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美の壺「奈良の手仕事」菩提もと・日の丸盆・三宝とは?【9/2 19:30】|9/2 19:30

2026年9月2日(水)19時30分からNHK BSP4Kで放送される『美の壺 選「奈良の手仕事」』。およそ1300年の歴史を持つ奈良で受け継がれてきた技を、漆・酒・神具という3つの切り口からたどる回です。

NHKオンデマンド公式では、春日大社で使われる「日の丸盆」、清酒の源流とされる「菩提もと」、吉野檜を使う「三宝」や「神酒口」まで具体的に紹介されています。単なる伝統工芸紹介ではなく、祈りや暮らしの中で使われ続けてきた道具と技を見られるのが今回の特徴です。

美の壺「奈良の手仕事」9月2日の放送情報

番組名美の壺 選「奈良の手仕事」
放送日2026年9月2日(水)
放送時間19:30~19:59
放送局NHK BSP4K
File635
出演草刈正雄
語り木村多江

番組表の公式SI情報ではFile635。NHKオンデマンド公式本文でも「奈良の手仕事」の内容が確認でき、漆器、酒造り、奈良漬、三宝、神酒口まで取り上げられます。

漆|春日大社「日の丸盆」と奈良の呂色仕上げ

最初の柱は漆です。番組では、春日大社の旬祭で使用される伝統の漆器「日の丸盆」を紹介。奈良特有の「呂色仕上げ」によって生まれる、深く艶のある表情に迫ります。

さらに、シルクロードに起源を持つとされる螺鈿の仕事にも密着します。奈良は古代から大陸文化が入ってきた土地であり、その技が寺社の調度品や工芸へどう根づいたのかを見ると、単なる装飾以上の歴史が見えてきます。

酒|清酒発祥とされる寺の「菩提もと」と黒い奈良漬

2つ目の柱は酒です。公式紹介で特に検索したくなる言葉が「菩提もと」。清酒発祥といわれる寺で受け継がれる酒造りの方法として登場します。

また、酒造りから生まれる酒粕と塩を使って作る伝統の奈良漬も紹介。番組では「なんと真っ黒」と表現されるほど色の深い奈良漬が登場し、一般的に想像する奈良漬との見た目の違いも注目点です。

神具|後醍醐天皇ゆかりの三宝と吉野檜の「ひき曲げ」

3つ目は神具。吉野で発祥したとされる三宝は、神饌などを載せる台として寺社や儀礼で見かける道具です。番組では後醍醐天皇ゆかりの品として紹介され、吉野檜を手で曲げる「ひき曲げ」の技に迫ります。

木を削って組み立てるだけではなく、割れや反りを見極めながら形を作る手仕事に、奈良の木工文化の蓄積が表れます。

神酒口とは?吉野檜を薄く削って組み上げる正月の飾り

もう一つの神具が神酒口(みきのくち)です。正月に飾られるもので、吉野檜をカンナで薄く削り、繊細に組み上げていきます。

「何に使うもの?」「なぜ木をここまで薄く削る?」と放送中に気になりやすい品ですが、今回の『美の壺』では完成品だけでなく、素材が形へ変わっていく工程そのものが見どころになります。

同日朝の「美の壺 禅」とは別の切り口

同じ9月2日にはBSP4Kで「美の壺 心そのもの 禅」も編成されています。当サイトではすでに「禅」の遺偈・円相・頂相を解説する記事を作成しているため、本稿では内容を重ねず、奈良固有の素材と技術に集中しました。

「奈良の手仕事」で覚えておきたい言葉

  • 日の丸盆:春日大社の旬祭で使われる伝統の漆器
  • 呂色仕上げ:漆面を研磨して深い艶を出す仕上げ
  • 螺鈿:貝殻の光沢部分を使う装飾技法
  • 菩提もと:奈良の寺院文化と関係する伝統的な酒母
  • 三宝:神饌などを載せる台。吉野で発祥したとされる
  • 神酒口:正月などに用いられる木製の飾り

よくある質問

美の壺「奈良の手仕事」はいつ放送?

2026年9月2日(水)19時30分から19時59分までNHK BSP4Kで放送予定です。

File番号は?

番組表の公式SI情報ではFile635です。

「菩提もと」とは何?

今回の公式紹介では、清酒発祥といわれる寺で作られる伝統的な酒造りの要素として取り上げられます。

三宝はどんな技で作られる?

吉野檜を手で曲げる「ひき曲げ」の技が紹介されます。

まとめ|奈良の1300年を「漆・酒・神具」の手から見る

『美の壺 選「奈良の手仕事」』は、奈良の歴史を有名寺院の建物だけで見るのではなく、そこに置かれ、供えられ、飲まれ、使われてきた品々からたどる30分です。

日の丸盆の漆、菩提もとの酒造り、三宝と神酒口の吉野檜。共通しているのは、素材の性質を読みながら手で仕上げることです。「奈良らしい美しさはどこから生まれるのか」を技の工程から知りたい人に向いた回です。

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