京都浪漫10月11日|仁和寺・両足院・光明院の現代アートは何?風鈴・3D茶碗・丹羽優太を紹介|10/11 21:00
10月11日(日)21時からKBS京都で放送される「京都浪漫 悠久の物語」第204回は、「芸術を守り育てる京都の寺院〜仁和寺・両足院・光明院〜」です。
今回の主役は、古い文化財だけではありません。仁和寺では現代の画家と陶芸家が共同制作した風鈴、両足院では3Dプリンター技術を使った茶碗、光明院では寺に住み込みながら作品を生み出すアーティストの制作現場を紹介します。伝統ある寺院が、現代の表現者とどうつながっているのかが大きな見どころです。
京都浪漫10月11日の放送時間と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月11日(日) |
| 放送時間 | 21:00〜21:55 |
| 放送局 | KBS京都 |
| 放送回 | 第204回 |
| テーマ | 芸術を守り育てる京都の寺院〜仁和寺・両足院・光明院〜 |
| 語り | 島本須美 |
| ナレーター | 鹿瀬ハジメ |
KBS京都公式番組表では、21時から55分間の放送です。番組公式ページによると「京都浪漫 悠久の物語」は、第1・第2週の日曜21:00〜21:55に放送され、第3・第4週は再放送が組まれています。
第204回では京都の寺院を、文化財を見る場所としてだけでなく、芸術家が集まり、作品を生み、文化を次の時代へつなぐ場所として捉えています。
10月11日の取材先は仁和寺・両足院・光明院
KBS京都公式ページに掲載された取材先は、次の3寺です。
- 真言宗御室派 総本山 仁和寺
- 臨済宗建仁寺派 大本山建仁寺塔頭 両足院
- 臨済宗東福寺派 大本山東福寺塔頭 光明院
3寺は宗派も場所も異なりますが、今回の番組では「寺院と芸術家の交流」という一本のテーマで結ばれています。
仁和寺では、江戸初期に京焼の礎を築いた野々村仁清の歴史と現代作家の共同制作がつながります。両足院では禅寺の空間に新しい技術を持ち込んだ茶碗が登場し、光明院では昭和を代表する作庭家・重森三玲の庭のそばで現代の画家が制作を続ける様子に迫ります。
仁和寺で紹介される風鈴はどんな作品?
仁和寺では、京都を拠点に活動する画家と陶芸家が共同制作した風鈴が紹介されます。KBS京都公式ページでは作品の存在は明らかになっていますが、放送前の本文では画家と陶芸家の氏名までは記載されていません。
ここで番組が仁和寺を選んだ背景として注目したいのが、京焼・清水焼の歴史です。仁和寺公式サイトによると、野々村仁清は正保年間(1644〜1647年ごろ)に仁和寺門前で御室窯を開き、京焼の基礎を築いた人物として紹介されています。
仁和寺には仁清作の重要文化財「色絵瓔珞文花生」も伝わっています。つまり今回の風鈴は、歴史ある陶芸の土地で現代の作家が新しい表現に挑むという、過去と現在が重なる題材になっています。
風鈴という身近な器物が、どのような造形や絵で仕上げられるのか。番組では、完成品だけでなく、画家と陶芸家がそれぞれの技術をどう一つの作品にまとめるのかにも注目したいところです。
仁和寺はどこ?
仁和寺は京都市右京区御室大内33にある、真言宗御室派の総本山です。KBS京都の第204回公式ページにも取材先として住所とともに掲載されています。
仁和寺については、庭園や茶室を扱った既存記事もあります。村雨さんと日本庭園・仁和寺10月1日|南庭と北庭は何が違う?飛濤亭の貴人口まで解説では、境内の庭や茶室に注目して紹介しています。今回は陶芸と現代アートの視点なので、同じ仁和寺でも違う角度から楽しめます。
両足院の3Dプリンター茶碗とは?
両足院では、3Dプリンターの技術を駆使した茶碗が紹介されます。
茶の湯で使う茶碗という伝統的な道具に、3Dプリンターという現代的な制作方法を取り入れている点が大きなポイントです。KBS京都公式ページでは茶碗を紹介することまでは確認できますが、作者名や制作方法の細かな工程は本文では明らかにされていません。
両足院公式サイトは、この寺を建仁寺の14ある塔頭寺院の一つと説明し、1358年の創建以来、文学や美術の発展に貢献してきた場所と紹介しています。現在も現代アートの展示を行い、「美とつながる」場として寺院を開いていることが分かります。
古いものをそのまま保存するだけでなく、現代の作家や技術を受け入れる土壌があるからこそ、3Dプリンターで生まれた茶碗が禅寺の空間で扱われることに意味が出てきます。
半夏生の庭でも知られる両足院
KBS京都公式は、両足院を「半夏生の庭園が有名」と紹介しています。季節の庭で知られる寺が、今回は最先端の制作技術と結びつくのが興味深いところです。
両足院は京都市東山区小松町591にあり、京阪・祇園四条駅から徒歩圏内です。庭、坐禅、茶、現代アートなど、寺院文化を複数の入口から体験できる場所として案内されています。
光明院の住み込みアーティストは誰?
