科捜研の女Season21第6話ネタバレ|真犯人は窪塚照之!仏像鑑定としいたけ菌糸の証拠|11/2 14:42
11月2日(月)14時42分からABCテレビ1で再放送される「科捜研の女 Season21」第6話は、国宝級とされた観音菩薩像の年代と、ひとりの男性の刺殺事件が結びついていく回です。
最も気になる結論からいうと、横井友哉を殺した真犯人は窪塚照之です。疑いを向けられる“鑑定王子”一条礼司は殺人犯ではありませんが、仏像を持ち去り、凶器にも触れていたため、捜査を大きく混乱させます。
そして事件を解く決め手は、仏像そのものだけではありません。年代鑑定を覆した775年イベントと、凶器に付着していたしいたけの菌糸という、まったく違う二つの科学的手掛かりが真相へつながります。
科捜研の女Season21第6話の放送日時と主な登場人物
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月2日(月)14:42〜 |
| 放送局 | ABCテレビ1 |
| 主人公 | 榊マリコ(沢口靖子) |
| 捜査 | 土門薫(内藤剛志)ほか |
| 被害者 | 横井友哉(松木賢三) |
| 鑑定士 | 一条礼司(元木聖也) |
| 寺の住職 | 松野光雲(町井祥真) |
| 山田村出身者 | 窪塚照之(岩井拳士朗) |
| 村長 | 鈴森啓子(生田智子) |
テレビ朝日公式系の第6話紹介では、繁華街の裏路地で横井友哉の刺殺体が見つかり、遺品のキーホルダーから京都府中部の「山田村」へ捜査が広がる流れが示されています。
山田村では、奈良時代の僧・天空和尚が彫ったと伝わる観音菩薩像を町おこしの中心にしていました。その価値を大きく押し上げたのが、山田村出身の美術鑑定士・一条礼司です。
主人公の榊マリコを演じる沢口靖子さんのプロフィールもあわせて見ると、長くシリーズを支えてきた役柄や出演歴を確認できます。
第6話のあらすじを時系列で整理
1.横井友哉が刺殺され、山田村のキーホルダーが見つかる
事件は、バーの常連客だった横井友哉が店の近くで刺されて死亡したところから始まります。遺体のポケットには、僧侶をモチーフにしたキャラクターのキーホルダーが残されていました。
このグッズは山田村の公式キャラクターに関係するもの。マリコたちは、横井が死亡する直前に山田村を訪れていた可能性を考え、土門とともに現地へ向かいます。
2.国宝級とされた観音菩薩像に「年代が違う」という疑惑
山田村の寺には、天空和尚の作と伝えられる観音菩薩像が安置されています。“鑑定王子”と呼ばれる一条礼司が奈良時代のものだと太鼓判を押したことで注目が集まり、村への観光客やふるさと納税にも影響するほどの存在になっていました。
ところが横井は事件前、村長の鈴森啓子に対し、仏像は奈良時代ではなく、もっと後の時代に作られたのではないかと揺さぶりをかけていました。村にとって、年代が違うと判明すれば信用にも観光にも直結する重大な問題です。
3.住職・松野が鑑定書を見せず、一条にも疑いが向く
村では2年前に科学的な年代鑑定を実施していましたが、住職の松野光雲は鑑定書をなくしたとして提出しようとしません。この態度から、マリコと土門は「村が不都合な鑑定結果を隠しているのではないか」と疑います。
さらに、一条が山田村出身だったことに加え、事件発生直前に現場付近へ来ていたことが防犯カメラなどから浮上します。鑑定が誤りなら“一条の鑑定士としての信用”も失われるため、横井を黙らせる動機があるように見えました。
4.仏像が消え、一条の不審な行動が明らかになる
捜査の途中で観音菩薩像が持ち去られます。現場の足跡や周辺の映像などから、一条が仏像を動かしたことが判明します。
ここで一条はさらに怪しく見えますが、実際には殺人を隠すためではありませんでした。横井から鑑定ミスを材料に脅されていた一条は、横井との待ち合わせ場所へ行ったものの、すでに横井は刺されていました。
一条は現場で凶器に触れてしまい、自分が疑われることを恐れてナイフを持ち去ります。さらにマリコが仏像を再鑑定すれば、自分の鑑定ミスが確定すると考え、仏像まで隠したのでした。
“鑑定王子”一条礼司は犯人ではない
第6話では、一条が典型的なミスリード役になっています。事件現場付近にいたこと、被害者に脅されていたこと、仏像を持ち去ったこと、凶器を隠したことまで重なり、状況だけ見れば犯人に見えても不思議ではありません。
しかし重要なのは、怪しい行動と殺人行為は別だという点です。一条が隠していたのは、自分の鑑定士生命に関わる失敗への恐怖でした。
一条の行動は捜査妨害につながる重大なものですが、横井を刺した直接の犯人ではありません。この切り分けができたことで、マリコたちは一条が持ち去った凶器を改めて科学的に調べ、別の人物へたどり着きます。
仏像の年代鑑定はなぜ逆転した?775年イベントが鍵
一度は「奈良時代ではなく、10世紀ごろの木材ではないか」と見られた観音菩薩像ですが、マリコは天空和尚が活動した年代と科学的な年代測定の関係に違和感を持ちます。
そこで浮かぶのが775年イベントです。西暦775年前後には、大気中の放射性炭素の量が大きく変化したことが知られており、樹木の年輪に残る炭素の変化を詳しく見ることで、より細かく年代を絞り込めます。
