北の国から’83冬のロケ地・富良野(麓郷)を訪ねる|行き方と見学スポット|10/9 21:00
2026年10月9日(金)21時から、フジテレビ系で倉本聰さん追悼特別番組として『北の国から’83冬』が放送されます。作品を見ていると、五郎や純、螢たちが暮らした北海道・富良野の風景を実際に歩いてみたくなる方も多いのではないでしょうか。
『北の国から』の代表的なロケ地が集まるのは、富良野市街地から東へ離れた麓郷(ろくごう)地区です。ここでは2026年も「五郎の石の家・最初の家」「麓郷の森」「拾って来た家―やがて町」が見学でき、3施設をまとめて回れる共通券も案内されています。
この記事では、10月に富良野・麓郷を訪ねる人が迷わないように、公式情報をもとに行き方、見学できる場所、営業時間、料金、移動の注意点をまとめます。
北の国から’83冬の放送日時と富良野・麓郷
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送 | 2026年10月9日(金)21:00〜22:52 |
| 放送局 | フジテレビ系 |
| 作品 | 倉本聰さん追悼特別番組『北の国から’83冬』 |
| 主な舞台 | 北海道・富良野、麓郷 |
| 主な出演 | 田中邦衛、竹下景子、吉岡秀隆、中嶋朋子、地井武男、岩城滉一ほか |
フジテレビ公式では、『北の国から’83冬』をスペシャルドラマ第1作として紹介し、1981年10月9日に始まった連続ドラマからちょうど45年となる日に放送すると発表しています。今回の物語では、東京への出稼ぎから富良野へ戻った五郎や、純の友人・正吉、麓郷へ戻ってきた沢田松吉らが描かれます。
作品の中心にあるのは、厳冬の富良野で暮らす人々の生活です。ドラマを見たあとに麓郷を訪ねると、画面の中の物語と、現在も残るロケ地の距離がぐっと近く感じられます。フジテレビ公式は、金では計れない豊かさ、人とのつながり、帰る場所の大切さを改めて受け止めたい作品として今回の放送を紹介しています。
詳しいあらすじは北の国から’83冬の放送まとめで整理しています。出演者を確認したい方は北の国から’83冬のキャスト記事もあわせてご覧ください。
富良野・麓郷で見学できる北の国からのロケ地
麓郷には、ドラマを象徴する建物が複数残されています。2026年度にふらの観光協会が営業案内を出している代表的な3施設は、五郎の石の家・最初の家、麓郷の森、拾って来た家―やがて町です。
3施設は同じ麓郷エリアにありますが、徒歩で簡単に隣り合っているわけではありません。特に「五郎の石の家」は麓郷のバス終点から距離があるため、複数施設を一日で回るなら車、レンタサイクル、観光タクシーなども含めて移動方法を考えておくと安心です。
五郎の石の家・最初の家
「五郎の石の家・最初の家」は、『北の国から』の世界を象徴する場所のひとつです。ふらの観光協会によると、石の家は『北の国から ’89帰郷』で黒板五郎が建てた家で、畑から出る石を利用した建物として紹介されています。敷地には、黒板一家が最初に住んだ「最初の家」も移築されています。
2026年は4月12日から11月29日まで営業し、10月1日から11月29日は9:30〜16:00です。大人500円、小学生300円で、障がい者手帳提示の方は300円。駐車場は無料で、乗用車100台・大型バスにも対応すると案内されています。
JR富良野駅からは約21キロです。公式案内では、バス「麓郷線」の終点から徒歩40分とされています。ふらの観光協会のQ&Aでは徒歩約70分との案内もあるため、徒歩で向かう場合は余裕を持った計画が必要です。道路状況や案内ルートによって所要時間が変わる可能性があるため、現地で最新の案内を確認するのがおすすめです。
麓郷の森
「麓郷の森」には、1981年当時のロケ地で使われた丸太小屋と五郎の3番目の家があります。ふらの観光協会は「最も歴史のある『北の国から』のスポット」と紹介しており、連続ドラマ初期の雰囲気を感じたい方にとって外せない場所です。
2026年度は4月12日から9月30日まで9:30〜17:00、10月1日から11月29日までは9:30〜16:00で、期間中無休と案内されています。料金は大人500円、小学生300円。無料駐車場があります。
JR富良野駅から約18キロ、バス「麓郷線」の終点から徒歩約30分です。五郎の石の家よりはバス停から近いものの、見学時間も含めると歩く距離はそれなりにあります。10月の富良野は日が短くなり、気温も下がる時期なので、午後遅い時間からの徒歩移動は避け、閉場時刻から逆算して動くと安心です。
拾って来た家―やがて町
「拾って来た家―やがて町」は、『北の国から 2002遺言』に登場する、黒板五郎が廃材を集めて作った家です。作品の中にある「捨てられる物を生かす」という五郎らしい発想を、建物そのものから感じられる場所です。
