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相棒season20第14話「ディアボロス」ネタバレ|犯人は一之瀬?花粉と婚約者2人の真相|10/15 14:42

2026年10月15日(木)14時42分からABCテレビ1で再放送される「相棒 season20」第14話は、「ディアボロス」です。フラワーアーティスト・氷室聖矢の婚約者が殺され、さらに3年前の婚約者も失踪していたことから、「二度も愛する女性を失った男」という不穏な構図で事件が始まります。

結論からいうと、この回で事件を仕掛けていた中心人物は、氷室と長く仕事をしてきた一之瀬春臣です。ただし単純な嫉妬による妨害だけでは説明しきれず、氷室の才能への執着が「悪魔」という題名につながっていくのが大きな見どころです。

ここでは、犯人が何をしたのか、3年前の失踪事件と今回の殺人がどうつながるのか、右京が見抜いた花粉や仕草の意味まで、時系列で整理します。

相棒season20第14話「ディアボロス」の放送情報

項目内容
再放送日時2026年10月15日(木)14:42〜15:40
放送局ABCテレビ1
話数season20 第14話
サブタイトルディアボロス
杉下右京水谷豊
冠城亘反町隆史
ゲスト渡部豪太 ほか
脚本岩下悠子
監督守下敏行

テレビ朝日の公式ストーリーでは、氷室の婚約者が殺害され、前のパートナーも3年前に失踪していたこと、氷室が事件を「悪魔の仕業」と口にすることが今回の軸として示されています。

杉下右京を演じる水谷豊さんについては、水谷豊のプロフィールでも経歴や「相棒」シリーズについて紹介しています。冠城亘役の反町隆史さんは、反町隆史のプロフィールもあわせてご覧ください。

「ディアボロス」のあらすじを時系列で整理

1. 氷室聖矢の展覧会で右京が婚約者・絵里奈と会う

右京は小出茉梨に誘われ、人気フラワーアーティストの氷室聖矢の展覧会を訪れます。氷室のそばには婚約者・内田絵里奈がおり、この時点では二人は仲睦まじく見えました。

氷室は花を素材に独自の作品を作る芸術家で、成功を収めています。しかし、その華やかな現在の裏には、過去に愛する女性を失った経験がありました。

2. 絵里奈が氷室のオフィスで殺害される

その後、絵里奈が氷室のオフィスで死亡しているのが見つかります。公式ストーリーでも、婚約者殺害をきっかけに捜査一課と特命係が動き出す流れが示されています。

事件現場と氷室に近い位置にいた人物の一人が、生花の卸売業者・一之瀬春臣です。一之瀬は氷室と十年来の仕事仲間で、花の手配などを担う存在でした。

氷室は悲しみに沈むだけでなく、むしろ取り憑かれたように制作へ向かいます。大きな喪失が、そのまま創作のエネルギーに変換されていくような姿が描かれます。

3. 3年前にも婚約者が失踪していたと判明

小手鞠の話から、氷室は今回が初めて婚約者を失ったわけではないことが分かります。3年前、当時の婚約者だった栗原玲子が突然姿を消していました。

つまり氷室の周囲では、婚約まで進んだ女性が二人続けて消えていることになります。今回の絵里奈は殺害、前の玲子は失踪という違いはありますが、偶然にしては不自然です。

この二つの出来事が同じ人物によって仕組まれていたのではないか、という疑いが事件の中心になります。

4. 氷室は美術評論家・尾崎を「悪魔」だと疑う

氷室は、高名な華道家元・尾崎孝月のもとへ押しかけます。尾崎は過去に氷室の個展を酷評し、その後の活動にも影響を与えた人物でした。

氷室の視点では、尾崎こそ自分から大切なものを奪う「悪魔」に見えます。しかし、尾崎にはそのまま犯人と断定できない事情があり、特命係は別の人物の存在を探り始めます。

ここが「ディアボロス」の最初の大きなミスリードです。目立つ対立相手を疑わせながら、もっと近くにいる人物へ視線を戻す構成になっています。

犯人は誰?一之瀬春臣が仕掛けたこと

犯人は、氷室の仕事仲間である一之瀬春臣です。一之瀬は単に今回の殺人を起こしただけではなく、氷室の人生に長期的に介入していました。

一之瀬は玲子を金で雇い、氷室に近づけた

右京は、3年前に失踪した玲子と氷室の写真から、玲子の何気ない仕草に注目します。その仕草は、言葉とは裏腹の気持ちを示すものとして使われることがあるフィンガーズクロスでした。

