BSスペシャル「沈黙の国で」10月21日再放送は何時?パトリシア・マヨルガの経歴と見逃し配信|10/21 0:15
10月21日(水)午前0時15分からNHK BSで、「BSスペシャル 沈黙の国で 記者パトリシアの闘い」が再放送されます。番組は、暴力と脅迫によってジャーナリズムが沈黙を強いられてきたメキシコで、取材を続ける記者パトリシア・マヨルガを追ったドキュメンタリーです。
初回放送を見逃した方にとって気になるのは、再放送が何時からなのか、パトリシアとはどんな記者なのか、そしてネット配信で見る方法があるのかという点でしょう。10月21日の放送時間と、番組を理解するために知っておきたい人物背景をまとめました。
BSスペシャル「沈黙の国で」10月21日の再放送時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | BSスペシャル 沈黙の国で 記者パトリシアの闘い |
| 放送局 | NHK BS |
| 再放送日時 | 2026年10月21日(水)0:15〜1:15 |
| 初回放送 | 2026年10月15日(木)23:25〜0:25 |
| 主な舞台 | メキシコ・チワワ州 |
| 主な人物 | 記者パトリシア・マヨルガ |
10月21日の放送は、日付が変わった直後の午前0時15分スタートです。番組表では再放送として案内され、1時間枠で編成されています。
10月15日の初回放送についてまとめた記事もあります。番組の基本情報を先に確認したい方は、BSスペシャル「沈黙の国で 記者パトリシアの闘い」10月15日放送の記事もあわせてご覧ください。
「沈黙の国で」はどんな内容?
番組が描くのは、メキシコで権力や犯罪組織に関わる問題を取材し続けるジャーナリストの現実です。番組表の説明では、メキシコではメディアへの攻撃が相次ぎ、13万人以上が行方不明のままという社会状況の中で、報道が沈黙を迫られていると紹介されています。
中心となるのは、記者パトリシア・マヨルガです。パトリシアは同僚を銃撃で失い、自身も脅迫を受けて故郷を離れざるを得なくなりました。それでも地元のチワワ州へ戻り、暴力の影響を受けた人々や、故郷を追われた住民の声に耳を傾けていきます。
番組で焦点になる「カルテルと政治権力」
番組の紹介では、パトリシアが単に犯罪事件を追うだけではなく、カルテルと政治権力の癒着という、取材する側に大きな危険が伴うテーマに踏み込むことが示されています。
メキシコの一部地域では、犯罪組織による暴力だけでなく、それを報じる記者への脅迫や攻撃も深刻な問題になってきました。こうした環境では、記事を書くこと自体が記者本人や家族の安全に直結します。
「沈黙の国」というタイトルは、声を上げれば危険にさらされる状況と、それでも事実を記録しようとする人々の対比を示すものとして受け取れます。番組を見る際は、パトリシア個人の勇気だけではなく、なぜ報道そのものが危険な行為になっているのかに注目すると、内容をより深く理解できます。
記者パトリシア・マヨルガとは誰?
パトリシア・マヨルガは、メキシコ北部のチワワ州を拠点に、人権問題や汚職、組織犯罪との関係を取材してきたジャーナリストです。ジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、メキシコのニュース誌「Proceso」の記者として活動し、先住民の強制失踪や政治と組織犯罪の関係などを報じてきました。
パトリシアは2000年に記者としての仕事を始め、当初は健康や教育分野を担当しました。その後、チワワ州で起きる暴力、政府の腐敗、女性に対する殺人、人権問題などへ取材テーマを広げていきます。
2017年に故郷を離れた理由
大きな転機となったのが2017年です。同じチワワ州で取材を続けていた記者ミロスラバ・ブレアチが殺害され、その後パトリシア自身も脅迫を受けました。
CPJは、パトリシアが取材を理由とする脅威を受け、チワワ州を離れることになったと紹介しています。また現地報道では、ミロスラバの殺害後、パトリシアが米国への亡命を求めたことも伝えられています。
今回の番組で「亡命を余儀なくされた記者が地元へ戻る」という部分が重く響くのは、この経緯があるためです。安全な場所から取材対象を眺めるのではなく、自分自身が脅迫の当事者になった後も現場へ戻る姿が、ドキュメンタリーの大きな軸になっています。
国際報道の世界でも評価された記者
パトリシアは2017年、CPJの国際報道自由賞(International Press Freedom Award)を受賞しました。CPJは、人権問題、強制失踪、政治と組織犯罪の関係を追い続けた活動を評価しています。
受賞歴だけを見ると「著名な受賞記者」という印象になりますが、番組が映すのは、その肩書きの裏にある日常的な緊張です。脅迫を受けても取材をやめないこと、声を上げにくい人々の証言を記録することが、どれほど大きなリスクを伴うのかが見どころです。
パトリシアが取材するチワワ州とは