2026年4月12日から11月29日は9:30〜18:00、最終入場17:30で期間中無休。11月30日以降は冬期営業となり、10:00〜16:00、月曜・木曜が定休日予定と案内されています。料金は大人500円、小学生300円で、無料駐車場もあります。
JR富良野駅から約16.5キロで、バス「麓郷線」の終点から徒歩約2分です。公共交通で麓郷へ行くなら、3施設の中では最も立ち寄りやすい場所です。まず「拾って来た家」を見学してから、その後の移動を考えるプランも組みやすいでしょう。
3施設を回るなら共通券がお得
ふらの観光協会は、「拾って来た家」「麓郷の森」「五郎の石の家」の3施設共通券を大人1,200円、小学生600円で案内しています。各施設を個別に大人料金で入ると合計1,500円になるため、3か所すべて見る予定なら共通券のほうが利用しやすい設定です。
入場券は3施設で直接購入でき、公式案内では支払いは現金のみとされています。キャッシュレス決済だけを想定していると困る可能性があるため、現金を用意しておくと安心です。
また、五郎の石の家と麓郷の森は11月30日から冬期間閉鎖となり、遠くからの見学もできないと案内されています。秋の訪問は営業期間内ですが、天候や気候の状況による臨時変更の可能性があるため、出発前にふらの観光協会の最新情報を確認してください。
富良野駅から麓郷への行き方
ふらの観光協会のQ&Aでは、「北の国から」のロケ地は富良野駅から約20キロの麓郷地区にあると案内しています。車の場合は、富良野市内から国道38号を帯広方面へ進み、「麓郷」の標識から道道544号へ入るルートが紹介されています。各施設には無料駐車場があります。
公共交通では、ふらのバスの「麓郷線」を利用し、終点の麓郷で下車します。そこから「拾って来た家」は徒歩約2分、「麓郷の森」は約30分です。「五郎の石の家」はさらに距離があるため、徒歩だけで複数施設を回る場合は時間と体力に余裕が必要です。
レンタサイクルや観光タクシーも選択肢です。ふらの観光協会の2026年度案内では、ロケ地エリアのレンタサイクルは5月1日から開始とされ、「拾って来た家」でも4月中旬から10月31日までレンタサイクルの案内があります。10月9日は期間内ですが、当日の貸出状況や天候は現地で確認してください。
10月に麓郷を訪ねるときの注意点
10月は「五郎の石の家」と「麓郷の森」の営業時間が9月までより短く、16時で閉場します。富良野駅に昼過ぎに着いてからバスと徒歩だけで3施設を回ろうとすると、見学時間が足りなくなる可能性があります。
特に麓郷の森や五郎の石の家へ徒歩で向かう場合、往復の移動時間も考える必要があります。秋の北海道は天候や気温が変わりやすいため、防寒できる服装と歩きやすい靴を用意し、無理のない順路を組むのが安心です。
『北の国から』放送開始45周年という節目に作品を見直してから訪れると、建物そのものだけでなく、五郎が「あるものを生かしながら暮らす」姿勢や、富良野の自然の厳しさまで思い出しながら歩けます。45周年の放送背景については北の国から45周年と追悼放送の記事でも詳しくまとめています。
倉本聰さんと『北の国から』の関係を振り返りたい方は、倉本聰さん追悼「北海道fact」の記事も参考になります。
参考にした情報
- フジテレビ「倉本聰さん追悼特別番組 北の国から’83冬」
- ふらの観光協会「北の国から ロケ地スケジュール」
- ふらの観光協会「五郎の石の家・最初の家」
- ふらの観光協会「麓郷の森」
- ふらの観光協会「拾って来た家―やがて町」
- ふらの観光協会「よくある質問Q&A」
よくある質問
北の国からのロケ地は富良野駅から近いですか?
麓郷のロケ地は富良野駅から約16〜21キロ離れています。バス「麓郷線」を利用できますが、麓郷の森や五郎の石の家までは下車後も徒歩移動が必要です。
2026年10月9日に五郎の石の家と麓郷の森は見学できますか?
ふらの観光協会の2026年度予定では、10月1日から11月29日まで両施設とも9:30〜16:00で営業予定です。天候などで変更される場合があるため、当日は最新情報を確認してください。
3施設を全部見る場合の料金はいくらですか?
拾って来た家、麓郷の森、五郎の石の家の3施設共通券は大人1,200円、小学生600円です。公式案内では支払いは現金のみです。
まとめ
『北の国から’83冬』の舞台を実際に訪ねるなら、富良野市街地から約20キロ離れた麓郷が中心です。代表的な「五郎の石の家・最初の家」「麓郷の森」「拾って来た家―やがて町」は、2026年10月も営業予定で、3施設共通券も用意されています。
公共交通では麓郷線のバスを使えますが、施設間には距離があります。特に10月は五郎の石の家と麓郷の森が16時閉場なので、車・レンタサイクル・観光タクシーも含め、早めの時間帯から回る計画がおすすめです。
45周年の日に放送される『北の国から’83冬』を見たあと、富良野の風景と今も残るロケ地を訪ねると、作品が描いてきた「帰る場所」の意味を現地の空気とともに感じられるはずです。

