本郷和人 日本中世史・時代考証|知恵泉(2026年10月27日22時)|10/27 22:00
2026年10月27日(火)22時からNHK Eテレで放送される「先人たちの底力 知恵泉」に、本郷和人さんが出演します。今回のテーマは「選 目指すはアジアの貿易王 大友宗麟」です。
本郷和人さんは、日本中世史と古文書学を専門とする歴史学者です。長く東京大学史料編纂所で研究・史料編纂に携わり、NHK大河ドラマの時代考証も担当してきました。
2026年春には新しい所属へ移っており、現在の肩書きとあわせて今回の番組の見どころをまとめます。
本郷和人が出演する知恵泉10月27日の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月27日(火)22:00〜22:45 |
| 放送局 | NHK Eテレ1東京 |
| 番組 | 先人たちの底力 知恵泉 |
| 今回のテーマ | 選 目指すはアジアの貿易王 大友宗麟 |
| 出演 | 高田聖子、入山章栄、本郷和人 |
| 司会 | 藤井彩子 |
| 語り | 谷口慎一郎 |
10月27日は「目指すはアジアの貿易王 大友宗麟」の選放送です。NHKオンデマンドの公式関連番組ページでは、同題の回が2026年6月9日放送として掲載されています。
番組表によると、大友宗麟が府内を拠点に、中国や東南アジア、ヨーロッパを視野に入れた外交・貿易を進めた戦略が中心です。勘合貿易の復活を狙った動き、ザビエルの受け入れ、南蛮渡来品を使った対外的なイメージづくりなどが紹介されます。
本郷和人は何の専門家?日本中世史と古文書学
本郷和人さんは、日本中世政治史と古文書学を専門とする歴史学者です。新潮社の著者プロフィールでは、1960年東京都生まれで、東京大学・同大学院で日本中世史を学び、東京大学史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当したことが紹介されています。
東京大学史料編纂所は、日本史研究の基礎となる史料を調査・編纂する研究機関です。本郷和人さんは1988年に同所の助手となり、その後、助教授、准教授を経て2012年に教授へ就任しました。
藤田医科大学の公式発表によると、2026年3月31日に東京大学史料編纂所を退任し、翌4月1日から藤田医科大学の特命教授・リベラルアーツセンター長に就任しています。長く「東京大学史料編纂所教授」として知られてきたため、現在の所属を確認したい方にはここが大きな変化です。
本郷和人の現在の所属は藤田医科大学
2026年4月以降、本郷和人さんは藤田医科大学特命教授・リベラルアーツセンター長です。藤田医科大学は就任発表で、本郷さんを日本中世史研究の第一人者として紹介し、医学とさまざまな学問領域を横断するリベラルアーツ教育を担う人物として迎えたと説明しています。
歴史学者が医療系大学でリベラルアーツ教育のトップを担うというのは、一見すると意外な組み合わせです。しかし大学側は、医療が高度な専門技術だけでなく、人や社会を幅広く理解する視点も必要だとして、本郷さんの歴史的な時間軸から物事を見る力に期待しています。
この所属変更によって、本郷和人さんの活動は日本史研究や著作だけでなく、学生・教職員や地域向けの講義、シンポジウムなどにも広がっています。
NHK大河ドラマの時代考証も担当
本郷和人さんは研究者としてだけでなく、NHK大河ドラマの時代考証に携わった人物としても知られています。日本テレビの過去プロフィールでは、NHK大河ドラマ『平清盛』の時代考証担当と紹介されています。
時代考証は、ドラマの設定や人物の行動、言葉、制度、衣食住などが時代背景と大きく矛盾しないように、史料や研究成果から助言する仕事です。本郷さんは中世政治史と古文書学を専門としているため、武士の社会や権力関係を読み解く場面で専門知識が生かされてきました。
