クラシック倶楽部10月16日|オッテンザマー・トリオの曲目と3人のメンバー|10/16 6:15
10月16日(金)午前6時15分からNHK BSP4Kで放送される「クラシック倶楽部」は、ダニエル・オッテンザマー クラリネット・トリオ・アンソロジーです。
クラリネット、チェロ、ピアノという三つの音色で、ベートーベンからイサン・ユン、ブラームスまでをたどる55分。放送前に知っておきたい曲目、3人の演奏者、2023年7月4日の王子ホール収録についてまとめました。
10月16日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月16日(金)6:15〜7:10 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組 | クラシック倶楽部 |
| 特集 | ダニエル・オッテンザマー クラリネット・トリオ・アンソロジー |
| クラリネット | ダニエル・オッテンザマー |
| チェロ | シュテファン・コンツ |
| ピアノ | クリストフ・トラクスラー |
| 収録 | 2023年7月4日 王子ホール(東京) |
王子ホールの放送案内では、10月16日にNHK BSが午前5時から、NHK BSプレミアム4Kが午前6時15分から7時10分まで同公演を放送すると案内されています。今回のBSP4K放送を探している方は、朝6時15分開始と覚えておくと分かりやすいでしょう。
演奏するのは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者として知られるダニエル・オッテンザマー、ベルリン・フィルのチェリストであるシュテファン・コンツ、ピアニストのクリストフ・トラクスラーです。
クラシック倶楽部10月16日の曲目
今回確認できた曲目は、ベートーベン「三重奏曲『街の歌』」、イサン・ユン「出会い」、そしてブラームス「クラリネット三重奏曲 作品114」からの抜粋です。
Gガイドでは、ベートーベンの「三重奏曲『街の歌』」、イサン・ユンの「出会い」、ブラームスの「クラリネット三重奏曲 作品114 から」と案内されています。KAJIMOTOが2023年の初回放送時に掲載した情報では、ブラームスは第1・第3・第4楽章とされています。
ベートーベン「街の歌」はどんな曲?
冒頭で注目したいのが、ベートーベンの三重奏曲 変ロ長調 作品11「街の歌」です。クラリネット、チェロ、ピアノの三重奏を代表するレパートリーの一つで、この編成そのものの魅力をつかみやすい作品です。
クラリネットが旋律を歌い、チェロが低音を支えるだけではなく対話に加わり、ピアノが全体の流れを動かしていきます。三つの楽器が「主役と伴奏」に固定されず、役割を受け渡していくところが聴きどころです。
「街の歌」という愛称で知られるだけに親しみやすさもあり、クラリネット三重奏を初めてじっくり聴く方にも入りやすい曲です。オッテンザマーの柔らかな音色だけでなく、コンツとトラクスラーがどのように呼吸を合わせるのかにも注目したいところです。
イサン・ユン「出会い」で響きが一変
続くイサン・ユン「出会い」は、ベートーベンやブラームスとは異なる20世紀の響きを楽しめる作品です。
同じクラリネット、チェロ、ピアノという編成でも、作曲された時代や語法が変わると三つの楽器の関係が大きく変わります。今回の番組は有名な古典・ロマン派だけでなく、こうした作品を並べることで、クラリネット三重奏という編成の幅広さを見せてくれる構成です。
番組タイトルの「アンソロジー」は、特定の一曲を深掘りするというより、時代や作風の異なる作品を通してこの編成の歴史と表情を味わう企画と考えると分かりやすいでしょう。
ブラームス作品114は3人の一体感に注目
後半の柱となるのが、ブラームスのクラリネット三重奏曲 イ短調 作品114です。
KAJIMOTOの2023年放送案内では、第1、第3、第4楽章が演奏曲として掲載されています。クラリネットの深い響きとチェロの落ち着いた音色、ピアノの厚みが重なり、三人のアンサンブルをじっくり味わえる作品です。
ベートーベンの明るさ、イサン・ユンの緊張感ある響きを経てブラームスへ進むことで、55分の中でも音楽の景色が大きく変化します。曲名だけを確認して見るより、この並び順を意識すると番組全体の流れがより分かりやすくなります。
ダニエル・オッテンザマーら3人はどんなメンバー?
