ナニコレ珍百景10/11|ローソク島の夕日と天然記念物「赤壁」|隠岐諸島の絶景|10/11 18:56
10月11日(日)放送の「ナニコレ珍百景」では、島根県の隠岐諸島からローソク島と赤壁が登場します。テレビ朝日の番組案内には「夕日がともるローソク島」「天然記念物“赤壁”」とあり、どちらも隠岐を代表する絶景です。
ただし、この2か所は同じ島にあるわけではありません。ローソク島は隠岐の島町がある島後、赤壁は知夫村の知夫里島にあります。見た目のインパクトだけでなく、火山活動と海の侵食が生んだ地形として見比べると、番組の映像がさらに分かりやすくなります。
ナニコレ珍百景10月11日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月11日(日)18:56〜19:50 |
| 放送局 | テレビ朝日系 |
| 番組名 | ナニコレ珍百景 |
| MC | 名倉潤、堀内健 |
| 珍定委員長 | 原田泰造 |
| 珍定ゲスト | 榮倉奈々、伊集院光 |
| 進行 | 斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー) |
| ナレーター | 奥田民義 |
番組案内では、隠岐諸島を「珍百景だらけ」と紹介し、ローソク島と赤壁に加えて、珍味、島での暮らし、独自の生き物なども扱うとされています。この記事では、その中でも絶景として予告されている2か所に絞ります。
隠岐諸島全体の位置や4つの有人島については、ナニコレ珍百景10月11日・隠岐諸島の全体ガイドで詳しくまとめています。
ローソク島はどこ?夕日が灯る隠岐の島町の奇岩
ローソク島は、島後の島根県隠岐郡隠岐の島町代にある奇岩です。隠岐の島旅公式サイトでは、高さ約20mの岩で、夕日が先端に重なる瞬間に巨大なロウソクへ火を灯したように見えると紹介されています。
この景色は、ローソク島そのものが発光するわけではありません。海上から見たときに、沈む夕日と岩の先端が重なることで、炎が灯ったような構図になります。夕日の位置は季節や時刻によって変わるため、自然条件がそろって初めて見られる景色です。
「火が灯った姿」は遊覧船から見る景色
公式観光サイトでは、夕日が先端に重なる姿を狙うにはローソク島遊覧船が案内されています。日中や遊覧船が欠航した場合はローソク島展望台から島を見ることができますが、公式サイトは「写真のように夕陽が灯る姿」は展望台からは見られないと明記しています。
そのため、番組で「夕日がともるローソク島」と紹介される場合、見どころは岩そのものだけでなく、海上から見る角度と夕日の重なりです。放送でどの撮影手段が使われるかは事前には確認できませんが、観光情報としては遊覧船からの眺めが代表的です。
ローソク島はどうやってできた?
隠岐ユネスコ世界ジオパーク公式サイトによると、ローソク島と周辺の岩場は約550万年前に噴出した粗面岩溶岩でできています。もともとは島後から伸びる岬の一部でしたが、波浪によって周囲が削られ、海上に岩だけが残る「離れ岩」になりました。
ローソクのような細長い形には、溶岩が冷え固まるときにできた縦方向の割れ目「柱状節理」も関係しています。長い年月の波風が割れ目に沿って岩を削ることで、現在の独特な形に近づいていったと説明されています。
絶景写真として知られる場所ですが、その姿自体が火山島と海の侵食の歴史を表していることが、ジオパークの視点で見る面白さです。
赤壁はどこ?知夫里島に続く赤い断崖
赤壁は、島前の知夫里島・知夫村にある断崖です。隠岐の島旅公式サイトでは、約1kmにわたって続く荒々しい断崖で、1935年に国の名勝および天然記念物に指定されたと案内されています。
文化庁の国指定文化財等データベースでも、名称は「隠岐知夫赤壁」、種別は名勝・天然記念物、指定年月日は1935年12月24日と確認できます。番組予告の「天然記念物“赤壁”」は、この国指定文化財を指すと考えてよいでしょう。
なぜ岩肌が赤いの?