さらに玲子の口座を調べると、氷室と交際を始めた時期や婚約に進んだ時期と重なるように、不自然な金の動きがあったことが分かります。

その結果、玲子は本心から氷室に近づいたのではなく、一之瀬に雇われて恋人役を演じていたことが明らかになります。婚約まで進んだところで姿を消すことで、氷室に大きな喪失感を与える計画でした。

尾崎への圧力も一之瀬の工作だった

氷室が敵視していた尾崎も、実は一之瀬の仕掛けに巻き込まれていました。尾崎は弱みを握られ、氷室の活動に圧力をかけるよう迫られていたのです。

これにより、一見すると「尾崎が氷室をつぶそうとしている」ように見える状況が作られました。しかし、その背後で糸を引いていたのは一之瀬でした。

絵里奈も一之瀬が送り込んだ女性だった

今回殺された絵里奈も、最初は一之瀬の計画の一部として氷室に接近した女性でした。ところが玲子の時と違い、絵里奈は氷室を本気で愛するようになります。

そのため、一之瀬の計画から抜け、氷室と結婚しようとします。ここで計画が崩れることを恐れた一之瀬が絵里奈を殺害しました。

二つの婚約者事件は別々の出来事ではなく、氷室を揺さぶり続けるために一之瀬が組み立てた連続した工作だったのです。

伏線はどこにあった?花粉・ユリ・玲子の仕草を解説

「ディアボロス」は、犯人の近くに証拠をはっきり置きながら、それを芸術や花の話の中に紛れ込ませています。

一之瀬の服に付いたユリの花粉

重要なのが一之瀬の服に付着していた花粉です。右京は、一之瀬が氷室からユリを大量に注文されるより前の段階で、すでにその花を用意していたことに気づきます。

氷室が悲しみに襲われた時、創作のためにどんな花を欲しがるのか。一之瀬は先回りして理解していました。これは長年の仕事仲間だから分かるとも言えますが、絵里奈の死によって氷室がその状態になることを知っていたからこそ準備できた、と読むこともできます。

犯行そのものの物証だけでなく、犯人だけが知っている未来の行動が手掛かりになっている点が印象的です。

玲子のフィンガーズクロス

過去の写真に写った玲子の仕草も、3年前の失踪を解き直す手掛かりになります。仲のよい恋人同士に見える写真の中に、玲子が本心を隠していた可能性を示すサインが残されていました。

さらに金の流れが裏付けとなり、失踪は偶発的なものではなく計画されたものだったと分かります。

「花を痛めつける」という一之瀬自身の言葉

一之瀬は、花を使う芸術について、作品のために花を傷つけることもあるという趣旨の話をします。この発想は、事件全体を象徴しています。

氷室という才能をさらに咲かせるために、人の心を傷つけ、大切な人を奪う。一之瀬は人間に対しても、作品の素材を扱うような発想へ踏み込んでしまったと見ることができます。

一之瀬の動機は嫉妬だけではない?「悪魔」の意味

一之瀬はもともと花の世界にいた人物で、後から現れた氷室の才能に圧倒されました。嫉妬があったことは事件を理解するうえで重要です。

しかし結末では、それだけでは説明しきれない矛盾が残ります。氷室を潰したいなら、なぜ彼が悲しみから作品を生み出すことまで熟知し、その制作を支えるように花を準備したのかという疑問です。

右京は、一之瀬が氷室の才能そのものに強く魅せられ、才能を開花させるためなら自分が「悪魔」になることすら選んだのではないかと考えます。

一之瀬が残した手紙も、その歪んだ意図を感じさせます。氷室にさらに強い裏切りと絶望を与えれば、それさえ新たな作品へ変わる。一之瀬は人の人生を壊しながら、氷室の芸術だけを育てようとしたように見えるのです。

