時をかけるテレビ「倉本聰の森と老人」11月6日|どろ亀さん高橋延清と富良野の森、中嶋朋子の見どころ|11/6 22:30
2026年11月6日(金)22時30分からNHK総合で放送される「時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜 倉本聰の森と老人」は、1985年のNHK特集「倉本聰の森と老人〜北海道・富良野」を、いま改めて見つめる回です。
中心となる人物は、脚本家の倉本聰さんと、元東京大学北海道演習林長の高橋延清さん。高橋さんは「どろ亀さん」の愛称で知られ、倉本さんが「森の師」と仰いだ森林学者です。今回の「時をかけるテレビ」では池上彰さんが進行し、「北の国から」に出演した中嶋朋子さんが一緒にアーカイブを見ます。
11月6日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月6日(金)22:30〜23:30 |
| 放送局 | NHK総合1・東京 |
| 番組 | 時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜 倉本聰の森と老人 |
| 司会 | 池上彰 |
| 出演 | 中嶋朋子 |
| 扱うアーカイブ | NHK特集「倉本聰の森と老人〜北海道・富良野」 |
| 元番組の放送日 | 1985年6月9日 |
番組表.Gガイドでは、11月6日(金)22時30分から23時30分の放送とされ、司会が池上彰さん、出演が中嶋朋子さんと掲載されています。
中嶋朋子さんの所属先でも、11月2日に今回のNHK「時をかけるテレビ」へのゲスト出演が告知されています。放送直前に公式側から出演情報が出ているため、「誰が一緒に見るのか」を知りたい方にとっても確認しやすい回です。
池上彰さんについては、池上彰さんのプロフィール記事でも経歴をまとめています。今回はニュース解説ではなく、過去のドキュメンタリーが2026年の今に何を伝えるのかを読み解く役割で登場します。
「倉本聰の森と老人」とは?1985年のNHK特集
今回扱われる元番組は、1985年6月9日21時から45分間放送された「NHK特集 倉本聰の森と老人〜北海道・富良野〜」です。
放送ライブラリーの記録では、NHKとNHK札幌が制作し、出演者として高橋延清さん、倉本聰さん、ナレーターの加賀美幸子さんが記録されています。舞台は北海道のほぼ中央、十勝山系富良野岳の裾野に広がる森です。
主人公は「どろ亀さん」こと高橋延清
高橋延清さんは、東京大学北海道演習林で長く森林研究に携わった人物です。放送ライブラリーでは、40年余り森を見守り続け、「どろ亀さん」と自ら名乗り、人からもそう呼ばれていた東京大学名誉教授として紹介されています。
今回の番組表では、倉本さんが北海道に移住して間もない時期に高橋さんと出会い、その生き方に魅了されたと説明されています。高橋さんは林長を退官した後も富良野の森へ入り、生き物と対話するように歩き続けました。
単に著名な脚本家が森林学者を紹介する番組ではなく、倉本さん自身が「森の師」と仰いだ人物を通して、人と自然の距離を考えるドキュメンタリーです。1985年という時代の映像を、2026年に見直す意味もここにあります。
倉本聰と高橋延清はどんな関係だった?
番組表の説明によると、倉本さんは北海道へ移住して間もなく高橋延清さんと出会い、その生き方に強くひかれました。
倉本聰さんの公式サイトは、1977年に富良野へ移住し、その土地の人や自然に魅了され、「北の国から」「優しい時間」「風のガーデン」など富良野を背景にした作品を生み出してきた歩みを紹介しています。高橋さんとの出会いは、倉本さんが富良野で自然を見つめるようになった時期と重なります。
森を「作品の背景」ではなく生きた存在として見る
「北の国から」など倉本作品では、北海道の自然は単なる美しい風景ではありません。厳しい寒さや季節の変化、人が土地で生きる不便さまで含めて物語に関わってきます。
今回の1985年番組では、高橋さんが森に入り、生き物や樹木に向き合う姿を倉本さんの視点から描きます。高橋さんの生き方そのものを追うことで、倉本さんが富良野の自然をどう受け止めていたのかを考える材料になります。
倉本聰さんの経歴や代表作については、倉本聰さんのプロフィール記事でも整理しています。今回の番組では作品名を並べるだけでなく、その創作の根にある「人と自然を見るまなざし」に近づける点が大きな見どころです。
倉本聰本人の朗読も見どころ
11月6日の番組表では、元番組の途中で、高橋延清さんとの交友を綴ったエッセーを倉本聰さん自身が朗読すると紹介されています。
この朗読は、第三者が高橋さんを解説する場面とは違います。倉本さん自身の言葉と声によって、高橋さんとの距離感や尊敬が伝わる部分です。
2026年9月18日に倉本聰さんが91歳で亡くなったことは、倉本財団の公式サイトで発表されています。11月6日の放送は、倉本さんの逝去後に放送される回であり、1985年当時の本人の姿と言葉を改めて見る機会にもなります。
倉本財団は公式発表で、倉本さんが人と自然、家族、地域社会のあり方を見つめ、言葉と物語を通して思いを届けてきたと記しています。今回の「森と老人」は、その説明と重なるテーマを、40年以上前の映像の中で確認できる番組です。
なぜゲストが中嶋朋子?「北の国から」と富良野のつながり
今回のゲストは中嶋朋子さんです。番組表では「北の国から」に出演した俳優として紹介されています。
中嶋さんは「北の国から」で黒板蛍を演じ、倉本聰作品と長く結びついてきた人物です。今回の番組で中嶋さんがアーカイブを一緒に見ることには、単なるゲスト出演以上の意味があります。
倉本作品を演じた側から見る1985年の映像
