PDCクラシック2010決勝は10-8の接戦|テイラー対ウェイドを試合の流れで見る【10月18日】|10/18 8:00
10月18日(日)午前8時からJ SPORTS 3で放送される「ダーツ PDCクラシック #4」は、2010年プレミアリーグダーツ決勝、フィル・テイラー対ジェームス・ウェイドの一戦です。
この決勝はテイラーが2度のナインダーツを達成したことで知られていますが、見どころはそれだけではありません。最終スコアは10-8。前回王者ウェイドが最後まで食い下がった接戦だからこそ、完全試合級のレッグと勝負全体の緊張感を同時に味わえます。
今回は「何レッグ目で歴史的な場面が起きたのか」「ウェイドはどんな立場で決勝に入ったのか」を先に知っておくと、約25分の放送をより追いやすくなります。
10月18日の放送時間と対戦カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月18日(日) |
| 放送開始 | 8:00 |
| 放送局 | J SPORTS 3 |
| 大会 | 2010 プレミアリーグダーツ 決勝 |
| 対戦 | フィル・テイラー vs. ジェームス・ウェイド |
| 現地開催日 | 2010年5月24日 |
| 試合結果 | テイラー 10-8 ウェイド |
J SPORTS公式番組表には、10月18日午前8時からこの2010年決勝を放送すると掲載されています。新しい試合の生中継ではなく、PDCの名勝負を振り返る「クラシックシリーズ」の1本です。
結果を知っていても、どこで流れが動くかを追う楽しさがあります。特に序盤と終盤に大きな見せ場が分かれているため、最初の数レッグから目を離しにくい試合です。
テイラー対ウェイドはどんな決勝だった?
2009年プレミアリーグ王者のウェイドに、フィル・テイラーが挑む形になった2010年の決勝です。ウェイドは前年にプレミアリーグを制しており、タイトル防衛をかけてファイナルへ進みました。
一方のテイラーは長くPDCの頂点を走ってきた存在で、プレミアリーグでも圧倒的な実績を残していました。そんな両者がWembley Arenaでぶつかった一戦は、スコアだけ見ても10-8。テイラーの一方的な試合ではありません。
Sky Sportsの回顧では、この試合をプレミアリーグ史でも特に有名な一戦として取り上げています。高水準のダーツが続き、ウェイドも崩れずについていったことで、2度のナインダーツがありながら最終盤まで勝敗の緊張感が残りました。
ウェイドの強みはフィニッシュの安定感
テイラー自身が後年のSky Sportsのインタビューで触れているのが、ウェイドのフィニッシュ能力です。得点を積み重ねるだけでなく、ダブルを決めてレッグを締める精度が高く、短いフォーマットでは非常に戦いにくい相手だったと振り返っています。
その特徴は決勝の立ち上がりにも表れます。ウェイドは第1レッグで136をチェックアウトし、12ダーツで先手を取りました。
ここで「テイラーが最初から圧倒した試合ではない」と知っておくと、第2レッグの衝撃がさらに大きく見えます。ウェイドが先に高い完成度を示した直後、テイラーが最高の形で応戦するからです。
1回目のナインダーツは第2レッグ
最初のナインダーツは第2レッグに出ます。テイラーは174、180とつなぎ、最後は147をT20、T17、D18で取り切りました。
ナインダーツは501点を最少9本で上がる完全レッグです。しかもこの1回目は、テレビ中継された決勝戦でのナインダーツとして歴史的な場面になりました。
ウェイドが第1レッグを取った直後という流れも重要です。失点直後にただ取り返すのではなく、理論上最少本数でレッグを奪い返す。テイラーの爆発力を象徴する場面です。
同じ決勝のナインダーツそのものを詳しく見たい方は、PDCクラシック2010決勝の2度のナインダーツ解説もあわせて読むと、今回の放送で注目する位置が分かりやすくなります。
2回目は第15レッグ、その直後も見逃せない
歴史が決定的になったのは第15レッグです。テイラーは今度は180、180と入り、141をT20、T19、D12で上がって、この試合2度目のナインダーツを完成させました。
The Guardianは、同一試合で2度のナインダーツを達成した史上初の選手になったと報じています。1回でも特別な9本完結を、同じ決勝で2回成立させたことが、この試合が今も繰り返し放送される大きな理由です。
ただし、視聴時は第15レッグだけで区切らず、次の第16レッグの立ち上がりまで続けて見るのがおすすめです。Sky Sportsの回顧によると、テイラーは2回目のナインダーツのあとも完璧な投擲を続け、一時は17本連続で狙い通りのスコアを積み上げました。
