NHK短歌 11月5日再放送「手紙」|表現の引き算とは?横山未来子の見どころ|11/5 14:10
2026年11月5日(木)14時10分から、NHK Eテレで「NHK短歌 三十一音、次の扉へ テーマ『手紙』」が再放送されます。
今回の講師は歌人の横山未来子さんです。テーマは「表現の引き算」で、伝えたいことをすべて言葉にするのではなく、あえて説明を減らすことで、より効果的に表現する方法を学びます。
投稿テーマも「手紙」。手紙を書くことを題材に、短い言葉の中に何を残し、何をあえて語らずにおくのかが見どころです。
11月5日「NHK短歌」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | NHK短歌 三十一音、次の扉へ テーマ「手紙」 |
| 放送日時 | 2026年11月5日(木)14:10~14:35 |
| 放送局 | NHK Eテレ1東京 |
| 放送時間 | 25分 |
| 選者 | 横山未来子 |
| 司会 | ヒコロヒー |
| 出演 | 菊池銀河、横田真子 |
今回の放送は、11月1日(日)朝6時から放送された回の再放送です。11月5日は木曜日で、Eテレの再放送枠にあたります。
番組の中心となるのは、横山未来子さんが選者を務める入門コース「三十一音、次の扉へ」です。短歌をこれから作ってみたい人にも、言葉の選び方を見直したい人にも注目してほしい内容です。
司会はヒコロヒーさん。レギュラー出演者の菊池銀河さん、横田真子さんも登場し、今回の宿題では手紙を書くことに取り組みます。
今回のテーマは「手紙」|誰に何を伝える?
今回の投稿テーマは「手紙」です。手紙は、書き手と受け取る相手がはっきりしていることが多く、相手との関係や、伝えたい気持ちを短歌に込めやすい題材です。
たとえば、手紙を書く場面を思い浮かべると、相手の顔、書き出しの言葉、伝えられなかったこと、返事を待つ時間など、さまざまな情景が浮かびます。どれも一首の題材になりそうですが、三十一音の中にすべてを盛り込む必要はありません。
むしろ、何を中心に描くのかを決め、ほかの説明を減らすことで、読み手が想像できる余白を残せます。今回の「表現の引き算」というテーマは、手紙という題材とも相性のよい組み合わせです。
レギュラーの菊池銀河さん、横田真子さんの宿題も、手紙を書くことがテーマと案内されています。同じ題材に向き合う二人が、どのような言葉を選ぶのかも楽しみなところです。
「表現の引き算」とは?言葉を減らして伝える短歌
今回学ぶのは、伝えたいことのすべてを語るのではなく、ほどよく言葉を引いて、より効果的に表現する方法です。
日常の文章では、誤解がないように事情や気持ちを詳しく説明することがあります。一方、短歌では限られた音数の中で、何を言葉にして何を省くかが作品の印象を左右します。
たとえば、寂しさをそのまま「寂しい」と説明する代わりに、誰もいない机や、返事のない手紙など、目に浮かぶ情景を置く方法があります。気持ちを直接説明しなくても、読み手がその場面から感情を受け取れることがあります。
これは、単に言葉を短くすればよいという意味ではありません。伝えたい中心を残し、説明しすぎている部分を見直すことが大切です。
言葉を減らした結果、かえって印象が強くなることもあります。
自分で一首を作るなら、まず伝えたいことを書き出し、次に気持ちを直接説明している言葉と、場面を思い浮かべるための具体的な言葉を分けてみる方法があります。そこから、読み手に想像してもらえる部分を残し、説明に寄りすぎた言葉を見直すと、何を中心に伝えたいのかが見えやすくなります。
今回の番組では、横山未来子さんがこの「引き算」をテーマに、短歌の表現を解説します。短歌を作るときだけでなく、日記や手紙など、普段の文章を見直すヒントにもなりそうです。
名歌のコーナーでは「重要な部分が説明されない歌」を鑑賞
今回の名歌のコーナーでは、重要な部分が説明されない歌を鑑賞すると案内されています。
歌の中で大切なことがすべて説明されていないと、読み手は言葉の間にある出来事や気持ちを想像することになります。何が起きたのか、誰を思っているのかが明示されていなくても、選ばれた言葉や情景から意味を受け取れる場合があります。
ここが、今回の「表現の引き算」とつながるポイントです。言葉で説明しきらないことは、情報を不足させることとは違います。
あえて語らない部分を作ることで、読み手が自分の経験や感覚を重ねられる余地が生まれます。
手紙というテーマで考えても、書かれた文章そのものだけでなく、書かなかった言葉や、相手に届けられなかった思いが印象に残ることがあります。番組では、名歌の鑑賞を通して、説明を省く表現の働きを学べそうです。
手紙を題材に一首を考える場合も、相手との関係や出来事の背景をすべて説明する必要はありません。
便箋の一部や書きかけの言葉など、場面を象徴するものを一つ選ぶだけでも、読み手がその先を想像できることがあります。これは番組内で紹介される作品の内容ではなく、「引き算」という考え方を手紙の題材に当てはめたときの見方です。
なお、事前に公表されている番組案内には、鑑賞する具体的な歌の題名や作者、歌句までは記載されていません。どの作品を取り上げるかは、放送内容で確認したいところです。
選者・横山未来子さんはどんな歌人?
