なんでも鑑定団傑作選タージン回の鑑定結果は?銀のスプーン・二大画家合作・多久市のお宝をネタバレ|10/11 14:00
10月11日(日)14時から三重テレビで放送される「開運!なんでも鑑定団傑作選」は、タージンさんがゲスト出演した回です。出張鑑定は佐賀県多久市で、スタジオでは銀のスプーン50点や中国絵画の大物名義の掛軸などが登場します。
この回はテレビ東京で2025年1月28日に放送された内容の傑作選です。すでに公式の開運データベースに鑑定総評が掲載されているため、放送を見ながら「本物だったのか」「どこが決め手だったのか」を確認したい方に向けて、主なお宝を順番に整理します。
10月11日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月11日(日)14:00〜15:00 |
| 放送局 | 三重テレビ1 |
| 番組 | 開運!なんでも鑑定団傑作選 |
| ゲスト | タージン |
| MC | 今田耕司、福澤朗、菅井友香 |
| 出張鑑定 | 佐賀県多久市 |
| 出張リポーター | 原口あきまさ |
| 出張アシスタント | 吉川七瀬 |
三重テレビ公式の番組紹介では、傑作選を毎週日曜14時から放送すると案内しています。10月11日の週間番組表には「タージン▽出張鑑定:佐賀県多久市」と明記され、銀製品50点、二大有名画家の合作、タージンさんの茶碗、山岡鉄舟の書が見どころとして並んでいます。
タージンの黒楽茶碗は本物?鑑定の決め手
最初に注目したいのが、ゲストのタージンさんが持ち込んだ黒楽茶碗です。本人評価額は100万円。タージンさんにとっては「秘蔵の茶碗」として登場するだけに、高額鑑定への期待が高まる品でした。
ところが中島誠之助さんの公式鑑定総評は、楽家代々の茶碗ではないというものです。一般の窯で多く焼かれた楽茶碗とされ、名門・楽家の歴代当主の作品という期待は崩れる結果になりました。
一方で、品物そのものを全面的に否定したわけではありません。胴がきゅっと締まっていて持ちやすく、口づくりも包み込むような形で口当たりがよいと評価されています。つまり「有名作家の大名品ではないが、茶碗として使いやすい良さはある」という判定です。
この回の面白さは、単に金額が上がるか下がるかだけではなく、どの特徴を見て作者や時代を判断するのかが具体的に示されるところにあります。タージンさんの黒楽茶碗も、期待した作者とは違っていても、器としての魅力は認められるという鑑定団らしい結果でした。
銀のスプーン50点の鑑定結果は201万4000円
大きな見せ場の一つが、加藤直美さんの銀のスプーン50点です。本人評価額は100万円でしたが、放送内容記録では鑑定結果が201万4000円とされています。本人評価額を大きく上回る結果です。
テレビ東京公式によると、コレクションは17世紀から20世紀初頭までの品で、イギリス製が中心。食事用だけではなく、砂糖、塩、ジャム、フルーツ、紅茶の茶葉など、用途ごとに形の違うスプーンがそろっています。
鑑定士の阿藤芳樹さんは、すべて手作りで造形や装飾、透かし彫りまで手作業だと評価しています。特に高価とされたのは17世紀の2本で、それぞれ25万円。1636年製の一本は古い時代の特徴的な形を持ち、1697年製の一本は銀純度95.84%のブリタニアシルバーだと説明されています。
集めた数が多いだけではなく、年代、銀の規格、用途、細工の違いがそろっていることがコレクション全体の価値につながったと見てよさそうです。50点を一括で見ることで、西洋の食文化と工芸史まで感じられる鑑定になっています。
仇英と文徴明の合作は本物?800万円評価の掛軸の真相
続いて登場するのは、明代の有名画家仇英と文徴明の合作と伝えられた掛軸です。本人評価額は800万円。もし本物なら非常に大きな価値が期待される品として登場しました。
しかし、田中大さんの公式鑑定総評では、19世紀の清朝後期ごろに写された偽物とみられると判定されています。人物の顔の描線が本物ならもっと柔らかい一方、依頼品は線が硬く、人物の表情も似通って見えることが理由として挙げられています。
それでも古い模写そのものに価値があり、公式総評では「200年以上前に描かれているので50万円はしてもよい」とされています。さらに、本物だった場合には10億円近い可能性にまで言及されました。
ここはこの回で最も落差の大きい場面の一つです。800万円という本人評価から50万円相当へ下がる一方、「本物なら10億円級」という桁違いの話が出るため、真贋判定の重みがよく分かります。
出張鑑定in佐賀県多久市は何が出た?
