ガリレオX「樹木をどう守るか」11月5日|筑波実験植物園の管理人と伐採の理由|11/5 22:30
11月5日(木)22時30分からBS日テレで放送される「ガリレオX」は、「樹木をどう守るか 植物園管理人の一年に密着」がテーマです。
今回の取材先は、茨城県つくば市にある筑波実験植物園。番組表によると、樹木の育成管理を担う二階堂太郎さんに1年間密着し、樹木を守るために、あえて木を切る判断が必要になる現場を追います。
ガリレオX「樹木をどう守るか」の放送日時と内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月5日(木) |
| 放送時間 | 22:30~22:56 |
| 放送局 | BS日テレ |
| 番組名 | ガリレオX「樹木をどう守るか 植物園管理人の一年に密着」 |
| 主な取材先 | 二階堂太郎さん(筑波実験植物園) |
| 番組ジャンル | 科学ドキュメンタリー |
番組表の説明では、街並みに緑をもたらす樹木も、成長して年齢を重ねるにつれて腐朽や倒木の危険が高まるとされています。今回の放送は、樹木を残すことだけを「守る」と考えるのではなく、安全に次の世代へ緑をつないでいくための管理に焦点を当てます。
前回(10月29日放送)の内容
前週の10月29日に放送された「ガリレオX」は、「小型群ロボット、月へ 逆転の発想で探査と拠点構築を目指す」がテーマでした。番組表では、単純な機能を持つ小型ロボットが複数集まり、月面探査や活動拠点の構築を目指す日本のプロジェクトを紹介しています。
前回は月面という未知の環境で活動するロボット技術が中心でした。11月5日は植物園の樹木管理に視点を移し、身近な自然を維持するための観察や判断を取り上げます。
樹木を守るために、なぜ木を切る必要がある?
樹木は長く生きる一方で、幹や根の内部で腐朽が進んだり、病害を受けたりすると、外から見ただけでは分かりにくい危険を抱えることがあります。枝が落ちたり、幹が倒れたりすれば、歩行者や周辺の建物にも影響が及ぶ可能性があります。
国土交通省が2025年4月に公表した全国調査では、2021年4月から2024年11月までに、都市公園で倒木などによる事故・障害が931件、道路では801件確認されました。道路で発生した事故の要因には、台風や強風のほか、腐朽や病害が多く含まれています。
この数字からも、樹木の管理は景観を整えるだけの仕事ではないことが分かります。木の状態を把握し、危険が大きい場合には通行する人や周囲の環境を守る対応が求められます。
伐採は「緑を減らす」だけの判断ではない
木を切ると聞くと、自然を失う印象を持つかもしれません。しかし、倒木の危険が高まった樹木をそのまま残すことは、木の周囲で暮らす人や別の植物にも影響を与えかねません。
国土交通省の街路樹点検ガイドラインは、徒歩などによる近接目視を含む定期巡回や、過去に事故が起きた路線・樹種、通学路などを優先した点検を示しています。樹木の状態を確認したうえで、必要な対策を選ぶという考え方です。
今回の番組タイトルにある「樹木をどう守るか」は、一本でも多く残すことだけを意味しません。危険を見極め、残せる木を健全に育て、必要な場合には伐採する判断が求められます。
その判断の難しさが、植物園管理人の一年を通して描かれると考えられます。
筑波実験植物園はどんな場所?
