クラシック音楽館N響第2070回の出演者は?ファビオ・ルイージとアウグスティン・ハーデリヒ|10/11 21:00

2026年10月11日(日)21時からNHK Eテレで放送される「クラシック音楽館」N響第2070回定期公演。中心となる出演者は、指揮のファビオ・ルイージ、バイオリン独奏のアウグスティン・ハーデリヒ、そして管弦楽のNHK交響楽団です。

番組表にはこのほかパブロ・エラス=カサド、語りの金子奈緒も出演者として記載されています。ただし、第2070回のN響公式公演ページで演奏者として確認できるのはルイージ、ハーデリヒ、N響であり、エラス=カサドの10月11日放送内での具体的な担当内容は確認できませんでした。

クラシック音楽館N響第2070回の出演者一覧

役割出演者
管弦楽NHK交響楽団
指揮ファビオ・ルイージ
バイオリンアウグスティン・ハーデリヒ
語り金子奈緒
番組表の出演者欄に記載パブロ・エラス=カサド

Gガイドでは、NHK交響楽団、アウグスティン・ハーデリヒ、ファビオ・ルイージ、パブロ・エラス=カサド、金子奈緒が10月11日の出演者として掲載されています。一方、N響公式の第2070回定期公演ページでは、演奏者としてルイージとハーデリヒが紹介されています。

今回の中心となる公演は2026年9月17日にサントリーホールで収録された第2070回Bプログラムです。曲目はウェーバー「オベロン」序曲、ブラームスのバイオリン協奏曲、シューマンの交響曲第4番で、指揮者とソリストの組み合わせがはっきりしたプログラムになっています。

指揮はファビオ・ルイージ

ファビオ・ルイージはN響の首席指揮者です。N響公式プロフィールによると、イタリアのジェノヴァ出身で、2001年にN響と初めて共演し、2022年9月に首席指揮者へ就任しました。

N響との大きな節目として、就任記念公演ではヴェルディ「レクイエム」、2023年12月の第2000回定期公演ではマーラー「一千人の交響曲」を指揮しています。2024年には台湾公演、2025年にはヨーロッパ公演を率いるなど、定期公演だけでなく海外公演でもN響との関係を深めてきました。

2028年にはN響の桂冠名誉指揮者へ

N響は2026年4月、ルイージが首席指揮者としての契約を終えた後、2028年9月に桂冠名誉指揮者へ就任する予定だと発表しました。N響がこの称号を贈るのは、ウォルフガング・サヴァリッシュ、ヘルベルト・ブロムシュテットに続く3人目とされています。

つまり第2070回は、ルイージとN響の長期的な共同作業の途中にある公演です。単発の客演指揮者ではなく、オーケストラと継続して音楽づくりを行ってきた首席指揮者が、ドイツ・ロマン派の3作品をまとめて指揮する点が今回の重要な見どころです。

第2070回でルイージが指揮する3曲

第2070回でルイージが指揮するのは、ウェーバー「歌劇『オベロン』序曲」、ブラームス「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」、シューマン「交響曲 第4番 ニ短調 作品120(改訂版)」です。

N響公式はこの公演を、ドイツ・ロマン派に属する作曲家たちをたどるプログラムとして紹介しています。序曲、協奏曲、交響曲と形式の異なる作品が並ぶため、ルイージの指揮を一つのジャンルだけでなく複数の角度から聴ける構成です。

バイオリンはアウグスティン・ハーデリヒ

ブラームスのバイオリン協奏曲で独奏を務めるのがアウグスティン・ハーデリヒです。N響公式の第2070回ページには、ハーデリヒの経歴も詳しく掲載されています。

ハーデリヒはドイツ人の両親のもとイタリアで生まれ、5歳でバイオリンを始めました。イタリアのマスカーニ音楽院を卒業後、20歳で米国へ渡り、ジュリアード音楽院で学んだと紹介されています。

2006年の国際コンクール優勝が大きな転機

N響公式によると、ハーデリヒは2006年のインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、それが国際的なキャリアの大きな突破口になりました。現在は米国を拠点にし、バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持つ演奏家として活動しています。

N響とは今回が初共演ではありません。公式プロフィールでは、直近では2024年にもN響と共演していることが紹介されています。今回のブラームスは、すでに共演経験のあるオーケストラとの再共演という点でも注目できます。

使用楽器は1744年製グァルネリ・デル・ジェス「ルデュック」

N響公式プロフィールでは、ハーデリヒの現在の愛器として、ヘンリク・シェリングに由来する1744年製グァルネリ・デル・ジェス「ルデュック」が紹介されています。

テレビ放送では音だけでなく演奏中の姿も映るため、独奏者がオーケストラや指揮者とどのように呼吸を合わせているかにも注目できます。ブラームスの協奏曲は今回の3曲の中で唯一、独奏者を迎える作品です。

