開運!なんでも鑑定団10月31日の鑑定結果|600万円の初期伊万里は700万円|10/31 13:30
2026年10月31日(土)13時30分から四国放送1で放送される「開運!なんでも鑑定団」は、600万円で購入した初期伊万里の多彩釉の皿が大きな見どころです。
この回はテレビ東京で2025年10月28日に放送された内容で、公式のお宝データベースまで確認すると、初期伊万里の皿は本人評価額600万円に対して鑑定額700万円。購入額を上回る結果となりました。ほかにも王貞治さんのサイン入りバット、高田博厚作「ロマン・ロラン像」、西郷隆盛と勝海舟の書、ソフビ製貯金箱120点など、結果を知るともう一度見たくなるお宝が並びます。
開運!なんでも鑑定団10月31日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月31日(土)13:30〜14:30 |
| 放送局 | 四国放送1 |
| MC | 今田耕司、福澤朗、菅井友香 |
| ゲスト | ママタルト |
| 出張鑑定 | 鹿児島県さつま町 |
| 出張リポーター | 小田井涼平 |
今回の中心は、現役の陸上自衛官が大切にしてきた初期伊万里です。依頼人は約10年前から桃山・江戸初期の焼物を収集し、3年前に骨董店のホームページで憧れていた皿を発見。貯金や株、ほかの焼物コレクションを整理して600万円を用意したことが、テレビ東京公式で紹介されています。
MCの今田耕司さんのプロフィール、福澤朗さんのプロフィール、菅井友香さんのプロフィールもあわせて読むと、番組を支える3人の経歴や最近の活動も確認できます。
600万円で買った初期伊万里の多彩釉の皿は700万円
結論からいうと、初期伊万里の多彩釉の皿は本人評価額600万円、鑑定額700万円でした。高額で買った骨董品だけに「購入額を下回るのでは」と心配になる展開ですが、結果は100万円上回っています。
公式データベースでは、この皿は17世紀中期に有田で作られた銹釉・青磁・瑠璃釉の変形皿と説明されています。初期伊万里の時代と、その後の柿右衛門様式の間にあたる短い時期に作られたものとされ、単に古いだけではなく、時代の移り変わりを伝える資料性も評価の背景にあります。
なぜ700万円の評価になった?
注目したいのは、複数の釉薬を使い分けた意匠と造形です。公式の鑑定士総評では、粘土の板を型で押して成形し、銹釉と白抜きのブドウの葉を大胆に見せた表現、丁子文に使われた瑠璃の出来の良さが評価されています。
つまり「初期伊万里だから高い」という単純な話ではありません。当時の有田で使えた原料と技術を注ぎ込んだ名品で、制作時期の希少性、形、釉薬、文様の完成度が組み合わさったことが、700万円という評価につながったと読み取れます。
依頼人は子どもの頃から番組を見ており、特に鑑定士・中島誠之助さんの大ファンでした。憧れの鑑定士に、自分が大金を投じて手に入れた焼物を見てもらうという点でも、この回は金額だけではない物語があります。
王貞治のサイン入りバットは本物だった
ゲストのママタルトが持ち込んだのは、王貞治さんのサイン入りバットです。テレビ東京公式データベースでは、サインは王さんの直筆で間違いないと鑑定されています。
ただし、バットそのものはプロ選手の実使用品ではなく、市販された中学生向けの軟式用バット。さらにボールを打った跡も残っていたため、未使用品に比べると評価は下がるという説明でした。
この鑑定の面白いところは、「王貞治の直筆サインが本物」という大きなプラス材料があっても、何に書かれているか、保存状態はどうかで価値が変わる点です。公式では、もしボールを打っていないバットなら10万円ほどだったとも説明されています。
高田博厚のブロンズ像は借金200万円のカタ
高田博厚作「ロマン・ロラン像」は、依頼人が30年ほど前、知人に200万円を貸した際のカタとして受け取ったブロンズ像です。知人は「300万円の価値がある」と話し、利息をつけて220万円返す約束だったものの、その後姿を消したと公式に紹介されています。
鑑定では、高田博厚が原型を作った作品であることは認められました。一方で、依頼品は一点もののオリジナルではなく、普及品と考えられるという判断です。