「倉本聰の森と老人」が放送された1985年は、「北の国から」のテレビシリーズ終了後、スペシャルドラマが続いていた時期です。中嶋さんは倉本さんが描く富良野の世界を俳優として体験してきました。
その中嶋さんが、高橋延清さんと倉本さんの交流を記録した映像を見ることで、視聴者は「倉本さんが何を自然から受け取っていたのか」と「その感覚が作品世界にどうつながって見えるのか」を二重に考えられます。
中嶋朋子さんのこれまでの経歴は、中嶋朋子さんのプロフィール記事でも詳しく紹介しています。今回の放送を見る前に「北の国から」との関係を押さえておくと、スタジオでの受け止め方にも注目しやすくなります。
2026年にこの番組を見る意味
「時をかけるテレビ」は、過去の映像を懐かしむだけでなく、その時代から現在へのメッセージを読み解く番組です。
1985年版が描いたのは、林長を退官した後も森へ入り続ける高橋延清さんと、その生き方に魅了された倉本聰さんでした。40年以上たった2026年に見ると、人と自然の関係、自然をどう観察するか、土地とともに生きるとは何かという問いはむしろ身近に感じられます。
倉本聰の逝去後に見る「森の師」
倉本財団によると、倉本聰さんは2026年9月18日に亡くなりました。公式サイトではその後、追悼番組として11月6日の「時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜 倉本聰の森と老人」も紹介されています。
そのため今回の放送は、過去の名作アーカイブの紹介であると同時に、倉本さんが大切にしてきた価値観を本人の若い時代の映像と言葉からたどる追悼的な意味も持っています。
「倉本聰さん追悼」という切り口の記事はすでにありますが、今回は死去や代表作の総まとめではなく、高橋延清さんという一人の森林学者との出会いが倉本さんに何を与えたのかに注目すると、既存の追悼記事とは違う見方ができます。
高橋延清「どろ亀さん」と富良野の森
放送ライブラリーの番組概要では、高橋延清さんは富良野の森にある東京大学北海道演習林で40年余り森を見守り続けた人物として紹介されています。
「どろ亀さん」という愛称の親しみやすさと、長年の森林研究という専門性が同居する人物です。番組は、高橋さんを肩書だけで説明するのではなく、林長退官後も森へ分け入り、生き物と向き合う日常を描きます。
森を歩く姿そのものが番組の中心
1985年版の魅力は、森の知識を講義形式でまとめることではありません。高橋さんが実際に森へ入り、自然を見て、感じ、対話するように接する姿を映像として残している点です。
倉本さんは脚本家として物語を作る人ですが、この番組では聞き手・見つめる人として高橋さんに向き合います。だからこそ、倉本さん自身の考え方も、高橋さんを通して逆に浮かび上がってきます。
同じ「時をかけるテレビ」の過去記事では、宇野重吉の旅公演を扱った回のように、アーカイブから人物の生き方や時代背景をたどる構成もありました。今回も、映像の主役が語る言葉だけでなく、その人が実際にどう生きていたかを見る回です。
見逃し配信はある?
今回の放送はNHK総合で11月6日22時30分から予定されています。ただし、この記事の作成時点ではNHK公式番組ページをこの環境から開くことができず、見逃し配信の対象サービスや配信期限を公式本文で確認できていません。
そのため、特定の配信サービスで必ず見られるとは断定しません。放送後に視聴する場合は、NHKの公式配信サービス内で「時をかけるテレビ」または「倉本聰の森と老人」を検索し、対象回の表示を確認するのが確実です。
一方、元番組の1985年版は放送ライブラリーに番組ID「013939」で登録されています。放送ライブラリーの案内では、視聴ブースで登録番組を選んで視聴できる番組として掲載されています。
参考にした情報
- 番組表.Gガイド「時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜 倉本聰の森と老人」
- 放送ライブラリー「NHK特集 倉本聰の森と老人〜北海道・富良野〜」
- 倉本聰公式サイト「追悼番組のご紹介②」
- 倉本聰公式サイト「倉本聰 逝去のお知らせ」
- 劇団ひまわり/砂岡事務所「中嶋朋子 出演情報」
よくある質問
「時をかけるテレビ 倉本聰の森と老人」はいつ放送ですか?
2026年11月6日(金)22:30〜23:30、NHK総合で放送予定です。司会は池上彰さん、ゲストは中嶋朋子さんです。
「どろ亀さん」高橋延清とは誰ですか?
元東京大学北海道演習林長で、長年にわたり富良野の森を研究した森林学者です。倉本聰さんが「森の師」と仰いだ人物として、1985年のNHK特集で中心的に描かれました。
元の「倉本聰の森と老人」はいつ放送されましたか?
1985年6月9日(日)21:00〜21:45にNHKで放送されました。放送ライブラリーには45分のドキュメンタリーとして登録されています。
なぜ中嶋朋子がゲストなのですか?
中嶋朋子さんは倉本聰さん脚本の「北の国から」で黒板蛍を演じた俳優です。富良野を舞台にした倉本作品と深く関わってきた立場から、1985年の映像を一緒に見ます。
まとめ
11月6日22時30分の「時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜 倉本聰の森と老人」は、1985年のNHK特集を通して、倉本聰さんと「どろ亀さん」こと高橋延清さんの交流、そして富良野の森を見つめ直す回です。
見どころは、高橋さんが森に分け入り続ける姿だけでなく、倉本さん自身が交友を綴った文章を朗読すること、さらに「北の国から」に出演した中嶋朋子さんが2026年の視点から映像を見ることです。倉本さんが作品で描いてきた人と自然へのまなざしを、その原点に近い記録からたどれる1時間になりそうです。

