相棒season13第8話「幸運の行方」ネタバレ|犯人は春日?1539万円の当たり車券と久米・小池の友情【10月13日KBC】|10/13 15:48
10月13日(火)15時48分からKBCテレビで再放送される「相棒 season13」第8話「幸運の行方」は、下町の商店街で暮らす幼なじみ2人の小さな嘘が、殺人事件へつながっていく一話です。
結末まで先に触れると、平直哉を殺した犯人は春日由紀夫です。事件の中心にあったのは、平が偶然買っていた1539万円の当たり車券。春日はその存在を知り、平と組んで久米質店から取り戻させたうえで、最終的には配当金を独占しようとして平を殺害していました。
一方、質屋の久米健一と呉服屋の小池信雄は殺人の共犯ではありません。2人は小池の不倫だと思い込んだ動画を隠そうとして偽のアリバイを作り、その嘘が右京と享に疑われるきっかけになります。
10月13日の放送日時・キャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月13日(火)15:48〜16:48 |
| 放送局 | KBCテレビ |
| 話数 | 相棒 season13 第8話 |
| サブタイトル | 幸運の行方 |
| 杉下右京 | 水谷豊 |
| 甲斐享 | 成宮寛貴 |
| 久米健一 | 矢崎滋 |
| 小池信雄 | 斉木しげる |
| 小池瑠璃子 | 根本りつ子 |
| 平直哉 | 足立理 |
| 脚本 | 太田愛 |
| 監督 | 近藤俊明 |
KBC公式番組表では、10月13日15時48分から第8話「幸運の行方」を放送すると案内されています。テレビ朝日の公式ストーリーでも、質屋の久米と呉服屋の小池が事件に巻き込まれ、右京と享が思わぬ動機に迫る回として紹介されています。
杉下右京を演じる水谷豊さんのプロフィールはこちら。season13の流れを続けて確認したい方は、第6話「ママ友」や第5話「最期の告白」もあわせてどうぞ。
あらすじを時系列で整理
1. 久米が小池の「不倫現場」を撮影する
物語の発端は、質屋を営む久米健一が、幼なじみの小池信雄を見かけたことです。小池は見知らぬ若い女性とホテルへ入っていき、久米はその様子をスマートフォンで撮影します。
小池の妻・瑠璃子とも昔から顔なじみの久米は、小池を問い詰めます。ところが口論の末、久米は本意ではないのに小池から「口止め料」を受け取る形になり、動画を簡単には表に出せなくなります。
ここで久米と小池の間に、事件とは別の秘密が生まれます。後に平が久米の金庫を破り、この動画の記録媒体まで持ち去ったため、久米は警察へ被害を届けにくくなってしまいます。
2. 平が久米質店の金庫を破る
平直哉は久米質店の常連客でした。価値の高い品を持ち込むというより、生活が苦しいときに身近な物を預け、久米が情で金を渡していたような関係です。
平は久米の店の金庫を開け、金品と一緒に袋を盗み出します。久米は動画の記録媒体が入った袋を取り返そうと、平のアパートへ向かいます。
しかし、そこにいたのは頭から血を流して死んでいる平でした。久米は殺人現場を見て動揺し、警察に説明するより先に逃げ出してしまいます。
3. 久米と小池が偽のアリバイを作る
久米は、自分が平の部屋へ行っていたことを右京たちに知られれば、殺人を疑われると考えます。さらに、盗まれた袋の中には小池のホテル動画が入っていました。
そこで久米は小池に頼み、自分と一緒にいたことにしてもらいます。小池も動画を表に出されたくないため、幼なじみ2人は口裏を合わせます。
この偽アリバイが、右京の注意を引きます。2人が必死に隠そうとするものがあるのは確かですが、それが殺人の動機とは限りません。右京は久米質店の様子、平との関係、金庫周辺の痕跡を一つずつ見ていきます。
右京が見抜いた金庫破りの方法
久米質店の金庫付近には、コピー機のトナーの粉が残っていました。
平はこの粉を利用し、暗証番号のボタンに付着した跡から、どの数字が押されたかを絞り込んだとみられます。久米の店に何度も出入りしていた平だからこそ、金庫へ近づく機会も作れました。
ここで重要なのは、平が金を盗みたいだけではなかったことです。平には「取り戻したい物」があり、それが事件の本当の核心へつながっていきます。
右京は、平が以前久米に預けた品々を確認する中で、一見価値のなさそうな物の中に特別な意味を持つ物が混じっていたことに気づきます。
平が「取り戻したかった幸運」とは何?