出張鑑定の舞台は佐賀県多久市です。公式データベースには、鍋島焼の皿、山岡鉄舟の書、十四代酒井田柿右衛門の花瓶、伊東深水の美人画、東京薩摩の皿が並んでいます。
鍋島焼の皿
本人評価額50万円。森由美さんは、江戸時代の藩窯で作られた鍋島焼ではなく、明治になって元藩窯関係者が一般向けに作ったものと鑑定しています。
ただし、木盃形の器形、高い高台、櫛目文、裏側の文様配置など、鍋島焼の約束事には沿っていると説明されています。「江戸の本物ではない」で終わらず、何を受け継いだ品なのかまで読み解かれるのがポイントです。
山岡鉄舟の書
本人評価額10万円。田中大さんは山岡鉄舟の書ではないと判定しました。決め手として挙げられたのが印章の字形で、3文字目に一本線が足りず「天」と読めないこと、さらに「人」の字の運筆も本物と違うとされています。
書画の鑑定では、雰囲気だけでなく筆線や印章の細部まで見られます。この品は、その細部が真贋を分ける具体例になっています。
十四代酒井田柿右衛門の花瓶
本人評価額30万円。こちらは十四代酒井田柿右衛門の作品と鑑定されています。
公式総評では、柿右衛門窯ならではの純白の「濁手」が特徴として取り上げられました。十四代は植物をスケッチしながらも単純な写実にはせず、柿右衛門様式へ落とし込んだ文様を作ったと説明されています。出張鑑定の中では、はっきり作者が認められたうれしい結果の一つです。
伊東深水の美人画
本人評価額50万円ですが、田中大さんは偽物と判定しました。着物の袖の形が不自然であること、足の動きと襦袢の裾の流れが一致しないことなど、人物表現の違和感が根拠として示されています。
有名画家らしい雰囲気をまとっていても、人体や衣服の動きに破綻があると見抜かれるところが見どころです。
東京薩摩の皿
本人評価額100万円。森由美さんは、明治時代に作られた輸出用の飾り皿で、銘から「東京三弥造」と読めると説明しています。芝に工房があり、輸出向けの製品を作っていたとされるものです。
絵付けは非常に丁寧で、量産品とは違う工房の意気込みが感じられると評価されました。一方で、明治期には輸出向け製品が多く作られたという市場事情も鑑定に影響しています。
なお、この東京薩摩の皿は後日談があります。2026年7月14日のテレビ東京公式ページで、同じ依頼人が再登場した際、前回の東京薩摩の皿は鑑定額35万円だったと明記されました。本人評価100万円に対して35万円という結果が、その後のリベンジ挑戦につながっています。
この回で分かる「本物・偽物」の分かれ目
この傑作選には、真贋の異なるお宝がまとまって登場します。タージンさんの黒楽茶碗は楽家歴代の作ではなく、仇英・文徴明の合作とされた掛軸も後世の模写。山岡鉄舟の書と伊東深水の美人画も本人作ではないと判定されました。
一方で、十四代酒井田柿右衛門の花瓶は本人作と認められています。銀のスプーン50点も年代や技法、希少性が評価され、本人評価額を大きく超える結果になりました。
鑑定士が見るのは、作者名の箱書きや伝来だけではありません。筆線、印章、器形、文様のルール、素材の規格、時代ごとの製法などを積み重ねて結論を出しています。結果だけを知ってから見る場合でも、どこが判定の根拠になるのかに注目すると内容が分かりやすくなります。
前回の元放送は2025年1月28日
今回の三重テレビ「傑作選」の元になったのは、テレビ東京で2025年1月28日に放送された回です。テレビ東京公式データベースでは、ゲストがタージンさん、出張鑑定が佐賀県多久市と記録され、今回の三重テレビ番組表と内容が一致しています。
当時の放送では、銀のスプーン50点の一大コレクションが大きな見どころとして紹介されました。さらに中国絵画の超有名作家の合作と伝わる掛軸、タージンさんの黒楽茶碗、多久市の多彩なお宝が続き、真作と偽物が入り混じる回になっています。
参考にした情報
- 三重テレビ「週間番組表」
- 三重テレビ「開運!なんでも鑑定団」番組紹介
- テレビ東京「2025年1月28日放送 開運!なんでも鑑定団」
- テレビ東京「銀のスプーン 50点」
- テレビ東京「仇英と文徴明の合作」
- テレビ東京「黒楽茶碗」
- テレビ東京「2026年7月14日放送」
- TVでた蔵「2025年5月4日放送内容」
よくある質問
タージンさんの黒楽茶碗は楽家の本物ですか?
いいえ。テレビ東京公式の鑑定総評では、楽家代々の茶碗ではなく、一般の窯で多く焼かれた楽茶碗とされています。ただし、持ちやすさや口当たりのよさは評価されています。
銀のスプーン50点はいくらになりましたか?
本人評価額100万円に対し、放送内容記録では鑑定結果201万4000円でした。公式総評では17世紀の2本がそれぞれ25万円と評価されています。
仇英と文徴明の合作とされた掛軸は本物ですか?
本物ではなく、19世紀の清朝後期ごろに写された模写とみられるという鑑定です。ただし古い模写として50万円ほどの価値があると説明されています。
佐賀県多久市の出張鑑定で本物だったものはありますか?
十四代酒井田柿右衛門の花瓶は本人作と鑑定されています。一方、山岡鉄舟の書や伊東深水の美人画は本人作ではないとの判定でした。
まとめ
10月11日の「開運!なんでも鑑定団傑作選」は、タージンさんの黒楽茶碗、銀のスプーン50点、仇英と文徴明の合作と伝わる掛軸、そして佐賀県多久市の出張鑑定をまとめて楽しめる回です。
特に大きな結果は、銀のスプーン50点が201万4000円、仇英・文徴明の合作とされた掛軸は真作ではなく50万円相当、東京薩摩の皿は後の公式放送で35万円だったことが確認できます。金額だけでなく、鑑定士がどこを見て真贋を判断したのかにも注目すると、傑作選をより深く楽しめます。