横山未来子さんは、1972年東京都生まれの歌人です。歌誌「心の花」の選者を務め、2025〜2026年度のEテレ「NHK短歌」では第一週の選者として「三十一音、次の扉へ」を担当しています。
1996年には第39回短歌研究新人賞を受賞。2008年には歌集『花の線画』で第4回葛原妙子賞、2021年には歌集『とく来りませ』で第8回佐藤佐太郎短歌賞を受賞しています。
横山さんの公式プロフィールでは、歌人としての活動のほか、書道正師範であることも紹介されています。言葉の選び方や表現の細部に注目する今回の講座では、横山さんの解説にも注目です。
詳しい活動や歌集については、横山未来子さんの公式ウェブサイトでも確認できます。
11月号のNHK短歌テキストにも「表現の引き算」
NHK出版から発売されている「NHK短歌」2026年11月号には、横山未来子さんによる「表現の『引き算』を意識してみよう」という項目が掲載されています。
11月号は2026年10月20日発売で、初心者向け講座「三十一音、次の扉へ」など、番組と連動した内容を収録する月刊テキストです。番組のテーマをもう少し深く考えたい場合は、テキストも参考になります。
今回の放送で扱う「表現の引き算」は、言葉を削ることそのものが目的ではなく、何を残せば伝わるのかを考えるテーマです。番組を見たあとにテキストを読むと、解説のポイントを振り返る手がかりにもなります。
前回の本放送(11月1日)と11月5日の再放送
今回の11月5日(木)14時10分からの放送は、11月1日(日)6時から放送された「三十一音、次の扉へ テーマ『手紙』」の再放送です。新しい別テーマの回ではなく、同じ内容をもう一度視聴できる放送枠です。
11月1日の本放送を見逃した方や、もう一度「表現の引き算」の解説を確認したい方は、11月5日の再放送をチェックしてみてください。
同じ「三十一音、次の扉へ」の過去回では、10月4日にテーマ「食卓」が取り上げられました。こちらの内容はNHK短歌10月4日「食卓」回の記事で紹介しています。
また、表現の工夫に関心がある方は、9月10日再放送「形容詞に頼らない表現」の記事もあわせて読むと、言葉の選び方を比べられます。
司会のヒコロヒーさんの経歴や出演番組についても、関連記事で紹介しています。
参考にした情報
- テレビマンユニオン「NHK短歌 2026年11月」
- 横山未来子 公式ウェブサイト
- NHK出版「NHK短歌 2026年11月号」
- NHK Eテレ番組表・2026年11月5日
- DiMORA「NHK短歌 三十一音、次の扉へ テーマ『手紙』」
よくある質問
NHK短歌「手紙」の再放送はいつ?
2026年11月5日(木)14:10~14:35にNHK Eテレ1東京で放送されます。
今回のテーマは何ですか?
投稿テーマは「手紙」です。横山未来子さんが「表現の引き算」を解説し、重要な部分が説明されない名歌も鑑賞します。
出演者は誰ですか?
司会はヒコロヒーさん、選者は横山未来子さんです。レギュラー出演者として菊池銀河さん、横田真子さんが出演します。
まとめ
2026年11月5日(木)14時10分からの「NHK短歌 三十一音、次の扉へ テーマ『手紙』」は、11月1日に放送された回の再放送です。
横山未来子さんが「表現の引き算」を解説し、投稿テーマ「手紙」に取り組みます。名歌のコーナーでは、重要な部分が説明されない歌を鑑賞する予定です。
伝えたいことをすべて説明するのではなく、何を残して何を省くのか。短歌の言葉選びを考えるきっかけになる25分です。

