『幻の娼婦』」が放送されます。心理学者ジョーン・アレンビーが黒いドレスの謎の女性へ変身し、恋人を殺害する倒叙ミステリーです。

この記事ではネタバレ込みで、犯人ジョーンの動機、謎の女「リサ」の正体、変装を使ったアリバイ工作、コロンボが感じる不自然さを整理します。犯人当てではなく『どう崩れるか』を楽しむ刑事コロンボらしい一編です。

9月12日の放送時間・出演者

番組刑事コロンボ(48)「幻の娼婦」
放送日時2026年9月12日(土)16:35~18:10
放送局NHK BS
コロンボピーター・フォーク(声:石田太郎)
ジョーンリンゼイ・クローズ(声:鈴木弘子)
デービッドスティーブン・マクト(声:堀之紀)
脚本ジェリー・ルドウィッグ
演出ジェームズ・フローリー

NHK公式ページは自動取得環境から本文を開けなかったため、放送日時・内容・出演者は放送局公式SIを使用するGガイドとJ:COM番組表で照合しました。

ネタバレ|犯人ジョーンはなぜ恋人を殺すのか

犯人は心理学者でセックスカウンセラーのジョーン・アレンビーです。公私のパートナーであるデービッドと若い秘書の関係を偶然目撃し、自分が陰で嘲笑されていたことまで知ってしまいます。

彼女の動機は単なる嫉妬だけではありません。人の愛や親密さを語る専門家として成功してきた自分が、最も近い相手から女性として否定されたという屈辱が重なります。だから犯行は、相手を消す行為であると同時に、自尊心を壊されたジョーンが別の自分を作り出す行為にもなっています。

黒いドレスの「リサ」は誰?変装トリックの仕組み

ジョーンはパーティー会場の化粧室に用意していた黒いドレス、髪型、濃いメイクで別人の女性に変装し、「リサ」と名乗ります。バーでデービッドと落ち合い、そのまま自分の診療所へ誘導して射殺します。

ここでの狙いは、ジョーンにはパーティー会場にいたというアリバイがあり、デービッドは別の女性と一緒にいたという目撃情報も残る状態を作ることです。警察が追うべき犯人を、実在しない「リサ」にすり替えるのがこの回の大仕掛けです。

コロンボは何を不自然だと感じるのか

「幻の娼婦」の面白さは、変装そのものを見破る一発トリックではなく、ジョーンが意図的に残した物証や証言の組み合わせが、かえって作為的に見えてくる点です。コロンボは『知らない女が現れ、都合よく消えた』という筋書きをそのまま受け取りません。

倒叙ミステリーなので視聴者は犯人を知っています。見どころは、完全に見えたアリバイのどの部分がジョーン自身を指し示すのか、そして彼女が専門家として人の心理を読めても、コロンボの粘りを読み切れない過程です。

なぜジョーンは「リサ」になったのか|犯人の悲しさ

ジョーンは仕事では人間の欲望や愛を理性的に説明する人物です。一方、「リサ」になると、普段の自分ではしない装いと言動を選びます。犯行のための変装で始まったものが、やがて自分の中にある抑圧や憧れを映すもう一人の人格のように見えてきます。

そのため、この回は『完璧な犯罪が暴かれる話』だけでなく、自分の価値を他人の評価に委ねた結果、別の自分へ逃げ込んでしまう人物の悲劇としても読めます。リンゼイ・クローズの演技が強く印象に残る理由は、犯人と架空の女を演じ分けながら、その境界が揺れていくからです。

旧シリーズと違う?第48話の異色さ

第48話は1989年制作の新シリーズ期の作品です。映像や題材が旧シリーズより現代的になり、男女関係やセクシュアリティを正面から扱う点でも異色です。

一方で、構造は王道のコロンボです。犯行を最初に見せ、犯人が作った筋書きの小さなほころびをコロンボが拾い、心理戦で追い詰める。題材は新しくても、シリーズの醍醐味である『犯人が自分の説明に縛られていく』面白さは変わりません。

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参考情報

放送日時・出演者・今回の番組説明はGガイド「刑事コロンボ」番組情報とJ:COMテレビ番組表で確認しました。作品の各話あらすじはスーパー!ドラマTV「刑事コロンボ 第48話『幻の娼婦』」も照合しています。

よくある質問

刑事コロンボ「幻の娼婦」はいつ放送?

2026年9月12日(土)16時35分から18時10分までNHK BSで放送予定です。

犯人は誰?

犯人は心理学者・セックスカウンセラーのジョーン・アレンビーです。刑事コロンボは倒叙形式なので、視聴者は犯行を先に知ったうえで捜査の崩れ方を楽しみます。

黒いドレスの女性「リサ」の正体は?

ジョーン本人の変装です。別人格のように振る舞うことでアリバイと架空の容疑者を作ろうとします。

なぜ『幻の娼婦』という題名なの?

現場周辺で目撃された謎の女性が、実際にはジョーンの変装で独立した人物として存在しないためです。タイトルは捜査上の『存在しない女』とジョーンの内面の分裂を重ねたものと読めます。

まとめ|「幻の娼婦」は変装より“もう一人の自分”が怖い

「幻の娼婦」の犯人はジョーン・アレンビーで、黒いドレスの女性「リサ」もジョーン本人です。変装によって架空の犯人を作り、パーティーのアリバイと目撃証言を両立させるのが計画の柱です。

しかし本当に印象に残るのはトリック以上に、傷ついたジョーンが別の自分を作り出し、その仮面に引かれていく心理です。2026年9月12日16時35分のNHK BS放送では、コロンボが証拠をどう積み上げるかと同時に、ジョーンと「リサ」の境界がどう崩れていくかに注目すると、この異色回の味わいが深まります。

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