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クラシック音楽館 N響第2069回「7つの封印の書」を振り返り|第2070回との違い|10/11 21:00

10月11日(日)21時からNHK Eテレで放送される「クラシック音楽館」は、N響第2070回定期公演を取り上げます。

前週の10月4日放送では、第2069回定期公演としてフランツ・シュミットの大作オラトリオ「7つの封印の書」が紹介されました。今回は同じファビオ・ルイージ指揮でも、編成も曲の組み合わせも大きく変わります。

この記事では、前回の第2069回を振り返りながら、10月11日の第2070回と何が違うのかを整理します。

クラシック音楽館 N響第2070回の放送日時と曲目

項目内容
放送日時2026年10月11日(日)21:00〜23:00
放送局NHK Eテレ
公演N響 第2070回定期公演 Bプログラム
指揮ファビオ・ルイージ
バイオリンアウグスティン・ハーデリヒ
収録2026年9月17日 サントリーホール

第2070回の曲目は、ウェーバーの歌劇「オベロン」序曲、ブラームスのバイオリン協奏曲 ニ長調 作品77、シューマンの交響曲第4番 ニ短調 作品120(改訂版)の3曲です。

N響公式では、この公演をドイツ・ロマン派の3人の作曲家をたどるプログラムとして紹介しています。ウェーバー、シューマン、ブラームスという異なる世代の作品を、ひとつの演奏会で聴き比べられる構成です。

第2070回の全体像は、クラシック音楽館 N響第2070回の放送内容まとめでも整理しています。出演者を先に確認したい方は、N響第2070回の出演者・ソリストまとめもあわせてご覧ください。

前回のN響第2069回「7つの封印の書」を振り返り

前回10月4日の「クラシック音楽館」で放送されたのは、2026年9月12日にNHKホールで行われた第2069回定期公演Aプログラムです。

中心となったのは、フランツ・シュミット作曲のオラトリオ「7つの封印の書」。N響公式によると、これはN響にとって初めて取り上げる作品で、ルイージが「20世紀で最も重要なオラトリオ」と位置づける大作です。

「7つの封印の書」はどんな作品だった?

「7つの封印の書」は、新約聖書の最後に置かれた「ヨハネの黙示録」を題材にした作品です。ヨハネの語りを軸に、人類の歴史の預言、最後の審判、世界の転換までが大規模な声楽とオーケストラで描かれます。

N響公式の作品解説では、プロローグ、第1部、第2部の3部構成と説明されています。7つの封印が順に解かれるにつれて、戦争、飢餓、疫病、天災などが現れ、最後には世界の終わりと新しい世界への転換が音楽で示されます。

演奏にはオーケストラだけでなく、ヨハネ役のテノール、神の声を担うバス、複数の独唱者、合唱、オルガンが加わりました。放送局公式データでは、ミヒャエル・ラウレンツ、ダーヴィト・シュテフェンス、迫田美帆、藤井麻美、伊藤達人、加藤宏隆、新山恵理、新国立劇場合唱団の出演が案内されています。

前回の作品そのものや出演者を詳しく確認したい方は、既存記事のクラシック音楽館 N響第2069回「7つの封印の書」解説をご覧ください。

第2069回と第2070回の違いは?

大きな違いは、第2069回が巨大なオラトリオ1曲に集中する公演、第2070回が3人の作曲家による3曲を組み合わせる公演という点です。

比較項目第2069回第2070回
公演プログラムAプログラムBプログラム
会場NHKホールサントリーホール
指揮ファビオ・ルイージファビオ・ルイージ
主な曲シュミット「7つの封印の書」ウェーバー、ブラームス、シューマン
曲数1曲3曲
主な編成独唱・合唱・オルガンを含む大編成管弦楽+バイオリン独奏
中心となる聴きどころ黙示録を描く巨大な声楽作品ドイツ・ロマン派の流れと独奏協奏曲

指揮者はどちらもファビオ・ルイージですが、求められる音楽の性格は大きく異なります。第2069回では長大な物語をひとつの流れとして築き、第2070回では序曲、協奏曲、交響曲という異なる形式を並べています。

同じ指揮者とN響だからこそ、選曲の違いによって演奏会の印象がどれほど変わるのかを感じやすい2週です。

第2070回はハーデリヒのブラームスにも注目

第2070回で大きな注目点になるのが、アウグスティン・ハーデリヒを独奏に迎えるブラームスのバイオリン協奏曲です。

N響公式の2026-27シーズン案内では、第2070回Bプログラムにハーデリヒが出演し、ブラームスのバイオリン協奏曲を演奏すると発表されています。オーケストラだけで完結する前後の2曲に対し、この作品ではソリストとオーケストラの対話が中心になります。

前回の「7つの封印の書」が多人数の独唱と合唱を含む巨大な声楽作品だったことを考えると、今回のブラームスでは1人の独奏者に視線と耳が集まる時間が生まれます。この編成の違いも、2週を続けて見る面白さのひとつです。

会場もNHKホールからサントリーホールへ

第2069回はNHKホール、第2070回はサントリーホールで収録されています。

N響の定期公演ではA・B・Cの各プログラムで会場が異なり、第2070回はBプログラムとしてサントリーホールで開催されました。N響公式には約2時間、休憩20分ありの公演として案内されています。

テレビでは同じ「クラシック音楽館」の枠内でも、舞台の広さや客席の見え方、演奏者の配置などが前週と変わります。第2069回の大編成を見た直後だけに、第2070回ではステージ上の構成の違いも確認しやすいでしょう。

前回から続けて見ると分かりやすいポイント

第2069回と第2070回は、どちらもルイージとN響による2026-27シーズン序盤の定期公演です。ただし、並べて見ると「同じ指揮者だから似た公演」という印象にはなりません。

前回は聖書の黙示録を題材に、声楽と合唱を含む長大な作品を一気に聴かせました。今回は、ウェーバーの序曲から始まり、ブラームスの協奏曲、シューマンの交響曲へ進みます。

そのため、前回を見た方は、ルイージが大規模声楽作品から純器楽中心のドイツ・ロマン派へどう表情を変えるのかに注目すると、今夜の放送をより楽しみやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

クラシック音楽館のN響第2070回はいつ放送ですか?

2026年10月11日(日)21:00〜23:00にNHK Eテレで放送されます。2026年9月17日にサントリーホールで収録された第2070回定期公演Bプログラムです。

前回のN響第2069回では何が演奏されましたか?

フランツ・シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」が演奏されました。独唱、合唱、オルガン、オーケストラを用いる大規模作品です。

第2069回と第2070回の一番大きな違いは何ですか?

第2069回が「7つの封印の書」1曲に集中した大編成の声楽作品だったのに対し、第2070回はウェーバー、ブラームス、シューマンの3曲でドイツ・ロマン派をたどる器楽中心のプログラムです。

まとめ

10月11日の「クラシック音楽館 N響第2070回定期公演」は、前回の第2069回とは作品の組み立てが大きく変わります。

第2069回はシュミットの「7つの封印の書」1曲で黙示録の壮大な世界を描いた公演でした。第2070回はウェーバー、ブラームス、シューマンの3曲を通じてドイツ・ロマン派をたどり、ハーデリヒのバイオリン独奏も楽しめます。

同じルイージ指揮のN響でも、前週と今週では編成、会場、曲の形式が大きく違います。前回を振り返ってから見ると、2つの定期公演それぞれの個性がより鮮明に感じられる放送です。

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