隠岐ユネスコ世界ジオパーク公式サイトによると、赤壁は約600万年前に形成された火山の断面です。赤い岩をつくるのはスコリアと呼ばれる火山噴出物で、溶岩のしぶきに含まれる鉄分が高温のまま空気に触れ、酸化したことで赤くなりました。
現在の赤壁は、火山の形をそのまま残しているわけではありません。知夫里島の西側で季節風と波の影響を強く受け、長い侵食によって断崖となり、火山内部の断面が見える状態になっています。
白っぽい岩脈が赤い崖を縦断する部分もあり、これは火山活動の後に別のマグマが割り込んだ痕跡です。色の鮮やかさだけでなく、火山の中身が見えていることが、赤壁の地質学的な面白さです。
ローソク島と赤壁は同じ「火山の島」でも見どころが違う
ローソク島と赤壁は、どちらも隠岐の火山活動と侵食が生んだ景観ですが、見どころはかなり異なります。
ローソク島は、かつて陸続きだった岩が海に削り残され、細長い離れ岩になったものです。そこへ夕日が重なることで「火が灯る」という視覚的な奇跡が生まれます。
一方の赤壁は、火山そのものの断面が海岸に露出した巨大な崖です。赤いスコリア、白い岩脈、波に削られた海食崖など、火山の内部と侵食の過程を一度に観察できることが特徴です。
「ナニコレ珍百景」でこの二つが同じ隠岐特集に登場するのは、写真映えするからだけではありません。隠岐の大地が長い時間をかけて形を変えてきたことを、異なる姿で示す代表的な景観だからです。
ローソク島と赤壁へ行くときのアクセス・注意点
ローソク島の公式観光情報では、遊覧船乗り場の重栖港・福浦岸壁まで西郷港から車で約40分、ローソク島展望台へは西郷港から車で約50分と案内されています。夕日が灯る姿を目当てにする場合は、遊覧船の予約や運航状況を事前に公式サイトで確認する必要があります。
赤壁は、来居港から車で約25分、その後遊歩道を徒歩約5分と案内されています。公式サイトとジオパーク公式サイトの双方が、展望できる崖に柵がないことを注意点として挙げています。
特に赤壁では、写真を撮るために崖の縁へ近づきすぎないことが大切です。小さな子どもを連れている場合も十分な注意が必要とされています。絶景を見る場所だからこそ、安全面は公式案内を優先してください。
番組を見る前に押さえたい3つのポイント
第一に、ローソク島と赤壁は同じ島にはありません。ローソク島は島後、赤壁は知夫里島です。
第二に、ローソク島の「夕日が灯る」景色は、夕日と岩の位置関係がそろうことで見える自然現象です。公式観光サイトでは、代表的な眺めは遊覧船から見るものとされています。
第三に、赤壁は単なる赤い崖ではなく、国の名勝・天然記念物に指定された場所で、約600万年前の火山活動と侵食の歴史が見える地形です。
番組で映像を見るときにこの3点を知っていると、「きれいな場所」という印象だけでなく、なぜその姿になったのかまで楽しめます。
10月11日の出演者や福井側の企画もまとめて確認したい方は、ナニコレ珍百景10月11日の総合記事と出演者・ゲスト記事も参考にしてください。隠岐の暮らしに焦点を当てた内容は、隠岐の島暮らし・お試し留学の記事に分けています。
前回(9月27日放送)は佐渡島の絶景も紹介
9月27日の「ナニコレ珍百景」では、新潟県・佐渡島の先っちょを巡る企画が放送されました。テレビ朝日のバックナンバーには、絶景遺跡、「落ちない巨岩」、数百メートルの横井戸、ゴールの神秘的な光景などが記録されています。
今回の隠岐諸島も、島ならではの地形や絶景が大きな見どころです。ただし、ローソク島と赤壁はそれぞれ違う島、違う地形の成り立ちを持つため、前回以上に「場所の違い」を意識して見ると整理しやすいでしょう。
参考にした情報
- テレビ朝日「ナニコレ珍百景」2026年10月11日 番組基本情報
- 隠岐の島旅「ローソク島」
- 隠岐の島旅「赤壁」
- 隠岐ユネスコ世界ジオパーク「ローソク島」
- 隠岐ユネスコ世界ジオパーク「赤壁」
- 文化庁 国指定文化財等データベース「隠岐知夫赤壁」
- テレビ朝日「ナニコレ珍百景」2026年9月27日放送
よくある質問
ナニコレ珍百景のローソク島はどこにありますか?
島根県隠岐郡隠岐の島町にあります。隠岐諸島のうち、島後側にある高さ約20mの奇岩です。
赤壁は天然記念物ですか?
はい。「隠岐知夫赤壁」は1935年に国の名勝・天然記念物に指定されています。知夫里島の西海岸にある赤い断崖です。
ローソク島の夕日は展望台から見られますか?
展望台からローソク島自体は見られますが、公式観光サイトでは、写真で知られる「夕日が先端に灯る姿」は遊覧船からの眺めとして案内されています。
まとめ
10月11日放送の「ナニコレ珍百景」に登場するローソク島と赤壁は、どちらも隠岐諸島を代表する絶景ですが、場所も成り立ちも異なります。ローソク島は島後の隠岐の島町、赤壁は知夫里島の知夫村です。
ローソク島は夕日との重なりで巨大なロウソクのように見える離れ岩、赤壁は約600万年前の火山の断面が海の侵食で現れた国指定の名勝・天然記念物です。番組では二つの景色を見比べながら、隠岐の大地がつくった「珍百景」に注目してみてください。