管弦楽はNHK交響楽団

管弦楽を担当するのはNHK交響楽団です。N響は2026年に創立100周年を迎え、2026-27シーズンもファビオ・ルイージを中心に国内外の指揮者、ソリストを迎えた定期公演を行っています。

第2070回はサントリーホールで行われるBプログラムです。N響公式は2026-27シーズンのBプログラムについて、豊かなホールサウンドの中で名指揮者とソリストを聴くシリーズとして紹介しています。

今回はウェーバー、ブラームス、シューマンの3人の作曲家を並べたため、オーケストラの役割も作品ごとに変化します。序曲では劇的な場面転換、協奏曲では独奏バイオリンとの対話、交響曲ではオーケストラ全体の構成力が前面に出ます。

語りは金子奈緒

Gガイドの出演者欄では、金子奈緒が「語り」として記載されています。「クラシック音楽館」は演奏会映像だけでなく、曲目や演奏家を紹介しながら進む番組で、金子奈緒は今回も番組の案内役として名前が掲載されています。

一方で、N響公式の第2070回公演ページはコンサート自体の情報を掲載するページなので、テレビ番組の語り手である金子奈緒の名前は公演出演者としては掲載されていません。ここは「公演の出演者」と「テレビ番組の出演者」を分けて見ると分かりやすいでしょう。

パブロ・エラス=カサドは何を担当する?

GガイドとJ:COMテレビ番組表の出演者欄には、パブロ・エラス=カサドの名前もあります。ただし、今回確認できた番組表では、ルイージのように「指揮」、ハーデリヒのように「バイオリン」といった具体的な役割が併記されていません。

また、N響公式の第2070回定期公演ページに掲載される同公演の指揮者はファビオ・ルイージで、バイオリン独奏はアウグスティン・ハーデリヒです。したがって、エラス=カサドを第2070回本編の指揮者として扱うのは正しくありません。

「クラシック音楽館」ではメインの演奏会以外の映像や関連演奏が組み込まれることもありますが、今回エラス=カサドがどの場面で登場するのかは、確認できた公式情報からは特定できませんでした。担当が明記されていない以上、具体的な役割を推測せずに見るのが適切です。

3人の中心人物で見る第2070回の見どころ

今回の中心は、首席指揮者ルイージ、独奏ハーデリヒ、N響という組み合わせです。最初の「オベロン」序曲ではルイージとN響、ブラームスではそこにハーデリヒが加わり、最後のシューマンでは再びオーケストラが主役になります。

出演者を先に知っておくと、3曲の中で誰に注目すればよいかが分かりやすくなります。特にブラームスのバイオリン協奏曲は、ハーデリヒの独奏を軸に、ルイージがN響をどう支え、どう掛け合わせるかを見る場面です。

前週10月4日の第2069回もルイージ指揮でしたが、声楽独唱や合唱を伴う大規模なオラトリオでした。クラシック音楽館 N響第2069回「7つの封印の書」の記事と比べると、10月11日は器楽中心のプログラムへ大きく切り替わっています。

前回10月4日の出演者との違い

前回の第2069回では、ミヒャエル・ラウレンツ、ダーヴィト・シュテフェンス、迫田美帆、藤井麻美、伊藤達人、加藤宏隆らの独唱者、新国立劇場合唱団など、多数の声楽出演者が参加しました。

10月11日の第2070回は、メインの公演出演者が大きく絞られています。指揮ルイージ、独奏ハーデリヒ、N響というシンプルな組み合わせなので、出演者を調べている方にとっても役割を整理しやすい回です。

同じ「クラシック音楽館」のN響定期公演でも、作品によって必要な出演者は大きく変わります。前週との違いを知っておくと、番組の編成や演奏会ごとの特色も見えてきます。

参考にした情報

よくある質問

クラシック音楽館N響第2070回の指揮者は誰ですか?

指揮はファビオ・ルイージです。N響首席指揮者で、2022年9月から同ポストを務めています。

ブラームスのバイオリン協奏曲を弾くのは誰ですか?

独奏はアウグスティン・ハーデリヒです。N響公式によると、2006年のインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール優勝を機に国際的な活動を広げました。

金子奈緒は何を担当しますか?

Gガイドでは語りとして記載されています。第2070回の演奏者ではなく、テレビ番組側の出演者として掲載されています。

パブロ・エラス=カサドは第2070回を指揮しますか?

第2070回定期公演の指揮者はファビオ・ルイージです。番組表にはエラス=カサドの名前もありますが、今回の放送での具体的な担当内容は確認できませんでした。

まとめ

10月11日の「クラシック音楽館」N響第2070回定期公演は、指揮ファビオ・ルイージ、バイオリン独奏アウグスティン・ハーデリヒ、管弦楽NHK交響楽団が中心です。語りは金子奈緒と番組表に記載されています。

パブロ・エラス=カサドも番組表の出演者欄に名前がありますが、第2070回本編の指揮者ではなく、今回確認できた情報では具体的な担当場面までは分かりません。出演者の役割を分けて押さえておくと、10月11日の放送をより分かりやすく楽しめます。

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