筑波実験植物園は、国立科学博物館が運営する植物園です。園内では生きた多様な植物を収集・保全し、絶滅危惧植物を中心とした植物多様性の研究を進めています。
公式サイトによると、園内には約7,000種類の植物があり、そのうち約3,000種類を一般の来園者が観察できます。日本の植生を再現した屋外の区画や、熱帯・乾燥地などの環境を再現した温室も備えています。
見た目の美しさを楽しむだけでなく、植物を育て、調べ、将来へ残していく研究・保全の場所でもあります。多様な樹木が集まる園内では、樹木の状態を長い時間をかけて見守ることが重要になります。
二階堂太郎さんが担う植物園の仕事
番組表では、二階堂太郎さんが筑波実験植物園の主な取材先として紹介されています。植物園の公式スタッフブログにも「屋外班の二階堂」として仕事を紹介する記事があり、植物園での管理業務の一端を知ることができます。
その記事によると、屋外班の仕事には植物の生育状態の観察や水やり、植え替え、挿し木・播種による増殖のほか、伐採木や剪定枝の回収・運搬、園内の清掃などがあります。枝や除草ゴミを処理し、チップや堆肥として園内で再利用する作業も紹介されています。
つまり、植物園の管理は、植物に水を与えたり剪定したりするだけではありません。育成環境を整え、発生した枝や木材を処理し、研究や展示を続けられる状態に保つ仕事でもあります。
筑波実験植物園で実際に報告されたナラ枯れ対策
二階堂さんは、筑波実験植物園におけるカシノナガキクイムシ対策の事例報告にも名を連ねています。日本植物園協会誌に掲載された2025年の報告では、園内で2020年にミズナラの被害が確認され、その後、ミズナラやコナラなどで枯死が発生した経緯がまとめられています。
報告によると、2024年4月までにミズナラ35本のうち13本、コナラ247本のうち7本が枯死しました。被害を抑えるうえでは、園内の見回りで害虫の侵入を早く見つけることや、侵入初期に薬剤を注入することが有効と考えられたとしています。
これは今回の放送で紹介される場面の詳細を示すものではありませんが、筑波実験植物園で樹木の保全に実際の病害対策が必要になっていることを伝える資料です。樹木を守る仕事が、日々の観察と状況に応じた判断の積み重ねであることが分かります。
今回の見どころは管理人の一年と「切る」判断
今回の見どころは、樹木を育てる現場に一年間密着する点です。番組表では、樹木の高齢化による腐朽・倒木のリスクと、安全な管理のあり方がテーマとして示されています。
植物園の仕事には、植物の生育を見守る作業だけでなく、剪定枝や伐採木の運搬・処理も含まれます。木を残すことと、安全を守ることの両方を考えなければならない現場で、管理人が何を見て、どのように判断するのかが注目されます。
また、街路樹や公園の木は、植物園の樹木と同じように、私たちの生活空間にあります。国土交通省の調査で倒木・落枝による事故が確認されていることを踏まえると、今回のテーマは植物園だけの話ではありません。
身近な緑を将来へつなぐために、どのような点検や管理が必要なのかを考えるきっかけになりそうです。
ガリレオXとはどんな番組?
「ガリレオX」は、科学や科学技術の新しい動向、注目される研究を「深く・わかりやすく・面白く」伝える科学ドキュメンタリーです。BS日テレの公式番組ページでは、宇宙、地球、都市、生命科学、脳科学、ロボット、エンジニアリングなど幅広いテーマを取り上げる番組として紹介されています。
制作会社WACの番組ページによると、番組は毎週木曜日22時30分から22時56分まで放送され、第2・第4週が本放送、本放送の翌週が再放送となる編成です。過去には都市の生態系や海の環境など、身近な自然と科学を結びつけたテーマも扱われています。
以前の「ガリレオX」で都市の自然や生き物について取り上げた回は、「都市という生態系」の記事でも紹介しています。今回は生態系そのものではなく、樹木を安全に維持する管理の現場に注目する内容です。
見逃し配信・再放送はある?
11月5日放送回について、見逃し配信や再放送の実施は確認できていません。視聴を予定している方は、BS日テレの番組ページや放送予定を確認してください。
放送時間は22時30分から22時56分までの26分間です。番組表では、今回の主な取材先として筑波実験植物園の二階堂太郎さんが挙げられています。
参考にした情報
- BS日テレ「ガリレオX」公式番組ページ
- 制作会社WAC「ガリレオX」番組ページ
- 番組表.Gガイド「ガリレオX」11月5日放送情報
- 番組表.Gガイド「ガリレオX」10月29日放送情報
- J:COMテレビ番組表「ガリレオX」
- 筑波実験植物園「圃場栽培員1名を募集しています。」
- 日本植物園協会誌「筑波実験植物園におけるカシノナガキクイムシ対策の事例」
- 国土交通省「倒木事故に関する全国調査の結果について」
- 国土交通省「街路樹点検の実施促進に向けた新たなガイドラインを策定」
よくある質問
ガリレオX「樹木をどう守るか」はいつ放送されますか?
2026年11月5日(木)22時30分から22時56分まで、BS日テレで放送されます。
今回の取材先はどこですか?
茨城県つくば市にある筑波実験植物園です。番組表では、樹木の育成管理を担う二階堂太郎さんが主な取材先として紹介されています。
樹木を守るために、なぜ伐採することがあるのですか?
腐朽や病害などで倒木・落枝の危険が高まった場合、周囲の人や環境の安全を守るために伐採が必要になることがあります。今回の番組は、その判断を含む樹木管理の現場を取り上げます。
まとめ
11月5日の「ガリレオX」は、筑波実験植物園で樹木を管理する二階堂太郎さんに一年間密着し、樹木を守るための管理と伐採の判断に迫ります。
樹木を残すことだけでなく、腐朽や病害、倒木の危険を見極めて安全を守ることも、緑を未来へつなぐために欠かせません。植物園の現場を通して、身近な木との付き合い方を考えられる放送です。

