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【大河ドラマアンコール】太平記27話「公家か武家か」あらすじ・キャスト|尊氏が朝廷に武家の治安権を求める転換点【10月18日】|10/18 11:30

10月18日(日)11時30分からNHK BSP4Kで放送される大河ドラマアンコール『太平記』第27回「公家か武家か」は、建武新政の中で「政治を担う公家」と「戦と治安を担ってきた武家」の考え方が真正面からぶつかり始める回です。

前回までに足利尊氏は倒幕の功績を認められながらも、恩賞の不公平さや朝廷の人事に強い違和感を抱くようになっていました。第27回では、その不満が単なる愚痴では終わらず、鎌倉と関東の治安を武家に任せてほしいという具体的な要求へ変わっていきます。

尊氏が後醍醐天皇に何を求め、なぜそれが新政との対立を意味するのか。放送前に流れを整理しておくと、この先の決裂へつながる重要な場面が見やすくなります。

太平記27話「公家か武家か」の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月18日(日)11:30〜12:15
放送局NHK BSP4K
放送回第27回「公家か武家か」
主人公足利尊氏(真田広之)
主な出演沢口靖子、根津甚八、陣内孝則、柳葉敏郎、高嶋政伸、宮沢りえ、後藤久美子、武田鉄矢、片岡仁左衛門ほか
原作吉川英治
脚本池端俊策

番組表では11時30分から12時15分までの45分枠です。NHKオンデマンドの作品ページでは本編44分と案内されています。

今回の中心にいるのは、もちろん足利尊氏役の真田広之さんです。朝廷に従う武将の一人という立場から、武家の現実を代弁する存在へ変わりつつある尊氏の姿が大きな見どころになります。

第27回「公家か武家か」のあらすじを時系列で整理

奥州の北条残党軍に対し朝廷が北畠顕家を派遣する

物語は、奥州で北条氏の残党が動きを見せるところから始まります。朝廷はその討伐のため、北畠顕家(後藤久美子)を派遣します。

武家から見れば、戦や治安の対応は長く自分たちが担ってきた領域です。そこへ公家が軍事面でも前に出てくるため、武士たちは戸惑いを隠せません。

尊氏もこの判断に違和感を覚えます。公式あらすじでは、戦は武家に任せればよいのにという趣旨の不満を口にする流れが示されています。

この場面で重要なのは、尊氏が単に北畠顕家個人を嫌っているわけではないことです。問題は、新政が武家の役割まで朝廷主導で取り込もうとしているように見えることにあります。

尊氏の不満は「武家の立場をどう守るか」という政治問題へ変わる

第26回「恩賞の波紋」では、倒幕に功績のあった武士たちへの恩賞をめぐって不満が噴き出しました。赤松円心らが報われない現実を前に、尊氏自身も朝廷の政治に疑問を持ち始めています。

前回の流れは、太平記26話「恩賞の波紋」あらすじ・キャストで整理しています。

第27回では、その不満がさらに一歩進みます。恩賞の配分という「結果」への不満ではなく、誰が国を治め、誰が治安を担うのかという統治の仕組みそのものが争点になるからです。

尊氏は、朝廷の新政に従いながらも、武士の存在意義まで奪われることには納得できません。ここから尊氏は、武家の側から新政に意見をぶつける立場へはっきりと変わっていきます。

尊氏が後醍醐天皇への拝謁を決意する

しばらくして尊氏は、後醍醐天皇への拝謁に向かいます。目的は、鎌倉と関東の治安維持を武家に任せてほしいと願い出ることです。

鎌倉はかつて幕府の中心だった場所であり、関東には多くの武士がいます。その治安を誰が担うのかは、単なる行政上の話ではありません。

尊氏が関東の治安権を武家に求めることは、武士の力を再び一つにまとめる土台にもなり得ます。そのため、朝廷から見れば非常に政治性の強い申し出です。

「公家か武家か」という対立が後醍醐天皇の前で表面化する

尊氏の申し出は、建武新政の方向性に真正面から異議を唱える意味を持ちます。

後醍醐天皇は天皇親政によって新しい国家を作ろうとしています。一方、尊氏は現実の軍事と治安を支える武家の役割を軽視できないと考えています。

第27回の題名である「公家か武家か」は、この二つの考え方が並び立ちにくくなってきたことをそのまま示しています。

尊氏はまだこの段階で朝廷を倒そうとしているわけではありません。しかし、朝廷の枠内で意見を述べるだけでは武士の不満を収められないという現実が見え始めます。

主要キャストと役名

真田広之|足利尊氏

主人公の足利尊氏を演じるのは真田広之さんです。第25回では後醍醐天皇から「尊」の字を与えられ、高氏から尊氏へ改名しました。

太平記25話「足利尊氏」では、その改名が朝廷との関係を象徴する出来事として描かれています。だからこそ、第27回でその尊氏が朝廷の政策に正面から意見する展開には重みがあります。

