新日本風土記「富士晩夏」10月19日|富士信仰・五合目の野鳥・青木ヶ原樹海の見どころ|10/19 22:00
2026年10月19日(月)22時から、NHK BSP4Kで新日本風土記「富士晩夏」が放送されます。今回のテーマは、日本人が愛してやまない富士山。
夏から秋へ移る季節の山を背景に、富士山が見えない地域にも続く信仰、五合目に集まる野鳥、青木ヶ原樹海の森、そして富士を大切に思う人々の姿をたどります。
富士山の魅力というと、雪をいただく山頂や、湖越しに見える美しい姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、この番組が見つめるのは景色だけではありません。
遠く離れた土地で受け継がれる祈りや、山の環境に生きる鳥や植物にも目を向け、富士山が人々の暮らしや心にどのように結びついているのかを描きます。
新日本風土記「富士晩夏」の放送日時と番組情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | 新日本風土記「富士晩夏」 |
| 放送日時 | 2026年10月19日(月)22:00〜22:59 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 主なテーマ | 富士山信仰、五合目の野鳥、青木ヶ原樹海、富士を愛する人々 |
| 語り | 松たか子、井上二郎、渡邊佐和子 |
番組案内では、夏から秋にかけての富士山を舞台に、山そのものだけでなく、山に思いを寄せる人々の姿も紹介するとされています。NHK BSP4Kでの放送は1時間枠です。
番組編成は変更されることがあるため、録画する場合は当日の番組表でも開始時刻を確認しておくと安心です。
「富士晩夏」が映すのは、夏の富士山のもう一つの表情
富士山は、季節によって見た目の印象が大きく変わる山です。雪をかぶった姿がよく知られていますが、番組タイトルの「富士晩夏」が示すのは、夏の終わりから秋へ向かう時期の富士山です。
雪の冠がない季節には、山の形や地肌、火山としての姿がいっそう感じられます。
制作会社の番組案内では、夏に雪の冠を脱いだ富士山が、火山としての本性をより強く見せる季節に、遠くからも近くからも山に焦がれる人々を取材すると紹介されています。富士山を単なる観光名所として眺めるのではなく、自然の力と長い時間の積み重なりを感じながら見つめる構成です。
富士山は標高3,776メートルの成層火山です。環境省は、山腹に宝永山や大室山など70以上の側火山があることや、溶岩流が富士五湖の地形形成に関わったことを紹介しています。
現在の美しい山容は、火山活動がつくり出した地形と、その後に育まれた自然環境の上にあります。
富士山が見えない地域にも受け継がれる信仰とは?
富士山信仰は、富士山を直接見られる土地だけのものではありません。番組案内では、富士山の姿が見えるはずのない場所にも信仰が及び、今も受け継がれていることがテーマの一つとして挙げられています。
環境省によると、富士山は古くから神聖な山として信仰を集め、江戸時代には民衆による信仰登山「富士講」が盛んになりました。富士山へ実際に登ることだけでなく、山を敬い、祈りをささげる文化が人々の間に広がっていったことが分かります。
富士山が見えない場所で信仰が続いているという視点は、山の大きさを距離だけでは測れないことを教えてくれます。目の前に山がなくても、心の中に富士山を思い描き、行事や習わしを通じてその存在を感じる人がいます。
今回の番組では、そうした土地に残る行事や人々の思いに触れながら、富士山が日本各地の文化とつながってきた背景を考えることができそうです。
富士山は2013年6月22日に世界文化遺産に登録されました。環境省は、信仰の対象であることと、葛飾北斎の「富嶽三十六景」などに代表される芸術の源泉であることを、評価された価値として説明しています。
山の景観そのものに加えて、人々が長い間どのように富士山を見つめ、表現してきたかも重要な要素です。
五合目に集まる野鳥と、標高によって変わる自然
今回の見どころの一つが、野鳥が集まる富士山五合目です。富士山は標高が高く、山麓から上へ進むにつれて気温や風、植生などの環境が変わります。
そのため、同じ山の中でも場所によって見られる自然の表情が異なります。
環境省は、富士山では標高に応じて植生が変化し、山麓から山頂に向かって落葉広葉樹林帯、常緑針葉樹林帯、火山荒原へと移り変わると説明しています。また、富士山一帯には多くの野鳥が生息しています。
番組で五合目の鳥たちに注目することは、富士山を景色だけでなく、生き物の暮らす環境として見るきっかけにもなります。
五合目は、山頂を目指す登山者だけでなく、富士山の自然を身近に感じたい人にとっても知られた場所です。ただし、今回どの鳥が登場するのか、具体的にどの地点で撮影したのかは、確認できた案内には記されていません。
番組では、鳥の種類を当てることだけでなく、鳥たちが集まる場所の空気や季節の移ろいにも注目したいところです。
青木ヶ原樹海の森で見つめる富士山とのつながり