ダニエル・オッテンザマーは、ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者として活動する奏者です。NHK交響楽団の公式プロフィールでも、2009年からウィーン・フィルの首席奏者を務め、N響を含む各地のオーケストラと共演してきた経歴が紹介されています。
シュテファン・コンツはベルリン・フィルのチェリストで、チェロ奏者としてだけでなく、編曲や指揮など幅広い活動を行っています。クリストフ・トラクスラーはピアニストとして二人と長く共演してきた存在です。
The Clarinet Trio Anthologyの公式サイトによると、3人はオーストリア出身で子どものころから互いを知る間柄です。クラリネット、チェロ、ピアノのために書かれた作品を広く集めるプロジェクトに取り組み、2022年には7枚組の録音集へと結実しました。
この背景を知ってから見ると、単発の共演者が集まった演奏会ではなく、長く同じレパートリーを掘り下げてきた3人の演奏であることが分かります。細かなテンポの揺れや受け渡しにも、積み重ねてきたアンサンブルの強みが表れそうです。
「クラリネット・トリオ・アンソロジー」とは
このプロジェクトは、クラリネット、チェロ、ピアノのための作品を幅広く集める試みです。公式サイトでは、ベートーベンやブラームスだけでなく、ブルッフ、フォーレ、グリンカ、ツェムリンスキー、ニーノ・ロータなど、多くの作曲家がこの編成の作品を残していることが紹介されています。
さらに、シェーンベルクの未完のクラリネット三重奏断片を取り上げるなど、よく知られた名曲と珍しい作品を並べているのも特徴です。今回の「クラシック倶楽部」で演奏される3作品も、古典派、20世紀、ロマン派という違いがはっきりしています。
そのため視聴時は、「クラリネットの名人芸」だけを追うより、同じ三つの楽器が作曲家によってどう使い分けられるかを比べてみると、この企画らしさを感じやすくなります。
収録会場は東京・銀座の王子ホール
今回の演奏は2023年7月4日、東京・銀座の王子ホールで収録されました。王子ホール自身の放送案内でも、この収録日と2026年10月16日の放送予定を掲載しています。
王子ホールは室内楽の公演が多く行われるホールで、三人という小編成の音楽を聴くには相性の良い空間です。テレビ放送でも、クラリネットの息遣い、チェロの弓使い、ピアノとの細かな合わせ方を映像で確認できる点は、音源だけで聴く場合とは違う楽しみになります。
特にブラームス作品114のように各楽器が密接に絡む曲では、誰が次のフレーズを受け取るのかを演奏姿から追うのもおすすめです。
10月16日の見どころ
最も分かりやすい見どころは、ベートーベン、イサン・ユン、ブラームスの3作品でクラリネット三重奏の表情がどう変わるかです。
ダニエル・オッテンザマーのクラリネットだけを主役として聴くのではなく、シュテファン・コンツのチェロとクリストフ・トラクスラーのピアノがどの場面で前に出るのかを追うと、三重奏ならではの面白さが伝わってきます。
また、3人は「The Clarinet Trio Anthology」として録音・公演を継続してきたメンバーです。親しい仲間同士によるアンサンブルという背景も、今回の演奏を楽しむ手がかりになります。
参考にした情報
- 銀座 王子ホール「テレビ・ラジオ放送のご案内」
- Gガイド「クラシック倶楽部 ダニエル・オッテンザマー クラリネットトリオアンソロジー」
- KAJIMOTO「D.オッテンザマーがトリオでNHK BS クラシック倶楽部に登場」
- The Clarinet Trio Anthology 公式サイト
よくある質問
クラシック倶楽部のオッテンザマー回は何時から?
NHK BSP4Kでは、2026年10月16日(金)午前6時15分から7時10分まで放送予定です。
10月16日の曲目は何ですか?
ベートーベンの三重奏曲「街の歌」、イサン・ユン「出会い」、ブラームスのクラリネット三重奏曲 作品114からの抜粋が確認されています。
出演する3人は誰ですか?
クラリネットのダニエル・オッテンザマー、チェロのシュテファン・コンツ、ピアノのクリストフ・トラクスラーです。
どこで収録された演奏ですか?
2023年7月4日に、東京・銀座の王子ホールで収録された演奏です。
まとめ
10月16日の「クラシック倶楽部」は、ダニエル・オッテンザマー、シュテファン・コンツ、クリストフ・トラクスラーによるクラリネット・トリオ・アンソロジーです。
曲目はベートーベン「街の歌」、イサン・ユン「出会い」、ブラームス作品114から。午前6時15分からのBSP4K放送では、三つの楽器の音色と役割が時代ごとにどう変化するのかを比べながら見ると、55分の構成をより深く楽しめます。

