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鳥獣戯画の作者は誰?甲巻11mを8Kで全場面撮影|荒木飛呂彦が筆遣いを読む【9月2日】|9/2 16:00

2026年9月2日(水)16時からNHK BS8Kで放送される「謎の国宝 鳥獣戯画 “楽しい”はどこまで続く?」。国宝「鳥獣人物戯画」のなかでも特に有名な甲巻を8Kカメラで全場面撮影し、約11メートルの絵巻を一続きの作品として味わうドキュメンタリーです。

番組の軸は「誰が、何のために描いたのか」という大きな謎です。絵巻から飛び出したカエルくんが現代を旅し、漫画家・荒木飛呂彦さんらが筆遣いや人物表現から絵師の実像へ迫ります。放送前後に気になりやすい作者・甲巻の長さ・カエルやウサギの意味・高山寺との関係を整理します。

9月2日の放送時間・出演者

番組謎の国宝 鳥獣戯画 “楽しい”はどこまで続く?
放送局NHK BS8K
放送日時2026年9月2日(水)16:00~
主な出演荒木飛呂彦、田村裕行、大山昭子、武田裕子、黒田泰三、今村みゑ子
語り瀬戸康史

NHK個別ページは調査環境では本文を直接取得できなかったため、放送内容・出演者はNHKの公式SIを使う番組情報で確認しました。番組では、動物たちが水遊びや弓矢など人間のような遊びに興じる場面を8Kで捉え、細かな筆線から絵師の姿を探ります。

鳥獣戯画の甲巻は本当に約11メートル?

高山寺公式によると、国宝「鳥獣人物戯画」は甲・乙・丙・丁の4巻で構成されます。甲巻は縦30.4cm、全長1148.4cm。つまり約11.5メートルあり、番組が「全長11メートルの全場面」と紹介する理由が分かります。

甲巻には擬人化されたウサギ、カエル、サルなどが登場し、水遊びや追いかけっこ、相撲、法会を思わせる場面が次々と続きます。コマ割りや吹き出しがないのに動きが伝わるため、「日本漫画の源流」と紹介されることがありますが、番組では単純な起源論よりも、筆のリズムと連続する動きそのものが大きな観察ポイントです。

作者は鳥羽僧正?公式には「作者未詳」

鳥獣戯画は鳥羽僧正覚猷の作と伝えられてきました。しかし高山寺公式は、覚猷のほか絵仏師定智や義清阿闍梨など複数の名が指摘されているものの、確証はなく作者未詳と説明しています。

また甲乙巻は平安時代後期、丙丁巻は鎌倉時代の制作と考えられています。4巻を一人が一度に描いた作品ではない可能性が高く、「誰が描いた?」という検索に対しては、現時点で特定の一人へ断定できないのが答えです。

荒木飛呂彦は何を見る?8Kで分かる「線」の違い

番組では漫画家の荒木飛呂彦さんをはじめ、修復、美術史、日本画、国文学の専門家が登場します。8Kの利点は、有名なカエルとウサギの表情だけでなく、墨の濃淡、筆圧、線の勢い、描き直しのような細部まで追いやすいことです。

「上手な一枚絵」という見方ではなく、右から左へ絵巻を開くにつれて場面が連続し、動物の動作が時間としてつながる点を見ると、番組タイトルの「“楽しい”はどこまで続く?」という問いが理解しやすくなります。

鳥獣戯画はどこにある?高山寺と京都国立博物館・東京国立博物館

鳥獣人物戯画は京都・栂尾の世界遺産高山寺を代表する国宝です。文化財保護のため原本は博物館に寄託され、高山寺では複製を見る形が基本です。実物の展示は特別展などで期間限定になるため、訪問時は高山寺や博物館の公式展示情報を確認するのが確実です。

8Kで国宝を見る番組が好きな方は、当サイトの「国宝へようこそ 高野山」国宝23件の見どころもあわせてどうぞ。こちらは運慶や平安仏画を中心に、8Kで細部を見るポイントを整理しています。

よくある質問

鳥獣戯画の作者は誰?
鳥羽僧正覚猷の作と伝えられますが、高山寺公式では確証がなく作者未詳とされています。

甲巻の長さは?
高山寺公式では全長1148.4cm、約11.5メートルです。

番組の語りは誰?
瀬戸康史さんです。

まとめ

「謎の国宝 鳥獣戯画」は、約11.5メートルの甲巻を8Kで連続して見ることで、教科書の一場面だけでは分からない動物たちの動きと絵師の筆遣いに迫る番組です。作者は現在も断定できず、その分、線や構成から「誰が何のために描いたのか」を考える余地が残っています。

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