富山湾の虻ガ島はどこ?8000年前の海底林とホソエガサ|中部ネイチャーシリーズ10月2日|10/2 19:30
2026年10月2日(金)午後7時30分から、NHK総合・名古屋の「中部ネイチャーシリーズ 富山湾 悠久の“宝石箱”」が放送されます。旅人の土屋アンナさんが富山湾の海に潜り、無人島・虻ガ島の周辺に広がる生き物の世界を訪ねます。
今回登場するのは、色鮮やかなウミウシや珍しい海藻だけではありません。黒部川近くの海底で見つかった約8000年前の海底林を手がかりに、富山湾の長い歴史にも迫ります。
10月2日の放送日時・出演者
| 放送日 | 2026年10月2日(金) |
|---|---|
| 放送時間 | 19:30~19:57 |
| 放送局 | NHK総合1・名古屋ほか中部地区 |
| 旅人 | 土屋アンナ |
| 語り | 中條誠子 |
| 主な取材先 | 虻ガ島周辺・黒部川近くの海底 |
番組表では、虻ガ島の案内役として高岡生物研究会の泉治夫さん、潜水ガイドの木村昭信さん、海底林の研究者として富山大学の立石良准教授、漁師の立野瑞希さんが掲載されています。
虻ガ島はどこ?富山湾の小さな無人島
虻ガ島(あぶがしま)は、富山県氷見市の沿岸に位置する小島です。日本海学推進機構の資料によると、北側の男島と南側の女島という2つの島からなり、周辺には暖流と寒流が交わる場所ならではの植物相が見られます。
今回の番組では、7月の虻ガ島周辺に広がる海藻の森が舞台です。陸上から眺める小島と、水中に広がる生物の世界の違いに注目すると、富山湾が「宝石箱」と呼ばれる理由を感じられそうです。
ウミウシと人魚のワイングラス「ホソエガサ」
予告で紹介されている海の生き物の一つが、さまざまな色や形を持つウミウシです。見た目は貝の仲間と結びつきにくいですが、ウミウシは軟体動物の仲間で、種によって色彩や姿が大きく異なります。
「人魚のワイングラス」という印象的な別名で紹介されるのは、珍しい海藻のホソエガサです。番組では土屋アンナさんが海中で実物を観察したと報じられています。希少な海の生物を見つけても、観察地の環境を損ねないことが大切です。
黒部川近くの海底林はなぜ注目される?
番組表によると、黒部川が流れ込む海域の海底調査で、およそ8000年前の林が見つかります。現在は海の底にある場所に古い樹木が残されていることは、過去の陸地や海面、地形の変化を考える材料になります。
この海底林がどのような過程で海底に残されたのかを解き明かすことが、今回の自然ドキュメンタリーのもう一つの柱です。調査された樹木の種類や正確な位置など、確認できていない細部は記載していません。
土屋アンナが海中ロケで見つめる富山湾
今回は海を好む土屋アンナさんが旅人として春と夏の富山湾を訪れる2週構成の後半です。9月25日の前編は、ホタルイカが放つ青い光と富山湾の深い地形をテーマにしていました。
前編について詳しく知りたい方は、「神秘の青 ホタルイカ」の関連記事も参考になります。前編は春のホタルイカ、後編は夏の虻ガ島と太古の海底林という、季節も観察対象も異なる構成です。
富山湾の自然が「宝石箱」と呼ばれる背景
富山湾には海岸近くから急に深くなる場所があり、沿岸の浅い海と深い海が近接しています。こうした多様な環境が、観察できる生物や海の景観の違いにつながります。
今回の後編は、現在生きる小さなウミウシや海藻と、何千年も前の林の痕跡を一つの湾の中でたどることが特徴です。美しい映像を楽しむだけでなく、同じ海で異なる時間のスケールを感じられる内容です。
よくある質問
虻ガ島はどこにありますか?
富山県氷見市沿岸の富山湾に位置する小島で、男島と女島という2つの島からなります。
番組に登場する「人魚のワイングラス」は何ですか?
番組で紹介される珍しい海藻、ホソエガサの別名です。
8000年前の海底林はどこで見つかったのですか?
今回の番組では黒部川が流れ込む海域に近い海底の調査で見つかったと紹介されています。
旅人と語りは誰ですか?
旅人は土屋アンナさん、語りは中條誠子さんです。
まとめ
10月2日の「富山湾 悠久の“宝石箱”」は、氷見沖の虻ガ島周辺でウミウシやホソエガサを観察し、黒部川近くの海底林から約8000年前の自然にも迫る回です。前編のホタルイカとは異なる、夏の浅い海の豊かさと長い地形の歴史が中心となっています。

