水戸黄門第27部3話「夫婦で織った紙の布」あらすじ・キャスト|白石紙布と夫婦の見どころ|11/9 19:58
2026年11月9日(月)19:58からサンテレビ1で放送される「水戸黄門(第27部)」第3話は、「夫婦で織った紙の布(白石)」です。
今回の舞台は宮城県の白石。黄門さま一行が、紙から糸を作って織る「紙布」にまつわる夫婦と出会い、悪徳商人の横暴に巻き込まれていきます。
物語の中心になるのは、紙布の名人・菊江と、浪人の夫・速水平蔵です。夫が家事を担い、妻が紙布の腕を生かす夫婦の姿を、旅に同行する沙耶姫がどう見るのかも、この回の大きな見どころになっています。
水戸黄門第27部3話の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月9日(月)19:58〜20:52 |
| 放送局 | サンテレビ1 |
| シリーズ | 水戸黄門 第27部 |
| 話数 | 第3話 |
| サブタイトル | 夫婦で織った紙の布(白石) |
| 制作年 | 1999年 |
| 脚本 | 藤井邦夫 |
| 監督 | 山内鉄也 |
TBSチャンネル公式で案内されている第27部の主な出演者は、水戸光圀役の佐野浅夫さん、佐々木助三郎役のあおい輝彦さん、渥美格之進役の伊吹吾朗さん、うっかり八兵衛役の高橋元太郎さん、かげろうお銀役の由美かおるさん、柘植の飛猿役の野村将希さんらです。
第3話のゲストとして、菊江役に麻乃佳世さん、速水平蔵役に緒形幹太さんが出演します。脚本資料のデータベースでは、外山高士さんも主要ゲストとして記録されています。
第3話「夫婦で織った紙の布」のあらすじ
TBSチャンネル公式では、黄門さま一行が白石へ入り、浪人の速水平蔵の妻・菊江が紙布の名人だと知り、夫婦の家を訪ねるところまでが紹介されています。
ここから先の展開は、公式の短い紹介に加え、当時の各話を整理した資料を補助的に参照して時系列でまとめます。
1. 黄門さま一行が白石に入る
一行が訪れる白石は、仙台藩の重臣として知られる片倉家の所領として栄えた土地です。第27部では沙耶姫が盛岡への旅に同行しており、この第3話でも一行と行動を共にします。
白石で一行が出会うのが、菊江と速水平蔵の夫婦です。菊江は紙布を作る高い技術を持ち、平蔵は妻を支えるために家事を引き受けています。
2. 紙布の名人・菊江と家事をする平蔵
菊江が仕事に打ち込めるよう、平蔵が家のことを担う夫婦の形は、当時の価値観から見ると珍しく映ります。
特に沙耶姫は、夫である平蔵が家事をしている姿を快く思わず、夫婦のあり方に疑問を抱きます。ところが物語が進むにつれ、表面だけでは分からない平蔵の覚悟や、2人が互いを支えている関係が見えてきます。
この「強い夫とは何か」「夫婦で支え合うとは何か」という部分が、悪人退治だけでは終わらない人情話としての軸になっています。
3. 悪徳商人が紙布を狙う
白石の町では、商売敵を潰そうとする菱屋が、ならず者を使って紙布を安く買いたたいたり、奪ったりする悪事を重ねています。
詳細な各話資料では、菱屋に加えて蝮の重吉というならず者が登場し、紙布をめぐる圧力を強めていく展開が紹介されています。
菊江が持つ優れた技術と紙布そのものが、単なる工芸品ではなく、悪徳商人が利益を独占するための標的になっていくわけです。
4. 菊江がさらわれ、平蔵が立ち上がる
事態はさらに深刻になり、菊江が重吉たちにさらわれます。平蔵には、妻を助けたければ紙布を持って来るよう要求が突きつけられます。
それまで家事をする穏やかな夫として描かれてきた平蔵が、妻を救うために内に秘めていた強さを見せる場面が、この回の大きな山場です。
沙耶姫にとっても、平蔵を見る目が変わるきっかけになります。力を誇示することだけが強さではなく、妻の仕事を支え、いざという時には命がけで守ろうとする姿に、夫婦の信頼関係が表れます。
第3話の主要キャストと役どころ
水戸光圀:佐野浅夫
第27部の黄門さまは佐野浅夫さんです。人情味のある黄門さまとして、旅先で出会った人々の事情を聞き、悪事の裏側を見抜いていきます。
今回も紙布をめぐる騒動の表面だけでなく、菊江と平蔵の夫婦関係や商人たちの思惑を見ながら、事態を見極めていきます。
菊江:麻乃佳世
菊江は紙布の名人として物語の中心に立つ女性です。白石の伝統的な手仕事を担う腕を持つ一方、その技術ゆえに悪徳商人から狙われます。
夫に支えられながら自分の仕事に向き合う姿は、今回のサブタイトル「夫婦で織った紙の布」を象徴する存在です。
速水平蔵:緒形幹太
平蔵は浪人で、菊江の夫です。妻の仕事を支えるために家事を担っていることから、沙耶姫には当初頼りなく見られます。
しかし菊江が危機に陥ると、妻を救うために行動します。外から見える役割だけで人を判断してはいけないという、この回のテーマを体現する人物です。
沙耶:笹峰愛
第27部前半の旅に同行する沙耶姫は、黄門さまの弟・頼元の孫娘です。盛岡藩の若君との縁談を前に、相手を自分の目で確かめる旅をしています。
第3話では平蔵と菊江の夫婦を間近で見ることで、結婚相手や夫婦のあり方を考える材料を得る回としても見ることができます。
白石の「紙布」とは?