だからこそ、タイトルの「ディアボロス」は単に犯人を指す言葉ではありません。氷室が想像した正体不明の悪魔、一之瀬が引き受けた役割、そして才能のために人間性を切り捨てる危うさまで重なる言葉になっています。

結末はどうなる?氷室が作り始めた新作

事件の真相が明らかになった後も、氷室の物語は穏やかには終わりません。信頼していた一之瀬と婚約者の関係を示すような手紙を受け取った氷室は、再び激しい感情を創作へ向けます。

そこで生まれようとしている新しいテーマが「ディアボロス」です。一之瀬の真意は完全には確定しませんが、結果として氷室はまた喪失を作品へ変えていきます。

犯人逮捕で事件を閉じるだけではなく、「この才能は誰の犠牲の上に咲いているのか」という後味を残すのが第14話の特徴です。

相棒season20の別エピソードでは、第9話「生まれ変わった男」の放送内容も紹介しています。season20は、奇妙な入口から人間の執着や過去へ迫る回が多く、第14話もその一つです。

「ディアボロス」で押さえておきたい人物関係

氷室聖矢は事件の被害者側に見えながら、周囲の人々の感情を強く刺激する天才芸術家です。絵里奈と玲子は、いずれも一之瀬の計画によって氷室の人生へ入り込んだ女性でした。

一之瀬は氷室に最も近い仕事仲間でありながら、その才能に嫉妬し、同時に強く執着していました。尾崎は黒幕のように見せられますが、実際には一之瀬に弱みを握られた側です。

この配置を整理すると、事件は「氷室を憎む者が婚約者を奪った」という単純な話ではありません。氷室を壊す行為と、氷室の才能を咲かせたいという欲望が同じ人物の中に同居していたことが、最大のねじれです。

ウェブの声で目立ったポイント

本放送当時の感想では、犯人そのものよりも、一之瀬の動機がどこまで嫉妬で、どこから才能への崇拝なのかという点に注目する声が見られました。

また、花を傷つけて作品にするという会話が、人間を傷つけて氷室の作品を生ませる一之瀬の行動と重なる点を印象的と受け止める反応もありました。

犯行の仕掛けは解明されても、一之瀬の内面まで一つの答えに閉じないため、見終わった後に解釈を考えたくなる回です。

参考にした情報

よくある質問

相棒season20第14話「ディアボロス」の犯人は誰ですか?

事件を仕掛けていた中心人物は一之瀬春臣です。玲子を雇って氷室に近づけ、尾崎にも圧力をかけ、さらに計画から離れようとした絵里奈を殺害したことが明らかになります。

一之瀬が犯人だと分かる決め手は何ですか?

一之瀬の服に付いていたユリの花粉が重要です。氷室がユリを注文する前から一之瀬が用意していたことが、絵里奈の死後に氷室がどう行動するかを事前に知っていた可能性につながります。

3年前に失踪した玲子は殺されたのですか?

玲子は殺害されたのではなく、一之瀬に金で雇われて氷室へ近づき、婚約後に姿を消す役割を担っていました。口座への入金や写真の仕草が、その関係を解く手掛かりになります。

タイトル「ディアボロス」はどういう意味ですか?

「悪魔」を意味する言葉です。氷室は自分から大切な人を奪う存在を悪魔と捉えますが、結末では一之瀬自身が氷室の才能を咲かせるため悪魔の役割を引き受けたようにも見える、多重的な題名になっています。

まとめ

「相棒 season20」第14話「ディアボロス」は、一之瀬春臣が氷室聖矢の人生を長期間にわたって操作していた事件です。玲子の失踪、尾崎への圧力、絵里奈の殺害は一本につながっており、右京は玲子の仕草や金の流れ、一之瀬の服に付いたユリの花粉から仕掛けを崩していきます。

ただし、この回が印象に残るのは、犯人と手口が分かって終わりではないからです。一之瀬は氷室を傷つけながら、その才能がさらに開花することまで望んでいたように見えます。嫉妬と崇拝が混ざり合った歪んだ執着こそ、「ディアボロス」という題名の核心です。

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