光明院で制作活動を続けてきた画家として確認できるのが、丹羽優太さんです。
ARTISTS’ FAIR KYOTOの公式プロフィールでは、丹羽さんは京都芸術大学大学院のペインティング領域を修了し、北京留学を経て、東福寺塔頭光明院に住み込みで制作活動を行っている画家と紹介されています。別の活動紹介では、2022年から2025年にかけて光明院に住み込み、32面の襖絵を手がけた経歴も掲載されています。
KBS京都公式ページでは第204回に登場する住み込みアーティストの氏名を本文で明記していませんが、「光明院に住み込みで創作に励むアーティスト」という説明は、丹羽さんの公表プロフィールと一致します。番組では制作現場にカメラが入るため、寺院で暮らしながら作品を作る日常や、寺の空間から受ける影響がどのように作品へつながるのかが注目点です。
光明院の重森三玲「波心庭」も見どころ
光明院は、現代アートだけでなく重森三玲が手がけた「波心庭」でも知られています。
光明院公式サイトによると、寺は1391年に東福寺の塔頭として創建されました。主庭の波心庭は1939年に重森三玲が作庭した枯山水庭園で、白砂を大海に見立て、三尊石組を基点に立石を配しています。
KBS京都公式も今回、重森三玲の庭が見事な光明院として紹介しています。歴史ある禅寺、昭和を代表する作庭家の庭、そして現代の若いアーティストの制作が同じ場所に存在するため、第204回のテーマを象徴する取材先と言えます。
光明院は京都市東山区本町15丁目809。東福寺の塔頭で、「虹の苔寺」の異名でも知られています。庭を目当てに訪れる人にとっても、そこで現在進行形の作品制作が行われてきたことを知ると、見え方が変わりそうです。
3寺に共通する「芸術を守り育てる」とは?
今回のタイトルには「芸術を守る」だけでなく、「育てる」という言葉が入っています。
仁和寺は野々村仁清につながる陶芸の歴史を持ち、現代の画家と陶芸家の共同制作を紹介します。両足院は古くから文学や美術の発展に関わり、現在も現代アートを受け入れています。光明院では重森三玲の名庭という近代の文化遺産のそばで、現代画家が生活しながら作品制作を続けてきました。
寺院は古い文化を保管する場所というイメージが強いですが、第204回では、新しい表現を生み出すための場所でもあることが描かれます。作品そのものだけでなく、僧侶や寺院が芸術家とどう関係を築いているのかを見ると、今回のテーマがより分かりやすくなります。
再放送と視聴について
KBS京都の番組公式ページでは、「京都浪漫 悠久の物語」は第1・第2週の日曜日に本放送、第3・第4週の日曜日に再放送という基本編成が案内されています。第204回について、放送前の公式ページで個別の再放送日やインターネット見逃し配信の案内は確認できませんでした。
テレビで確実に見たい方は、まず10月11日(日)21:00〜21:55の本放送を押さえておくのが分かりやすいです。再放送を探す場合は、KBS京都の週間・日別番組表で「京都浪漫 悠久の物語」の放送回タイトルを確認すると、同じ回かどうか判断しやすくなります。
前回10月4日は非公開文化財を特集
前回の10月4日放送・第203回は「京都の隠れた神社仏閣へ〜非公開文化財特別公開〜」でした。
石清水八幡宮、信行寺、善法律寺、法常寺を巡り、普段は見られない文化財に焦点を当てた回です。京都浪漫10月4日|石清水八幡宮・信行寺・善法律寺・法常寺の非公開文化財を巡るで、各寺社の見どころをまとめています。
前回が「受け継がれてきた文化財を特別に見る」内容だったのに対し、今回は「寺院の中で新しい芸術が生まれている現場を見る」内容です。2週続けて見ると、京都の寺社が過去の文化を守りながら、現在の文化も育てていることがよく分かります。
参考にした情報
- KBS京都「京都浪漫 悠久の物語」第204回公式ページ
- KBS京都 2026年10月11日番組表
- 仁和寺公式「仁和寺の文化財工芸品」
- 両足院公式サイト
- 光明院公式サイト
- ARTISTS’ FAIR KYOTO「丹羽優太」
よくある質問
京都浪漫10月11日の取材先はどこですか?
仁和寺、両足院、光明院の3寺です。寺院と芸術家の交流をテーマに、それぞれの場所で生まれる現代の表現を紹介します。
仁和寺では何が紹介されますか?
京都を拠点に活動する画家と陶芸家が共同制作した風鈴が紹介されます。仁和寺は京焼の基礎を築いた野々村仁清ゆかりの寺でもあります。
光明院の住み込みアーティストは誰ですか?
光明院に住み込みで制作してきた画家として丹羽優太さんが公表されています。丹羽さんは光明院で32面の襖絵を手がけた経歴があります。
京都浪漫10月11日の放送時間は何時ですか?
2026年10月11日(日)21:00〜21:55にKBS京都で放送されます。語りは島本須美さん、ナレーターは鹿瀬ハジメさんです。
まとめ
10月11日の「京都浪漫 悠久の物語」第204回は、仁和寺・両足院・光明院を巡り、寺院が現代の芸術をどう守り、育てているのかに迫る回です。
仁和寺では画家と陶芸家による風鈴、両足院では3Dプリンター技術を使った茶碗、光明院では重森三玲の庭と住み込みアーティストの制作現場が登場します。京都の寺を「昔の美を見る場所」だけでなく、「新しい美が生まれる場所」として見直せる55分になりそうです。

