新日本風土記「四万十川」10月16日再放送のロケ地巡り|岩間沈下橋・岩本寺・不入山・下田への行き方|10/16 8:00
10月16日(金)8時からNHK BSP4Kで再放送される「新日本風土記『四万十川』」は、高知県を流れる四万十川を源流から河口までたどり、川とともに暮らす人々の仕事や遊び、地域の歴史を描く59分のドキュメンタリーです。
初回放送後に確認できた地点をたどると、津野町・不入山周辺、四万十町・岩本寺、四万十市西土佐・岩間沈下橋、予土線沿線、河口の下田地区など、川の流れに沿って場所が移っていきます。今回は、すでに公開している「源流点と佐田沈下橋」の記事とは重ならないよう、実際に画面を見てから訪ねやすい地点を上流から下流へ並べました。
新日本風土記「四万十川」10月16日の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | 新日本風土記「四万十川」 |
| 放送日時 | 2026年10月16日(金)8:00〜8:59 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 語り | 松たか子、井上二郎、渡邊佐和子 |
| 主な内容 | 源流から河口までの四万十川、沈下橋、アユ漁、カヌー、子どもの遊び、流域の暮らし |
四万十市の公式案内では、この回について「源流から河口の街まで、暮らしの隣を流れる四万十川の物語」と紹介しています。10月16日の再放送情報は番組表でも8時から8時59分までと確認できます。
語りを担当する松たか子さんのプロフィールはこちらで、これまでの出演作などもまとめています。
ロケ地1|津野町・不入山周辺は四万十川の始まりを感じる場所
番組の序盤で意識したいのが、高知県高岡郡津野町の不入山周辺です。四万十川はこの山域を源とし、山から染み出した水が小さな流れとなり、やがて長い本流へつながっていきます。
四万十川の魅力は、下流の雄大な川幅だけではありません。上流部では水路のような細い流れや、急な山肌、集落のすぐそばを流れる支流が続きます。番組の「源流から河口まで」という構成を現地で追体験するなら、まず上流側を見ておくと、下流との違いがよく分かります。
源流部は公共交通で気軽に立ち寄る場所ではなく、車で津野町へ入り、そこから山間部へ向かう形になります。山道は天候の影響を受けやすく、携帯電話の電波が不安定な区間も考えられるため、日没前に余裕を持って移動するのが安心です。
以前の記事では源流点そのものへの行き方を詳しく整理しています。源流を目的地にする方は、四万十川源流点と佐田沈下橋のアクセス記事もあわせて確認すると計画を立てやすくなります。
ロケ地2|四万十町・岩本寺は川沿いの町の歴史を感じられる
中流域で立ち寄りやすいのが、四国八十八ヶ所第37番札所・岩本寺です。岩本寺の公式サイトでは、清流四万十川が流れる四万十町に建つ寺として紹介され、寺の歴史は奈良時代までさかのぼるとされています。
番組では、川の自然だけでなく、川沿いに形成された町や人の営みも大きなテーマになっています。岩本寺のある窪川周辺は、鉄道と道路が集まる交通の要所でもあり、四万十川の中流域で人と物が行き交ってきた土地です。川だけを見て次へ進むより、町中を歩いて寺や商店街まで見ると、番組が描く「暮らしの隣の川」という感覚がつかみやすくなります。
岩本寺はJR窪川駅から徒歩圏にあり、車がなくても比較的立ち寄りやすい地点です。四万十川流域を鉄道中心で巡りたい人にとって、窪川は旅程を組みやすい中継地点になります。
境内では本堂や大師堂に加え、天井画でも知られています。参拝地なので、撮影だけを目的にせず、参拝者の妨げにならないよう静かに見学したい場所です。
ロケ地3|岩間沈下橋は番組の「川に逆らわない暮らし」を実感できる
四万十川らしい景色として外せないのが沈下橋です。四万十市の公式ページによると、市内の本流域には佐田、三里、高瀬、勝間、口屋内、岩間、長生、中半家、半家など複数の沈下橋が残っています。
その中でも今回の放送後の視聴記録で具体的に確認しやすかったのが、西土佐岩間の岩間大橋(岩間沈下橋)です。四万十川財団の一覧では、岩間大橋は四万十市西土佐岩間にある沈下橋として掲載され、昭和41年架橋とされています。
沈下橋には高い欄干がありません。増水時には橋そのものが水に沈み、流木や水圧を受け流す考え方で造られています。番組を見るときは、単に「珍しい橋」として見るより、川を完全に制御しようとせず、増水時には川に譲る構造に注目すると、この土地の暮らし方が伝わってきます。
岩間沈下橋周辺は車で訪れるのが現実的です。橋の上は現在も生活道路として使われるため、写真を撮る場合も車両や地元の通行を優先してください。雨の後や増水時には近づかず、現地の通行規制や案内に従うことが大切です。
ロケ地4|予土線と江川崎周辺は車窓から四万十川を追える