作中では、この新しい知見を踏まえて再鑑定したことで、観音菩薩像が天空和尚の時代に作られた可能性が裏付けられます。つまり、一条が当初「奈良時代の仏像」と評価した結論そのものは誤りではなかったわけです。
ここが第6話の大きな反転です。横井の殺害事件を追う物語でありながら、同時に「以前の科学鑑定が間違っていたように見えて、科学の進歩によって別の真実が見える」という『科捜研の女』らしい構造になっています。
真犯人は窪塚照之|しいたけ菌糸が決定的な証拠
凶器に残っていたのは山田村名産のしいたけ
一条が持ち去っていたナイフを調べると、そこからしいたけの菌糸が見つかります。山田村はしいたけが名産で、マリコたちは菌糸の由来を追うため、村にあるしいたけの原木を調べていきます。
その結果、凶器に付着していた菌糸と結びつく原木が、窪塚照之の実家にあるものだと判明します。これが、横井を刺した人物を具体的に特定する決め手になります。
窪塚はなぜ横井を殺したのか
窪塚は、村の出世株として注目される一条に対して複雑な感情を抱いていました。そこで仏像の年代をめぐる情報を横井に伝え、一条を脅す方向へ仕向けます。
ところが横井は、一条だけでなく住職や村長など、事情を知る村の人々へ次々に揺さぶりをかけようとします。自分が始めたことが、山田村全体を傷つける事態へ広がったことで窪塚は追い詰められ、横井を刺してしまいます。
つまり事件の発端には、一条への嫉妬や対抗心があり、その後に横井の恐喝が暴走したことで殺人へ進んだ構図です。単純に「仏像の秘密を守るために殺した」だけではなく、窪塚自身が作った危険な状況を止めようとして、さらに大きな罪を重ねたことがポイントです。
第6話の伏線と証拠を整理
第6話は、複数の怪しい人物を並べながら、証拠の意味を一つずつ変えていきます。
まず、横井が山田村のキーホルダーを持っていたことが、京都市内の殺人事件と山田村を結ぶ入口になります。次に、住職が鑑定書を見せない態度は「仏像の年代に隠し事がある」と示しますが、それ自体は殺人犯の証明ではありません。
一条の防犯カメラ映像や足跡は、仏像を持ち去った人物を特定する証拠になります。しかしこれも、横井殺害の直接証拠ではありません。一方、凶器に付着したしいたけ菌糸は、窪塚の生活圏と殺人に使われたナイフをつなぐ具体的な物証になります。
一つの証拠を万能の答えにせず、「何を証明できる証拠なのか」を分けて考えるのが、この回の面白さです。マリコたちが仏像の年代と殺人犯の特定を別々の科学鑑定で解きほぐしていくため、終盤の二段階の真相が効いてきます。
既存のSeason21記事とあわせて見るポイント
Season21の流れを最初から追いたい場合は、第1話のあらすじとマリコの東京異動でシーズン序盤の状況を確認できます。
また、科学捜査で“消されたはずの証拠”を拾い直す展開が好きな方は、Season21第2話の犯人と特殊清掃で消えた証拠も近い楽しみ方ができる回です。
第6話では、仏像の年代測定と菌糸という二種類の科学が、それぞれ「文化財の真贋」と「殺人犯の特定」に役割分担されています。Season21の中でも、科捜研の分析が事件の背景と犯人の両方をひっくり返す回として見どころがあります。
参考にした情報
- テレビ朝日公式系 テレ朝POST「『科捜研の女』マリコに“鑑定王子”が宣戦布告!」
- テレ朝動画「科捜研の女 season21 全話パック」
- 朝日放送テレビ 番組表
- CINEMAS+「科捜研の女 season21」全話解説・第6話レビュー
- マイナビニュース「榊マリコ VS 鑑定王子」
よくある質問
科捜研の女Season21第6話の犯人は誰ですか?
横井友哉を刺した真犯人は窪塚照之です。凶器のナイフに付着したしいたけの菌糸が、窪塚の実家の原木と結びついたことが決め手になります。
鑑定王子・一条礼司は横井を殺したのですか?
いいえ。一条礼司は横井殺害の犯人ではありません。ただし、横井の遺体を見つけた後に凶器へ触れ、そのナイフを持ち去り、さらに再鑑定を恐れて観音菩薩像を隠したため、強く疑われました。
観音菩薩像は本当に奈良時代のものだったのですか?
作中では、775年イベントを踏まえた再鑑定によって、天空和尚が活動した時代に作られたものと裏付けられます。一条の「奈良時代」という鑑定は、最終的に大きく覆されるのではなく、科学の進歩によって再評価される形です。
第6話で一番重要な証拠は何ですか?
殺人犯を特定する直接的な決め手は、凶器に残ったしいたけの菌糸です。一方、仏像の真相を解く鍵は年輪の放射性炭素と775年イベントで、二つの科学的手掛かりが別々の謎を解いています。
まとめ
「科捜研の女 Season21」第6話は、観音菩薩像の年代をめぐる疑惑から一条礼司が強く疑われますが、横井友哉殺害の真犯人は窪塚照之です。
一条は鑑定ミスを恐れて凶器と仏像を隠したものの、殺人そのものには手を下していません。マリコたちは775年イベントを利用した年代鑑定で仏像の真実を確かめ、さらに凶器に残ったしいたけ菌糸から窪塚へたどり着きます。
仏像の「本物か偽物か」という謎と、横井を「誰が殺したのか」という謎が別々の科学で解かれるため、犯人だけでなく証拠の組み立てまで追うと第6話の面白さがよく分かります。