ここは「本物か偽物か」だけで終わらない鑑定団らしい場面です。作者の原型に基づく真正な作品でも、オリジナルか普及版かで価格が大きく変わるという、美術品の評価の難しさがよく分かります。公式では、オリジナルであれば360万円ほどと説明されています。
西郷隆盛と勝海舟の書はどちらも真筆
鹿児島県さつま町の出張鑑定では、西郷隆盛と勝海舟という幕末・明治の重要人物に関わる書が登場します。結果は、西郷隆盛の書も勝海舟の書も真筆と判定されました。
西郷隆盛の書には「世間を渡る道は羊の腸のように曲がりくねり、功名はカタツムリの角のような小さなもの」という意味の詩が書かれているとされます。鑑定では、大きな字と小さな字のリズムが美しく、書の出来が非常に良いと評価されました。
一方の勝海舟の書には、無言であることの力や、一羽の鶴が朝日に向かって飛び立つ情景を詠んだ詩が記されています。こちらも強い線と流れるような筆致が評価され、なかなかの傑作とされました。
同じ「歴史上の人物の書」でも、署名だけを見るのではなく、筆致、文章の内容、作品としての出来まで含めて鑑定される点が見どころです。
ソフビ製貯金箱120点は状態と並べ方も評価ポイント
出張鑑定に登場するソフビ製貯金箱120点は、1960年代から1970年代のものが中心です。公式の鑑定士総評では、この時代のソフトビニール製貯金箱は海外でも評価が上がっており、人気があると説明されています。
さらに、コレクションが地域別に整理されていることも魅力として挙げられました。古い品は単品の希少性だけでなく、状態の良さや、まとまったコレクションとしての見せ方が評価につながることがあります。
最新の鑑定団の記事も読みたい方は、寺山修司の直筆原稿や荒川豊蔵の茶碗を扱った関連記事も参考になります。今回とはお宝のジャンルが異なるため、鑑定士がどこを見て価値を判断するのかを比べて楽しめます。
10月31日放送で注目したい鑑定のポイント
今回の放送は、単に高額鑑定が続くだけではありません。600万円を投じた初期伊万里では、購入時の価格と現在の評価がどう結びつくのか。王貞治さんのバットでは、サインの真贋と土台となる品の価値がどう分けて見られるのか。高田博厚の像では、原型が本物でも版や普及性によって評価がどう変わるのかが示されます。
西郷隆盛と勝海舟の書では、歴史上の人物の真筆というだけでなく、文章と筆致の完成度が重要です。つまり今回の回は、「有名人の名前があるから高い」「古いから高い」では決まらないという、鑑定の基本がいくつものお宝を通して分かる構成になっています。
放送を見ながら、本人評価額が発表された時点で自分なりの予想を立て、鑑定士がどの特徴を根拠に金額を出すのかを確認すると、結果だけを見るより楽しみが増えそうです。
参考にした情報
- テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」2025年10月28日放送番組情報
- テレビ東京「2025年10月28日放送 お宝一覧」
- テレビ東京「初期伊万里の多彩釉の皿」
- Gガイド「四国放送 10月31日13:30 開運!なんでも鑑定団」
- TVでた蔵「開運!なんでも鑑定団」放送内容
よくある質問
600万円で買った初期伊万里の鑑定額はいくらですか?
本人評価額600万円に対して、鑑定額は700万円でした。17世紀中期の有田で作られた多彩釉の変形皿で、希少な制作時期と意匠、技術の完成度が評価されています。
王貞治のサイン入りバットは本物ですか?
サインは王貞治さんの直筆で間違いないと鑑定されています。ただしバットは市販の軟式用で使用跡があり、サイン以外の条件も含めて評価されています。
西郷隆盛と勝海舟の書は本物ですか?
テレビ東京公式のお宝データベースでは、西郷隆盛の書も勝海舟の書も真筆と鑑定されています。どちらも筆致や作品としての出来が高く評価されています。
まとめ
10月31日の四国放送「開運!なんでも鑑定団」は、600万円で購入した初期伊万里の多彩釉の皿が最大の注目ポイントで、結果は700万円でした。
王貞治さんのサイン入りバットは直筆、高田博厚作のロマン・ロラン像は原型自体は真正ながら普及品と判断され、西郷隆盛と勝海舟の書はいずれも真筆。金額だけでなく、作品の来歴、状態、版の違い、筆致など、鑑定額が決まる理由まで見比べると楽しめる回です。