番組の流れを公共交通でたどってみたい人には、JR予土線が面白い区間です。予土線は愛媛県側と高知県側を結び、江川崎周辺では四万十川の流れに沿うように走ります。
四万十川は距離が長く、源流から河口までを一度に車で巡ると移動時間がかなり必要です。その点、鉄道なら運転を気にせず、川幅の変化や集落との距離を車窓から見ることができます。江川崎は西土佐地域の拠点で、岩間沈下橋など中流から下流へ移る際の目安にもなります。
列車本数は都市部の路線ほど多くありません。実際に訪れる際は、乗車前にJR四国の最新時刻を確認し、乗り継ぎ時間に余裕を持つのがおすすめです。途中下車を組み合わせる場合は、最終列車の時刻も先に確認しておくと安心です。
ロケ地5|四万十市下田は196kmの旅が海へ到達する河口の町
番組の終盤で意識したいのが、四万十市下田周辺の河口部です。源流側では山の間を流れていた水が、下流では大きな川幅となり、最後は太平洋へ注ぎます。
下田は、四万十川を「清流の景色」だけではなく、物資の行き来や漁業、祭りを支えてきた河口の町として見ることができる地域です。上流の不入山、中流の窪川、西土佐の沈下橋を見たあとに河口へ来ると、同じ一本の川でも景観と暮らし方が大きく変わることが分かります。
河口周辺は風が強い日もあり、水辺へ近づく際は足元に注意が必要です。夕方は景色が美しい一方、初めて訪れる場合は暗くなる前に周辺道路や駐車場所を確認しておくと安心です。
沈下橋を訪ねるなら佐田だけでなく岩間・高瀬・三里も選択肢
四万十川観光で最も有名なのは佐田沈下橋ですが、四万十市内にはほかにも複数の沈下橋があります。市公式の案内では、三里沈下橋は中村駅から車で約20分、高瀬沈下橋は約25分、勝間沈下橋は約30分とされています。
再放送を見て「人の暮らしと橋の距離」を感じたなら、有名な一橋だけを目指すより、時間に余裕があれば2〜3か所を比べると違いが分かります。橋の長さ、川幅、周囲の集落、山の迫り方がそれぞれ異なり、同じ沈下橋でも印象はかなり変わります。
沈下橋そのものの背景や、番組で描かれた川と人の関係は、四万十川の暮らし・沈下橋・龍馬ゆかりの杉をまとめた記事で別の角度から紹介しています。
前回(10月5日・10月6日放送)から分かった見方
この「四万十川」は10月5日にBSP4K、10月6日にNHK BSで初回放送され、その後も再放送が組まれています。初回の紹介文では、沈下橋、アユを追う専業漁師、カヌーに打ち込む高校生、ジョロウグモの相撲を楽しむ子どもたちなどが登場すると案内されました。
実際に放送後の記録を照合すると、自然景観だけを連続して見せる番組ではなく、窪川、西土佐、中村、下田へと流域の町や集落を移動しながら、川が交通・仕事・学校生活・祭りと結び付いている様子を追う構成だったことが分かります。
そのため、現地を訪れる場合も「有名な景勝地を一つ見る」より、川沿いを少しずつ移動して景観の変化を見る方が番組の雰囲気に近づけます。
四万十川ロケ地を巡るなら1日で全部回ろうとしない
不入山周辺から下田の河口までは距離があり、山道も含まれます。上流・中流・下流を一日で駆け足で回るより、エリアを分ける方が現実的です。
1日目は津野町・四万十町を中心に源流側と窪川周辺を見て、2日目は西土佐から四万十市へ移動し、岩間沈下橋や河口を巡ると余裕が出ます。鉄道を使う場合は窪川駅と江川崎駅を区切りにすると計画しやすくなります。
四万十川は生活の場でもあります。沈下橋や集落では私有地へ入らず、路上駐車や長時間の撮影で地元の通行を妨げないようにしてください。天候によって川の状況が急に変わることもあるため、増水時は無理に水辺へ近づかないことが大切です。
参考にした情報
- 四万十市公式「四万十川に関するテレビ放送のお知らせ」
- Gガイド「新日本風土記 四万十川」10月16日放送情報
- 四万十市公式「四万十川の沈下橋について」
- 岩本寺公式「岩本寺とは」
- 四万十川財団「四万十川の沈下橋」
よくある質問
新日本風土記「四万十川」10月16日の再放送は何時からですか?
2026年10月16日(金)8:00から8:59まで、NHK BSP4Kで放送予定です。
番組で分かりやすい四万十川のロケ地はどこですか?
不入山周辺、窪川の岩本寺、西土佐の岩間沈下橋、予土線沿線、四万十市下田の河口部などが、番組の流れと結び付けて訪ねやすい地点です。
岩間沈下橋へ行くときに注意することはありますか?
沈下橋は生活道路で欄干がありません。車や地元の通行を優先し、増水時や悪天候時は近づかず、現地の規制や案内に従ってください。
まとめ
10月16日再放送の「新日本風土記『四万十川』」は、四万十川そのものだけでなく、川のそばで続く暮らしを源流から河口まで追う回です。
同じ風景を訪ねるなら、上流の不入山周辺、中流の岩本寺、西土佐の岩間沈下橋、予土線沿線、河口の下田という順で見ると、川幅や町の表情が変わっていく様子を実感できます。佐田沈下橋だけでは見えにくい「196kmの川のつながり」を意識して巡ると、再放送をより立体的に楽しめます。