3回目のナインダーツにまで迫る異常な集中状態だったことが、この決勝の凄みです。記録として残る「2回」に加えて、「さらにもう1回に近づいた時間帯」まで見ると、当日のテイラーがどれほど高いレベルにいたかが伝わってきます。
それでも10-8だったことがこの試合の面白さ
テイラーが2度も完全レッグを達成したなら大差になりそうですが、結果は10-8でした。ここがウェイドの存在感です。
Sky Sportsの回顧でも、テイラーは圧倒的な瞬間を見せながら、最終的には2レッグ差でしか勝てなかったことに触れています。ウェイドは相手の歴史的パフォーマンスに飲み込まれず、自分のフィニッシュを重ねて試合を成立させました。
そのため、放送を見るときは「テイラーが何回180を出すか」だけでなく、ウェイドがどこでレッグを取り返すかにも注目です。完全レッグが入っても試合全体は接戦で進むため、ハイライトだけでは分からない抵抗の強さが見えてきます。
10月5日放送時の基本的な観戦ポイントをまとめた2010プレミアリーグ決勝の見どころ記事では、カード全体の背景を整理しています。今回はそこから一歩進めて、レッグごとの流れを意識して見るのがポイントです。
フィル・テイラーとジェームス・ウェイドの注目点
フィル・テイラーは爆発力と修正力を見る
テイラーは第1レッグを落としたあと、第2レッグで即座にナインダーツを出します。立ち上がりの失点を引きずらず、次のレッグで一気に流れを戻す修正力が見どころです。
さらに終盤では2度目のナインダーツを完成させ、その直後も高精度の投擲を続けます。1回の偶然ではなく、長い時間にわたってスコアリングの質を維持している点に注目すると、記録の価値が分かります。
ジェームス・ウェイドはダブルの精度を見る
ウェイドは派手なナインダーツを出した側ではありませんが、この試合を10-8まで競らせたもう一人の主役です。第1レッグの136チェックアウトのように、上がり切る力が武器になります。
テイラーが高得点を連発しても、ウェイドが自分のチャンスでダブルを決めればレッグ差は簡単には広がりません。スコアの派手さと勝負の粘りという、違う強みのぶつかり合いとして見ると面白いカードです。
10月18日の放送で見るべき3つの場面
今回の再放送で特に押さえておきたいのは、第1〜2レッグ、第15〜16レッグ、そして10-8に至る終盤です。
まず第1レッグでウェイドが先手を取り、その直後にテイラーがナインダーツで返す序盤。次に第15レッグの2度目のナインダーツと、そのまま3度目に迫る第16レッグ。そして最後に、圧倒的な場面を作ったテイラーに対してウェイドがどこまで食い下がるかです。
この3つのポイントを押さえておけば、結果を知っている再放送でも「なぜこの試合がクラシックとして残っているのか」を短い放送時間の中でつかみやすくなります。
参考にした情報
- J SPORTS公式 2026年10月18日番組表
- Sky Sports「The Premier League has produced nine-darters, demolition jobs and celebrity fans」
- Sky Sports「The legend of Taylor’s double nine-darter」
- The Guardian「Phil Taylor makes history with two nine-dart finishes」
よくある質問
PDCクラシック2010プレミアリーグ決勝は何時から放送されますか?
2026年10月18日(日)午前8時からJ SPORTS 3で放送予定です。
フィル・テイラー対ジェームス・ウェイドの結果は?
フィル・テイラーが10-8でジェームス・ウェイドを破り、2010年プレミアリーグを制しました。
2度のナインダーツは何レッグ目でしたか?
テイラーは第2レッグと第15レッグでナインダーツを達成しました。第16レッグでも3回目に迫る高精度の投擲を続けました。
まとめ
10月18日午前8時からの「ダーツ PDCクラシック #4」は、フィル・テイラー対ジェームス・ウェイドによる2010年プレミアリーグ決勝です。
テイラーの2度のナインダーツが最大の歴史的ポイントですが、最終スコアは10-8。ウェイドが前年王者として粘り、簡単には離されなかったことで、記録だけでは終わらない名勝負になりました。
第1〜2レッグの応酬、第15〜16レッグの異次元の精度、そして終盤の2レッグ差の攻防。この順に意識すると、再放送でも試合の流れを追いながら楽しめます。