後藤久美子|北畠顕家

北畠顕家は、朝廷の命を受けて奥州の北条残党軍討伐へ向かう人物です。

今回の顕家は、若い公家でありながら軍事を担う存在として登場します。武家から見れば、朝廷が戦の領域にまで人材を送り込んできたことを象徴する人物です。

片岡仁左衛門|後醍醐天皇

後醍醐天皇は、鎌倉幕府滅亡後に天皇親政を進める中心人物です。

尊氏の願いをどう受け止めるのかが、第27回の緊張感を作ります。尊氏にとって帝は主君である一方、武家の現実を理解してもらわなければならない相手でもあります。

根津甚八|新田義貞

新田義貞も倒幕の大功を立てた武将です。尊氏と並ぶ武家の有力者ですが、朝廷との距離感や立場は同じではありません。

尊氏だけでなく、武士それぞれが新政とどう向き合うのかを見ると、のちの対立がより分かりやすくなります。

第27回の見どころは尊氏が「武家の論理」を口にする場面

今回の最大の見どころは、尊氏が自分個人の待遇ではなく、武家全体の役割を意識し始めることです。

第26回までの不満は、恩賞や人事に対するものが中心でした。ところが第27回では、戦と治安を誰が担うべきかという国家運営の問題に広がります。

尊氏が後醍醐天皇に関東の治安維持を武家へ任せるよう求める場面は、その変化を象徴します。忠臣として従うだけだった尊氏が、自分の考えを政治的な要求として示すようになるからです。

もう一つ注目したいのは、題名が個人名ではなく「公家か武家か」となっている点です。これは尊氏と誰か一人の対立ではなく、新政の仕組みと武家社会の価値観そのものが衝突していることを示しています。

前回・第26回「恩賞の波紋」からどうつながる?

前回の第26回では、倒幕に功績のあった武士たちへの恩賞が公平とは言い難い形で決められ、武士の不満が強まりました。

赤松円心は尊氏のもとを訪れ、自分たちが報われない現実を嘆きます。尊氏自身も、新田義貞との扱いの差などから新政への違和感を深めていました。

そこへ第27回で、北畠顕家の奥州派遣が起こります。恩賞だけでなく、軍事面でも公家主導が進むように見えたことで、尊氏の不満はよりはっきりした政治的主張へ変わります。

第26回と第27回を続けて見ると、尊氏が突然反旗を翻すのではなく、小さな違和感が積み重なって朝廷との距離が広がっていく過程がよく分かります。

参考にした情報

よくある質問

太平記第27回「公家か武家か」はいつ放送されますか?

2026年10月18日(日)11時30分から12時15分まで、NHK BSP4Kで放送予定です。

第27回で足利尊氏は後醍醐天皇に何を求めますか?

尊氏は、鎌倉と関東の治安維持を武家に任せてほしいと願い出ます。これが公家主導の建武新政に対する強い異議となります。

北畠顕家は第27回で何をしますか?

奥州で動く北条残党軍を討伐するため、朝廷の命を受けて派遣されます。公家が軍事を担うことに武家が戸惑う展開です。

まとめ

『太平記』第27回「公家か武家か」は、足利尊氏と建武新政の距離が決定的に広がり始める重要回です。

北畠顕家の奥州派遣をきっかけに、尊氏は「戦と治安は武家が担うべきだ」という考えを強め、後醍醐天皇に鎌倉・関東の治安維持を武家へ任せるよう求めます。

前回の「恩賞の波紋」で生まれた不満が、第27回では政治的な対立へ変化します。尊氏が朝廷の忠臣から武家の立場を背負う人物へ移っていく、その転換点として見ると今後の展開がより理解しやすい回です。

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