平が取り戻したかったのは、高額配当の当たり車券です。
平は以前、競輪に行く知人に頼まれた際、気まぐれで自分の受験番号にちなんだ番号の車券を買っていました。ところが平自身は競輪に強い関心がなく、当たり外れをきちんと確認していませんでした。
その車券は久米質店へ持ち込まれ、平の手元を離れます。後になって春日が、その車券が万車券であることを教えます。
配当金は1539万円。平にとっては人生を大きく変えかねない金額でした。自分の幸運がすぐ近くにあったのに気づかなかったと知った平は、久米に相談するのではなく、自分で金庫から取り戻す道を選びます。
この判断が、平の運命を変えてしまいました。
犯人は春日由紀夫|平を殺した動機
平を殺した犯人は春日由紀夫です。
春日は、当たり車券の価値を平に教えた人物でした。そして平が久米質店へ盗みに入るとき、春日は客を装って久米の注意を引きます。
つまり、金庫破りの場面では平と春日に協力関係がありました。ただし春日の目的は、平と配当金を分けることではありません。
平が車券を取り戻した後、春日は平の部屋で待ち伏せし、平を殺害して車券を奪います。1539万円を独占するために、共に動いた相手まで切り捨てたのが真相です。
春日はなぜすぐ車券を換金しなかった?
春日は、車券を手にした後すぐには払い戻しへ向かいませんでした。理由は、久米が何かに気づいているのではないかと恐れたからです。
質屋の窃盗事件が大きく表に出なかったことで、春日は「久米が盗まれた物の正体を把握しているのではないか」と警戒します。その不安から、春日は久米を消そうとする行動まで取ります。
久米と小池が2人で話している最中、上から鉄パイプが落ちてくる場面があります。小池は久米をかばい、自分が負傷します。
この場面は、普段は言い争ってばかりの幼なじみ2人の関係を大きく見せる場面でもあります。小池はとっさに久米を守り、久米もまた小池の家庭を気にかけ続けています。
小池の「不倫」は本当だった?
久米が撮影したホテルの一件は、久米が考えたような単純な不倫ではありませんでした。
小池は女性とホテルに入った後、意識を失い、朝まで眠り込んでいました。右京たちは状況から、小池が昏睡強盗の被害に遭った可能性を見抜きます。
つまり久米が隠そうとした動画は、小池の浮気の証拠というだけでなく、別事件の犯人を追う重要な資料にもなっていました。
平が盗んだ袋が見つかり、動画も警察の手に渡ったことで、昏睡強盗事件も解決へ向かいます。殺人事件と無関係に見えた「ホテル動画」が、もう一つの犯罪を解く材料として回収されます。
1539万円の車券は最後どうなった?
