クローズアップ現代 ナガエツルノゲイトウとは?コメ被害・水害リスク・駆除対策|9/15 19:30

2026年9月15日(火)19時30分からNHK総合で放送される「クローズアップ現代」は、コメへの被害や水害リスクにつながる外来植物ナガエツルノゲイトウを取り上げます。

番組では「地球上最悪の侵略的植物」とも呼ばれる強い再生力、田畑や河川での拡大、自治体の駆除負担、ドローンやAIを使った対策などを取材。植物の正体、なぜ駆除が難しいのか、農業と治水へどんな影響があるのかを整理します。

クローズアップ現代9月15日|放送時間・出演者

番組クローズアップ現代 コメ被害 水害リスクも“地球上最悪”植物どう防ぐ?
放送日時2026年9月15日(火)19:30~19:57
放送局NHK総合
キャスター星麻琴
出演五箇公一(国立環境研究所 特命研究員)
語り小松未可子

NHK公式ページは調査環境から直接本文を取得できなかったため、放送局公式SI情報を掲載するGガイドで今回の内容と出演者を確認しています。番組の中心は、外来植物ナガエツルノゲイトウが農業と河川管理の両方へ及ぼす影響です。

ナガエツルノゲイトウとは?南米原産の特定外来生物

国立環境研究所の侵入生物データベースによると、ナガエツルノゲイトウの学名はAlternanthera philoxeroides、英名はAlligatorweed。南米原産の多年生植物で、水路、河川、湿地などに生育し、日本では外来生物法の特定外来生物に指定されています。

大きな特徴は、茎の切片からでも栄養繁殖できることです。農林水産省の資料でも、植物体の断片から容易に再生するため、刈り取り方によっては細かくなった茎が別の場所へ流れ、分布拡大につながるおそれがあるとされています。

コメ被害はなぜ起きる?水田・水路へ広がると管理が難しい

ナガエツルノゲイトウは河川だけでなく、水路、水田、あぜなどにも生育します。農業水利施設で大量繁殖すると、取水や通水を妨げることがあり、田んぼへ侵入すれば作物管理や防除の負担が増えます。

農林水産省は専用の駆除マニュアルを更新し、農耕地での除草剤体系や地域連携の防除方法も紹介しています。つまり、単に「見つけた草を刈る」だけではなく、断片を流出させない・再侵入を防ぐ・継続して確認するという管理が必要な植物です。

水害リスクが高まるのはなぜ?河川・水路を覆う大量繁殖

番組がもう一つの論点として挙げるのが水害リスクです。ナガエツルノゲイトウが水面や水路に密生すると、水の流れや取水設備へ影響し、スクリーンの目詰まりや通水障害につながることがあります。

「植物があるだけで洪水になる」という単純な話ではありませんが、河川や排水路の機能を保つうえで、大規模群落は管理上の負担になります。農業被害と治水リスクが同時に問題になるため、自治体が多額の費用を投じて防除する背景があります。

なぜ根絶が難しい?1cmの茎からでも再生する強さ

放送局公式SI情報では、ナガエツルノゲイトウは約1cmの茎からでも発芽するほど再生力が強いと紹介されています。国立環境研究所も茎切片から栄養繁殖可能とし、乾燥にも強い性質を挙げています。

そのため、機械で刈り取るだけでは断片が水に流れ、別の場所で定着する可能性があります。環境省の防除公示でも、東京都の荒川では根までの抜き取りや、駆除個体を適切に処分する方法が示されています。

ドローン・AI・低リスク除草法|対策の最前線

9月15日回では、ドローンやAIの活用、環境への負荷を抑えた除草法の研究などが取り上げられる予定です。広い河川や水田を人の目だけで監視するには限界があるため、上空画像や画像認識で分布を把握できれば、早期発見と重点防除につなげやすくなります。

一方で、技術だけで完全に解決するわけではありません。侵入初期に小さな群落を見つけること、刈り取り後の断片を残さないこと、河川管理者・農業者・自治体が情報を共有することが重要です。番組では「根絶が難しい植物とどう付き合うか」という長期的な管理の視点が焦点になります。

「クローズアップ現代」の最近のテーマを続けて読みたい方は、9月8日の景気拡大・円安・AI半導体回や、ネパール大規模土石流回も参考になります。

FAQ|よくある質問

ナガエツルノゲイトウは何が危険?

水路・河川・水田などで繁殖し、在来植物との競合、農業水利施設の通水障害、農地管理の負担などを引き起こす可能性があります。

なぜ駆除しても増える?

茎の小さな断片からでも再生できる強い栄養繁殖力があるためです。刈り取り時に断片を流出させない管理が重要です。

9月15日のクローズアップ現代の出演者は?

キャスターは星麻琴さん、出演は国立環境研究所の五箇公一さん、語りは小松未可子さんです。

放送時間は?

2026年9月15日(火)19:30~19:57、NHK総合で放送予定です。

まとめ|ナガエツルノゲイトウは「見つけて刈る」だけでは止めにくい

9月15日の「クローズアップ現代」が取り上げるナガエツルノゲイトウは、南米原産で日本では特定外来生物に指定された多年草です。水路・河川・水田へ広がり、わずかな茎の断片から再生するため、単純な刈り取りだけでは防除が難しいことが問題になっています。

今回の重要点は、コメ被害と水害リスクを別々の問題として見るのではなく、同じ植物の拡大が農業・河川管理・自治体財政へ同時に負担をかけることです。ドローンやAI、低リスクな除草法など新しい手段をどう組み合わせ、長期的に密度を下げていくのかが番組の核心です。

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