ドキュメンタリーREAL三菱ラリーアート10月15日無料放送|AXCR2026優勝結果とトライトン開発|10/15 21:30
2026年10月15日(木)21時30分からJ SPORTS 1で、「ドキュメンタリー 〜The REAL〜 極限の現場が育て上げる技術と人 チーム三菱ラリーアート AXCR2026車両開発」が無料放送されます。
この番組は、アジアクロスカントリーラリー(AXCR)2026に向けてトライトンを鍛えたエンジニア、メカニック、ドライバーの開発現場を追う内容です。レースはすでに8月に終了し、チーム三菱ラリーアートは田口勝彦・安井隆宏組が総合優勝して2年連続の総合優勝を達成しました。
10月15日の放送時間、3台の最終成績、番組を見る前に押さえておきたい車両改良のポイントをまとめます。
The REAL三菱ラリーアート10月15日の放送時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月15日(木) |
| 放送時間 | 21:30〜22:30 |
| チャンネル | J SPORTS 1 |
| 放送表示 | 無料 |
| 番組 | ドキュメンタリー 〜The REAL〜 極限の現場が育て上げる技術と人 |
| 特集 | チーム三菱ラリーアート AXCR2026車両開発 |
J SPORTS公式の放送予定では、10月15日21時30分から22時30分までの1時間枠です。番組紹介には「無料」の表示があり、同じ特集は9月から10月にかけて複数回編成されています。
既存記事では車両開発そのものを中心に整理しています。番組の基本的な見どころやトライトンの改良点を先に確認したい場合は、10月12日放送のThe REAL三菱ラリーアートAXCR2026車両開発の記事も参考になります。
今回の記事では、放送を見る時点ですでに確定しているAXCR2026の結果まで含めて、開発の過程と本番で何が起きたのかをつなげて整理します。
AXCR2026の結果は田口勝彦・安井隆宏組が総合優勝
AXCR2026は2026年8月9日から15日までタイで開催されました。三菱自動車の公式発表によると、チーム三菱ラリーアートはトライトン3台で参戦し、田口勝彦・安井隆宏組が総合優勝しました。
田口組の総合タイムは12時間58分20秒。チームとしては2025年に続く2連覇で、日本人ドライバーと日本人コ・ドライバーの組み合わせとして初のAXCR総合優勝と発表されています。
番組はレース本番の華やかな表彰台だけでなく、そこへ至るまでの開発側を追うドキュメンタリーです。結果を知ったうえで見ると、「なぜこの改良が必要だったのか」「過酷な路面でどの性能が効いたのか」という視点で見やすくなります。
チーム三菱ラリーアート3台の最終成績
三菱自動車の公式発表に記載された3台の最終成績は次の通りです。
| 順位 | ドライバー/コ・ドライバー | 車両 | 総合タイム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 田口勝彦/安井隆宏 | 三菱トライトン | 12時間58分20秒 |
| 27位 | 小出一登/千葉栄二 | 三菱トライトン | 20時間58分30秒 |
| 36位 | チャヤポン・ヨタ/ピーラポン・ソムバットウォン | 三菱トライトン | 34時間48分43秒 |
3台すべてが同じ順位争いをしたわけではありませんが、複数の車両を走らせることで異なる状況や課題が現れます。開発ドキュメンタリーとして見ると、優勝車だけでなく、各クルーがどのような条件に直面したのかも重要です。
番組が描くのは「優勝結果」より前の車両開発
J SPORTS公式では、番組をAXCR2026本番に至るまでの車両開発に密着するドキュメンタリーとして紹介しています。
タイの過酷なコースを走り切るため、開発陣は性能と信頼性を追求し、エンジニア、メカニック、ドライバーが課題を解決しながら一台のラリーカーを作り上げていきます。
モータースポーツ番組というと、順位やタイム、ドライバーの走りが中心になりがちです。しかし今回の「The REAL」は、レースの前に何を試し、どこを直し、どんな判断を積み重ねたのかというものづくり側の物語が軸です。
2024年にはゴール直前でエンジンが止まる悔しい経験があり、2025年に王座を奪還。2026年は連覇を目標に、さらにトライトンを進化させました。
過去の失敗を次の仕様へどう反映したかを見ると、番組タイトルの「極限の現場が育て上げる技術と人」という意味が伝わりやすくなります。
AXCR2026トライトンは何が進化した?
三菱自動車は2026年6月、AXCR本番を想定したタイでの7日間の耐久試験を完了したと発表しました。開発では一つの部品だけではなく、車体全体の扱いやすさと耐久性を高める方向で改良が進められています。
前後重量配分を見直して操縦性を向上
2026年仕様では、パワートレイン位置を含む車両レイアウトを調整し、前後重量配分を改善しています。
クロスカントリーラリーでは、舗装されたサーキットのように路面が一定ではありません。急な登り下り、ぬかるみ、わだち、ジャングルの狭い道、高速の未舗装路などが続きます。
車両の前後バランスが整うことで、ドライバーが車の動きをつかみやすくなり、方向転換や姿勢の安定につながります。番組では、設計上の狙いと実走での感触がどのようにすり合わされていくかが注目点です。
サスペンションを調整して4輪の接地性を高める
サスペンションも調整され、4輪のタイヤが路面をとらえる性能を高める方向で開発されました。
三菱自動車は、これによってステアリングの安定性とコーナリング性能を向上させたと説明しています。AXCRでは路面からの衝撃が大きく、一般走行の30倍を超える負荷が車体にかかる場合もあるとされています。
単に速く走るだけでなく、壊さず、狙った方向へ車を動かし続けることが必要です。サスペンションの設定は、ドライバーの安心感にも直結する部分です。
低〜中速域のエンジン応答を改善
2026年仕様では、低速から中速域のエンジン応答も見直されています。
AXCRのコースには高速区間だけでなく、泥や狭い道、速度を落として慎重に進む場所があります。そうした場面でアクセル操作に対して車が扱いやすく反応することは、タイムだけでなくミスを減らすためにも重要です。
優勝後の三菱自動車の発表では、低回転域のトルクや変速制御の改善により、ストップ・アンド・ゴーが多い区間で扱いやすくなったことも触れられています。
3台のドライバーと開発チームは誰?