今回の題名にある紙布(しふ)は、和紙を細く切って撚り、糸のようにして織る布のことです。
宮城県公式によると、白石は古くから和紙の産地で、白石和紙は伊達政宗の殖産奨励によって生産が広がったとされています。丈夫でふくよかな質感を持ち、さまざまな加工品に使われてきました。
紙の博物館の企画展資料では、白石の和紙は「白石三白」の一つとして片倉家の奨励・保護を受け、強度と耐久性を生かして紙布や紙衣にも加工されたと紹介されています。紙布は伊達家から幕府や朝廷への献上品にもなったとされます。
つまり第3話の「紙布」は、物語のために作られた架空の名産ではありません。白石の歴史と深く結びついた工芸を背景にしているため、土地の特色そのものがドラマの重要な題材になっています。
見どころは夫婦の役割が逆に見えるところ
この回で印象的なのは、菊江が職人として仕事に打ち込み、平蔵が家事を担っていることです。
沙耶姫は当初、その姿に違和感を覚えます。しかし、平蔵が妻を大切に思い、その才能を支えるために自分の役割を選んでいることが分かるにつれて、夫婦の形を一面的に判断できないことが見えてきます。
第27部の沙耶姫は、自分自身が縁談を控えている人物です。その沙耶がさまざまな夫婦や男女の関係に触れながら旅をすることで、単発の人情話がシリーズ全体の旅の目的ともつながっています。
見どころは白石の工芸と悪徳商人の対立
もう一つの見どころは、白石の名産である紙布が、悪徳商人の欲望と結びついて事件になるところです。
紙布の価値が高いからこそ、安く買いたたいたり奪ったりして利益を独占しようとする者が現れます。伝統工芸を守る職人と、それを金もうけの道具として扱う悪人の対比が分かりやすく描かれています。
白石和紙や紙布の歴史を少し知ってから見ると、菊江が守ろうとしているものが単なる商品ではなく、土地の技術と誇りにつながっていることが伝わりやすくなります。
前回第2話からの流れ
第27部第2話「格が慕った母の面影(相馬)」では、格さんが母の面影を持つ女性・お久と出会う人情話が描かれました。
第3話では舞台を白石へ移し、今度は菊江と平蔵という夫婦の関係が中心になります。第27部前半は、盛岡を目指す旅の途中で沙耶姫がさまざまな人間関係に触れていく構成になっており、第3話もその流れの中にあります。
同じ第27部の旅がどのように進んでいくのか知りたい方は、第1話「旅のはじめの恋騒動」の舞台・水戸と岩城を紹介した記事も参考になります。
第27部の終盤については、第30話・江戸で迎える最終話のあらすじと出演者もまとめています。
参考にした情報
- TBSチャンネル「水戸黄門・第27部」公式ページ
- Gガイド「月曜時代劇 水戸黄門(第27部)夫婦で織った紙の布(白石)#3」
- 脚本と脚本家のデータベース「水戸黄門 第27部」
- 宮城県「宮城の伝統的工芸品/白石和紙」
- 紙の博物館「白石の和紙~紙布・紙衣を中心に~」
- あぁ水戸黄門「第27部」
よくある質問
水戸黄門第27部3話「夫婦で織った紙の布」の放送時間は?
2026年11月9日(月)19:58〜20:52にサンテレビ1で放送予定です。
第3話のゲストキャストは誰ですか?
紙布の名人・菊江役に麻乃佳世さん、夫の速水平蔵役に緒形幹太さんが出演します。ほかに外山高士さん、中田博久さん、山本紀彦さんらが出演する記録があります。
紙布とは本当に白石の名産ですか?
はい。白石は古くから和紙の産地で、丈夫な白石和紙を使った紙布や紙衣が作られてきました。紙の博物館では、白石紙布が伊達家から幕府や朝廷への献上品にもなったと紹介しています。
第3話の一番の見どころは?
菊江を支えて家事を担う平蔵が、妻の危機に直面したときに秘めた強さを見せるところです。沙耶姫が夫婦のあり方を見直していく流れにも注目です。
まとめ
「水戸黄門」第27部第3話「夫婦で織った紙の布(白石)」は、白石の伝統工芸・紙布を背景に、菊江と速水平蔵の夫婦の絆を描く回です。
紙布の名人として働く菊江を平蔵が家事で支える姿に、沙耶姫は最初こそ違和感を持ちます。しかし悪徳商人が紙布を狙い、菊江が危機に陥る中で、平蔵が妻を守るために立ち上がります。
白石和紙と紙布の歴史を知っておくと、悪人退治の痛快さだけでなく、職人の技と夫婦の信頼を守る物語としても楽しめます。11月9日19:58からの放送では、菊江の仕事を支える平蔵の姿と、それを見つめる沙耶姫の心の変化に注目してみてください。