チワワ州はメキシコ北部に位置し、アメリカとの国境を持つ広大な州です。CPJは、同州が長年にわたって暴力犯罪の影響を受け、シエラ・タラウマラ地域では先住民社会も深刻な被害に直面してきたと説明しています。
パトリシアは、こうした地域で生活する人々の人権問題や強制失踪を取材してきました。番組では、犯罪組織の暴力によって故郷を追われた人々の声を拾う姿が紹介されます。
数字だけでは見えにくい「誰が、どのように暮らしを失ったのか」を取材することが、パトリシアの報道の特徴です。再放送を見る際は、事件の規模とともに、一人ひとりの証言を社会へ届ける記者の役割にも注目したいところです。
10月21日の再放送で注目したいポイント
同僚の死を経験した記者がなぜ戻ったのか
最も気になるのは、脅迫を受け、亡命まで経験したパトリシアが、なぜ再びチワワへ戻ったのかという点です。番組紹介では、彼女が絶望に抗いながら地元へ戻り、取材を再開したことが示されています。
安全を優先すれば離れ続けるという選択もあり得る中で、再び現場に立つ理由は何なのか。番組では、パトリシアの行動を通じて「報道する意味」そのものが問いかけられます。
声を上げにくい人々をどう取材するのか
カルテルの暴力で土地を追われたり、生活が困窮したりした人々にとって、取材を受けることにも危険が伴う場合があります。パトリシアがどのように相手の声を聞き、社会へ伝えようとするのかも重要な場面です。
番組のテーマは記者個人の英雄物語だけではありません。取材される側にも恐怖があり、話せない状況がある中で、沈黙を破るために何が必要なのかが描かれます。
犯罪だけでなく権力との関係まで追う
番組紹介には、パトリシアがカルテルとの癒着を深める政治権力の「不都合な真実」に切り込むとあります。犯罪組織だけを問題にするのではなく、政治との関係まで取材対象にすることが、彼女が危険にさらされてきた背景の一つです。
再放送では、「誰が暴力を行ったか」だけでなく、「なぜ暴力が止まらないのか」「なぜ報道する人が狙われるのか」という構造にも目を向けると、番組タイトルの意味がより見えてきます。
見逃し配信はNHKオンデマンドで予定
NHKオンデマンドの「これからの配信予定」には、10月23日(金)の配信開始予定作品として「BSスペシャル “沈黙”の国で 記者パトリシアの闘い」が掲載されています。
NHKオンデマンドは2025年9月29日以降、最近放送された番組について原則として放送の7日後以降から配信する運用へ変更しています。今回の作品は、10月15日の初回放送を基準にした配信予定と考えると日程が一致します。
10月21日の再放送を録画し忘れた場合でも、公式の配信予定を確認しておくと視聴方法を選びやすくなります。配信予定は変更される場合があるため、視聴時にはNHKオンデマンドの番組ページで最新表示を確認してください。
前回の10月15日放送との違いは?
10月21日は、10月15日にNHK BSで放送された内容の再放送です。番組表の説明も同じ内容となっており、パトリシア・マヨルガがメキシコ・チワワ州で取材を続ける姿を追います。
初回を途中から見た方や、番組名は気になっていたものの見逃した方にとって、10月21日午前0時15分からの放送は改めて視聴できる機会です。人物背景を知ってから見ると、取材現場での一つひとつの判断が持つ重みも感じやすくなります。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「これからの配信予定」
- 番組表.Gガイド「BSスペシャル 沈黙の国で 記者パトリシアの闘い」
- Committee to Protect Journalists「Patricia Mayorga, Mexico」
- El Financiero「Tras amenazas periodista de Chihuahua pide asilo político en EUA」
よくある質問
BSスペシャル「沈黙の国で」の再放送はいつですか?
2026年10月21日(水)午前0時15分から午前1時15分まで、NHK BSで再放送されます。
パトリシア・マヨルガはどんな人ですか?
メキシコ・チワワ州を拠点に、人権問題、強制失踪、政治と組織犯罪の関係などを取材してきたジャーナリストです。2017年にはCPJの国際報道自由賞を受賞しています。
見逃し配信はありますか?
NHKオンデマンドの配信予定では、2026年10月23日(金)に「BSスペシャル “沈黙”の国で 記者パトリシアの闘い」が配信開始予定作品として掲載されています。
まとめ
「BSスペシャル 沈黙の国で 記者パトリシアの闘い」の再放送は、10月21日(水)午前0時15分からNHK BSです。番組は、同僚の死と自身への脅迫を経験しながら、再びチワワ州で取材を続ける記者パトリシア・マヨルガを追います。
パトリシアは、人権問題や強制失踪、政治と組織犯罪の関係を報じてきた記者で、2017年には国際報道自由賞を受賞しました。再放送を前に人物背景を知っておくと、「沈黙の国」というタイトルが示す報道の難しさと、声を届け続ける意味がより伝わりやすくなります。

