鳥獣戯画の作者は誰?NHK「楽しいはどこまで続く」8K映像・荒木飛呂彦の考察|9/7 10:00
2026年9月7日(月)10:00からNHK BS8Kで放送される「謎の国宝 鳥獣戯画 “楽しい”はどこまで続く?」。最大の疑問は「誰が、何のために描いたのか」です。ところが、この問いには現在も決着した答えがありません。
番組は答えを無理に断定するのではなく、8Kで捉えた筆遣い、修復の知見、美術史、日本画家の視点、そして漫画家・荒木飛呂彦さんの観察から、絵師の実像へ近づいていきます。ここでは放送前後に検索したくなる「作者は誰?」「カエルは何をしている?」「出演者は?」を中心に整理します。
鳥獣戯画9月7日の放送時間・出演者|NHK BS8Kで10時から
| 番組 | 謎の国宝 鳥獣戯画 “楽しい”はどこまで続く? |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 放送日 | 2026年9月7日(月) |
| 時間 | 10:00~10:59 |
| 主な出演 | 荒木飛呂彦、田村裕行、大山昭子、武田裕子、黒田泰三、今村みゑ子 |
| 語り | 瀬戸康史 |
NHKの番組ページは検索経由でアクセスを試みましたが、取得環境ではrobots制限により本文を開けませんでした。そのため今回の放送日時と出演者は、NHKの公式SI情報を利用するGガイド番組表で補完しています。岡墨光堂の公式サイトでも、この番組で鳥獣人物戯画の保存修理に関わった大山昭子さんが取材を受けたことが確認できます。
鳥獣戯画の作者は誰?結論は「一人の作者に特定されていない」
鳥獣戯画は、擬人化されたウサギやカエル、サルなどで有名ですが、作者名や制作目的を示す決定的な記録が残っていません。番組の紹介文も「何を伝えているか」「誰がなぜ描いたのか」は一切分かっていないとしており、そこが今回の謎解きの出発点です。
重要なのは、現代の漫画のように「作者=一人」と単純に考えないことです。複数巻から成る絵巻は時代や筆致が異なり、制作が一度に完結したとは考えにくい部分があります。番組では8K映像で筆線を追うことで、絵を描いた人物の動きや性格に近づこうとします。
なぜカエルやウサギが人間のように遊ぶ?甲巻の“楽しさ”
鳥獣戯画でも特に知られる甲巻では、動物たちが水遊びをしたり、弓を引いたり、相撲のような動きをしたり、人間社会を思わせる行動を見せます。現代の目には漫画的で親しみやすい一方、何を風刺し、何を楽しませるために描いたかは断定できません。
番組タイトルの「“楽しい”はどこまで続く?」は、単に面白い絵という意味だけでなく、巻や時代をまたいで描き継がれた表現の連続性にもつながる問いです。カエルくんが現代を旅する演出は、難しい美術史を“謎解き”として見るための案内役になっています。
8K1カットで全長11メートル|筆遣いから何が分かる?
今回の最大の映像的見どころは、全長約11メートルの全場面を8Kで1カット撮影した映像です。高精細映像は、線の勢い、墨の濃淡、筆の止まりや流れなど、写真では見落としやすい細部を見る手がかりになります。
出演する荒木飛呂彦さんは漫画家として線で人物や動きを表現してきた立場から絵を見る人物です。修復・日本画・美術史の専門家と漫画家の視点が並ぶことで、国宝を「古い絵」としてではなく、描き手の身体感覚まで想像しながら見る構成になっています。
修復で見えてきた鳥獣戯画|岡墨光堂・大山昭子の役割
岡墨光堂の公式情報によると、同社は平成24年度から27年度に行われた鳥獣人物戯画の保存修理事業に携わり、前修復部長の大山昭子さんが番組取材を受けました。修復は作品をきれいにするだけでなく、紙の状態、継ぎ方、過去の補修など、制作・伝来を考える材料にもなります。
「どのように描かれたか」を考えるうえで、表から見える線だけでなく、作品そのものを長く扱ってきた修復側の知見は重要です。8K映像と修復の視点が組み合わさることで、画面の“面白さ”の奥にある物質としての絵巻が見えてきます。
瀬戸康史の語りにも注目|関連する既存記事
語りは瀬戸康史さん。落ち着いたナレーションで、美術史の専門的な話とカエルくんの旅をつなぎます。当サイトでは瀬戸康史さんについて、A-Studio+出演回の記事や、グレーテルのかまど「クラフトコーラ」回も掲載しています。
俳優としてのトーク番組と、今回のような教養番組の“語り”では役割が異なります。人物を追うよりも、今回は瀬戸さんの声が国宝の謎へ視聴者を案内する点に注目すると番組を味わいやすくなります。
鳥獣戯画のFAQ
鳥獣戯画は誰が描いたの?
作者は確定していません。番組も、誰が何のために描いたのかという未解明の謎を中心に扱います。
番組には誰が出演する?
荒木飛呂彦、田村裕行、大山昭子、武田裕子、黒田泰三、今村みゑ子らが出演し、語りは瀬戸康史です。
何が8Kで撮影された?
鳥獣戯画の全長約11メートルに及ぶ全場面を8Kの1カットで捉えた映像が見どころです。
9月7日は何時から?
NHK BS8Kで2026年9月7日(月)10:00~10:59の放送予定です。
まとめ|鳥獣戯画の“真相”は断定せず、線・修復・美術史から謎に迫る
『鳥獣戯画』の作者や制作目的は、番組の時点でも確定していません。だからこそ今回の見どころは、8Kで全長約11メートルを見渡し、線の細部を専門家と荒木飛呂彦さんの視点で読み解く過程にあります。
9月7日はNHK BS8Kで10:00~10:59。結論だけを求めるより、なぜ答えが出ないのか、どんな証拠から何を考えられるのかを見ると、鳥獣戯画の“楽しい”が何百年も続く理由に近づける番組です。