チーム三菱ラリーアートのチームディレクターは増岡浩です。2002年と2003年にダカールラリーを連覇した経験を持ち、現在はチームを率いる立場でラリー活動に関わっています。
AXCR2026のドライバーはチャヤポン・ヨタ、田口勝彦、小出一登の3人です。
田口勝彦・安井隆宏組
田口勝彦はFIAアジア・パシフィックラリー選手権で2度のタイトルを持つラリードライバーです。2025年AXCRでは総合5位で、日本人ペアとして最上位でした。
コ・ドライバーの安井隆宏は、ドライバー経験を持ちながら車両セットアップにも詳しい人物として三菱自動車のチームページで紹介されています。2026年はこの組み合わせが総合優勝を果たしました。
小出一登・千葉栄二組
小出一登は三菱自動車のテストドライバーで、パジェロやランサーエボリューションなど多くの車両試験に関わってきた人物です。
競技で得た感覚を市販車開発へ持ち帰れる立場でもあり、「走る実験室」としてのラリー活動を象徴する存在です。2026年AXCRでは総合27位でした。
チャヤポン・ヨタ組
チャヤポン・ヨタは2022年と2025年のAXCR総合優勝者です。2026年は連覇を狙うチームの一員として参戦し、最終的に総合36位となりました。
前年王者を含む3台体制で挑むことにより、異なるドライビングスタイルや車両状況から多くの情報を集められるのもワークス活動の特徴です。
AXCR2026はどんなコースだった?
2026年大会はタイ国内で行われ、パタヤから北部のピッサヌロークへ向かうルートが設定されました。
大会前の公式説明では、約2,000キロを6日間で走り、山岳路、狭いジャングル、泥、川渡り、高速の未舗装路など多彩な条件が想定されていました。
実際の大会はコース変更により総走行距離2,145.19キロ、うち競技区間となるスペシャルステージは921.80キロと三菱自動車が発表しています。
一つの得意条件だけで勝てる大会ではないため、車両には速さ、耐久性、扱いやすさのバランスが求められます。番組で開発者が一つ一つの課題に向き合う姿を見る際には、この長距離と路面の幅広さを知っておくと理解しやすくなります。
10月15日の放送で注目したい3つのポイント
第一は、技術者が失敗をどう次の仕様へ変えたかです。2024年の悔しい経験、2025年の王座奪還、2026年の連覇という流れの中で、開発が積み重ねられています。
第二は、ドライバーの感覚とエンジニアの数値がどう結びつくかです。テストで「乗りやすい」「曲がりやすい」と感じることを、重量配分やサスペンション、エンジン応答の変更へ落とし込む過程が車両開発の核心です。
第三は、競技で得た知見を市販車へつなげる考え方です。三菱自動車はAXCRで得た技術情報をラリー車だけでなく量産車の魅力向上にも生かしていると説明しています。
優勝の結果を知っているからこそ、放送では「どの準備が本番の強さにつながったのか」という視点で見ることができます。
参考にした情報
- J SPORTS「極限の現場が育て上げる技術と人 チーム三菱ラリーアート AXCR2026車両開発」公式番組ページ
- 三菱自動車「Team Mitsubishi Ralliart Wins Asia Cross Country Rally 2026 for Second Consecutive Year」
- 三菱自動車「Team Mitsubishi Ralliart Confirms Triton Readiness as It Targets Second Consecutive AXCR Title」
- 三菱自動車 RALLIART「AXCR 2026 TEAM」
- スカパー!J SPORTS番組一覧
よくある質問
The REAL三菱ラリーアートは10月15日何時から放送ですか?
2026年10月15日(木)21時30分から22時30分まで、J SPORTS 1で放送されます。J SPORTS公式では無料番組として表示されています。
AXCR2026で優勝したのは誰ですか?
チーム三菱ラリーアートの田口勝彦・安井隆宏組が三菱トライトンで総合優勝しました。総合タイムは12時間58分20秒です。
2026年仕様のトライトンは何が改良されましたか?
前後重量配分の改善、サスペンション調整による接地性と操縦安定性の向上、低〜中速域のエンジン応答改善などが三菱自動車から発表されています。
まとめ
10月15日21時30分からJ SPORTS 1で無料放送される「The REAL」は、チーム三菱ラリーアートがAXCR2026へ向けてトライトンを開発した過程を追う1時間のドキュメンタリーです。
AXCR2026では田口勝彦・安井隆宏組が総合優勝し、チームは2連覇を達成しました。車両は前後重量配分、サスペンション、低〜中速域のエンジン応答などを改良し、タイの多様で過酷な路面に対応できるよう磨かれています。
表彰台の結果だけでなく、その前にあった耐久試験、設計変更、ドライバーとのやり取りに目を向けると、「極限の現場が育て上げる技術と人」という番組の主題をより深く楽しめます。