春日は払い戻し期限が迫る当たり車券を換金しようと競輪場へ向かいます。そこへ右京が現れ、車券が平と久米をつなぐ物であること、調べれば両者との関係を示す痕跡が出ることを突きつけます。
春日は逃げようとしますが、久米や捜査員たちに阻まれ、犯行を認めて連行されます。
事件後、久米は1539万円の配当金を自分のものにはせず、奨学基金へ寄付します。
この結末によって、同じ「お金」でも春日と久米の価値観が対照的に描かれます。春日は大金を独占するために人を殺しましたが、久米は平の命と引き換えに残った金を自分の利益へ変えませんでした。
タイトル「幸運の行方」が示すもの
平にとっての幸運は、1539万円の当たり車券に見えます。しかし物語を最後まで見ると、金額だけでは割り切れない意味が残ります。
久米は、平が困るたびに質草とは呼びにくい物にも金を貸し、面倒を見ていました。事件後には、平が相談してくれていれば助けるつもりだったことがにじみます。
平は「幸運」を取り戻そうとして車券を盗み出しましたが、その過程で自分を助けてくれていた久米との信頼を壊し、さらに春日の欲望に巻き込まれて命を失います。
大金を得ることが幸運なのか、それとも長い付き合いの中で支えてくれる人がいることが幸運なのか。脚本の太田愛さんらしい、人間関係の余韻が残る回です。
久米と小池の友情が事件のもう一つの軸
久米と小池は、口げんかが絶えず、周囲から仲が悪いと思われる関係です。しかし実際には、簡単には切れない幼なじみの情があります。
久米は小池の妻・瑠璃子を気にかけ、小池の恥をむやみに広めないようにします。小池は危険が迫ったとき久米をかばい、身体を張ります。
2人の嘘は捜査を混乱させる原因になりますが、その背景には相手を見捨てきれない気持ちがあります。右京は嘘そのものだけでなく、「なぜこの2人が嘘をつく必要があったのか」を見抜くことで、殺人と別の秘密を切り分けていきます。
前回までのseason13とつながる見どころ
season13の甲斐享期は、事件の仕掛けだけでなく、右京と享が人の感情の違いをどう受け止めるかも魅力です。
第5話「最期の告白」は冤罪と告白の重さ、第6話「ママ友」は人間関係の裏側が焦点でした。第8話「幸運の行方」は、そこから少し雰囲気を変え、商店街の人情喜劇のようなやり取りと殺人事件を同時に進めます。
相棒 season13 第5話「最期の告白」や第6話「ママ友」を読んでから見ると、同じseason13でも回ごとの作風の違いが分かりやすくなります。
参考にした情報
- KBC九州朝日放送 公式テレビ番組表
- テレビ朝日「相棒 season13」第8話「幸運の行方」公式ストーリー
- テレアサショップ「相棒 season13」DVD-BOX I
- vsd1104「相棒13 第8話『幸運の行方』」詳細レビュー
よくある質問
相棒season13第8話「幸運の行方」の犯人は誰ですか?
平直哉を殺した犯人は春日由紀夫です。1539万円の当たり車券を独占するため、平を利用して久米質店から車券を取り戻させた後、平を殺して奪いました。
久米と小池は殺人に関係していたのですか?
2人は殺人の共犯ではありません。久米が撮影したホテル動画を隠したかったため、平の死体を見つけた久米の行動について偽のアリバイを作っていました。
1539万円の当たり車券は最後どうなりましたか?
春日が逮捕された後、久米は当たり車券の配当金を奨学基金へ寄付します。大金を独占しようとした春日との対比になる結末です。
まとめ
「相棒 season13」第8話「幸運の行方」で平を殺した犯人は、春日由紀夫です。事件のきっかけは、平が偶然買っていた1539万円の当たり車券でした。
平はその価値を後から知り、久米質店の金庫から取り戻そうとします。春日はその手助けをしながら、最終的には平を殺して車券を独占しようとしました。
一方、久米と小池の偽アリバイは殺人を隠すためではなく、ホテル動画をめぐる別の秘密が理由でした。事件の最後には昏睡強盗も解決し、当たり車券の配当金は久米によって奨学基金へ寄付されます。
「幸運」をお金だけで測るのか、それとも人とのつながりに見いだすのか。犯人当てだけでなく、久米と小池、久米と平の関係まで含めて余韻が残る一話です。