番組案内では、苔むした樹海の森も取り上げられます。富士山の北西山麓に広がる青木ヶ原樹海は、火山活動によって流れ出た溶岩の上に形成された森林です。
環境省は、9世紀頃の噴火による溶岩流上に原生林が広がり、風穴や氷穴などの洞窟も見どころになっていると紹介しています。
樹海という言葉からは、深く広がる木々の景色を想像するかもしれません。しかし、その森の成り立ちを知ると、富士山の火山としての歴史と、長い時間をかけて育つ自然との関係が見えてきます。
溶岩が広がった土地に植物が根づき、森が育ち、その森が動物たちの暮らす場所になっていく。樹海は、富士山の力と自然の営みを同時に感じられる場所です。
番組が樹海の森を通して描くのは、単に珍しい景観を紹介することだけではないでしょう。富士山のふもとに暮らす人々や、森を大切に思う人々のまなざしにも注目すると、山と人の関係がより立体的に伝わってきます。
撮影された具体的な森の地点や、登場する人の名前は番組案内では公表されていないため、特定の観光地が映ると決めつけずに見るのがよさそうです。
富士山を愛する人々の姿に注目
「富士晩夏」は、自然の映像だけでなく、富士山を愛する人々の姿を見つめる番組です。山を遠くから眺める人、信仰を受け継ぐ人、五合目や森の自然と関わる人。
それぞれの立場は異なっていても、富士山を特別な存在として感じている点でつながっています。
富士山は、日本各地から見える象徴的な山である一方、山麓の暮らしや自然環境とも深く結びついています。美しい景色に心を動かされること、山の力に畏敬の念を抱くこと、昔からの行事を守ることは、同じ「富士を思う気持ち」でも少しずつ異なります。
番組では、そうした違いを通じて、富士山が人々にとってどのような存在なのかを見つめます。
語りを担当するのは、松たか子、井上二郎、渡邊佐和子です。落ち着いた語りと映像を通して、富士山の自然や土地に根づく文化をじっくり味わえる一時間になりそうです。
松たか子さんの出演歴やプロフィールは、松たか子さんのプロフィール記事でも紹介しています。
前回の放送情報として確認できる「フグとアンコウ」
10月19日の「富士晩夏」とは別に、J:COMの番組表では10月18日(日)14時30分から「新日本風土記『フグとアンコウ』」がNHK BSP4Kで放送される予定として掲載されています。こちらは冬の味覚を支える漁師や調理人に目を向ける内容で、富士山を扱う今回とはテーマが異なります。
「フグとアンコウ」は、漁場の変化や、危険を伴う魚を扱うための熟練した技術など、食文化を支える仕事に焦点を当てた回です。10月18日の放送情報は、10月19日の「富士晩夏」と同じ内容という意味ではありません。
日付とタイトルを分けて確認すると、自然や暮らしを異なる角度から描く新日本風土記の幅広さが分かります。
今回の「富士晩夏」は、富士山の信仰や生態系、山に思いを寄せる人々が中心です。前日の番組表に掲載された「フグとアンコウ」と見比べると、土地の自然が文化や暮らしにどのようにつながるのかを、山と海という違った舞台から考えられます。
新日本風土記の別の放送回もチェック
新日本風土記は、各地の自然や祭り、仕事、食文化などを通じて、その土地で暮らす人々の営みを描く番組です。富士山のように広く知られた場所でも、風景の美しさだけでなく、信仰や自然環境に目を向けることで、普段とは違った見方が生まれます。
同じ番組の別回では、海の幸を支える漁師や調理人の仕事を扱う「フグとアンコウ」も紹介されています。自然の恵みと、それを受け継いできた人々の技に関心がある方は、新日本風土記「フグとアンコウ」の見どころもあわせてご覧ください。
参考にした情報
- ドキュメンタリージャパン「新日本風土記『富士晩夏』」
- J:COMテレビ番組表「新日本風土記『富士晩夏』」
- J:COMテレビ番組表「新日本風土記『フグとアンコウ』」
- 番組表.Gガイド「新日本風土記」
- 環境省「富士箱根伊豆国立公園の特徴」
- 環境省「富士箱根伊豆国立公園 見どころ・施設」
よくある質問
新日本風土記「富士晩夏」はいつ放送されますか?
2026年10月19日(月)22:00から22:59まで、NHK BSP4Kで放送予定です。
「富士晩夏」ではどんな内容が紹介されますか?
富士山が見えない地域にも続く富士信仰、五合目に集まる野鳥、青木ヶ原樹海の森、富士山を愛する人々の姿が主なテーマです。
番組に登場する野鳥や撮影場所は分かっていますか?
確認できた番組案内には、鳥の種類や個別の撮影地点までは記載されていません。番組では五合目や樹海の自然に注目します。
語りを担当するのは誰ですか?
松たか子、井上二郎、渡邊佐和子です。
まとめ
10月19日放送の新日本風土記「富士晩夏」は、富士山の景観だけでなく、見えない場所にも受け継がれる信仰、五合目の野鳥、青木ヶ原樹海の森、そして山を愛する人々に目を向ける番組です。富士山が世界文化遺産として評価された背景には、自然の美しさとともに、長く続いてきた信仰や芸術との結びつきがあります。
夏から秋へ移る富士山を通して、日本人と山との関係を改めて感じられる放送になりそうです。