今回の「知恵泉」で扱う大友宗麟も戦国期の大名です。軍事だけでなく外交や貿易、宗教、都市の発展まで絡む人物なので、本郷和人さんの中世史の知識がどのように整理されるかが見どころになります。
大友宗麟回で注目したい「府内」と海外交流
大分県埋蔵文化財センターの公式告知によると、2026年6月9日の本放送では、宗麟の拠点「豊後府内」の発掘調査で出土した資料が紹介されました。メダイ、ガラス製品、中国の磁器など、当時の府内が海外文化と接点を持っていたことを示す実物資料です。
宗麟はキリスト教との関わりで語られることが多い一方、番組では貿易と外交の戦略も大きな柱になっています。中国への働きかけやザビエルの受け入れは、宗教史だけでなく政治史・経済史の問題でもあります。
本郷和人さんの専門である中世政治史の視点から見ると、宗麟が何を目指して他勢力と関係を結んだのか、九州で勢力を伸ばすうえで外交をどう使ったのかという点が重要です。出土品と政治史を結び付けて見ることで、単なる「キリシタン大名」のイメージより立体的な人物像が見えてきます。
共演の入山章栄は経営戦略の専門家
今回、本郷和人さんと共演する入山章栄さんは、早稲田大学大学院経営管理研究科教授で、専門は経営戦略とグローバル経営です。歴史学者と経営学者が同じ大友宗麟の行動を見るため、専門の違いがそのまま番組の面白さにつながります。
本郷和人さんは史料や政治史から「当時何が起きていたのか」を整理し、入山章栄さんは組織や戦略の視点から「その行動を現代ならどう捉えられるか」を考える立場です。大友宗麟の外交・貿易というテーマは、この2つの視点を比較しやすい題材です。
同じ「知恵泉」の戦国期を扱った記事では、柴田勝家の統治と秩序を扱った回も紹介しています。武将を合戦だけでなく統治や組織運営から見るという点で、今回の大友宗麟回と読み比べることができます。
前回の大友宗麟回は2026年6月9日放送
10月27日に放送される内容は、2026年6月9日の大友宗麟回です。大分県の公式告知では、本放送が6月9日22時から、再放送が6月16日13時50分からと案内され、NHKオンデマンドでの配信も記載されていました。
当時の告知では、豊後府内から出土した文化財が番組で紹介されることも明らかにされていました。歴史人物のエピソードだけではなく、考古資料を通じて国際交流の実態に迫る回だったことが分かります。
本郷和人さんの解説を見る際は、「宗麟は何をした人物か」だけでなく、どの史料や物証からその評価が組み立てられているのかにも注目すると、歴史学者ならではの説明をより楽しめます。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「豊臣兄弟!」関連番組
- Gガイド「先人たちの底力 知恵泉」10月27日放送
- 藤田医科大学「本郷和人氏がリベラルアーツセンター長に就任」
- 新潮社「本郷和人 著者プロフィール」
- 大分県「知恵泉 大友宗麟」放映のお知らせ
よくある質問
本郷和人さんは何の専門家ですか?
日本中世政治史と古文書学を専門とする歴史学者です。東京大学史料編纂所で長く研究・史料編纂に携わり、『大日本史料』第五編の編纂も担当しました。
本郷和人さんの現在の所属はどこですか?
2026年4月1日から藤田医科大学特命教授・リベラルアーツセンター長です。2026年3月31日に東京大学史料編纂所を退任しています。
本郷和人さんが出演する知恵泉はいつ放送ですか?
2026年10月27日(火)22:00〜22:45、NHK Eテレ1東京で放送予定です。テーマは「選 目指すはアジアの貿易王 大友宗麟」です。
まとめ
本郷和人さんは、日本中世史・古文書学を専門とする歴史学者で、NHK大河ドラマの時代考証にも携わってきました。2026年4月からは藤田医科大学特命教授・リベラルアーツセンター長として活動しています。
10月27日の「知恵泉」は、大友宗麟の外交・貿易戦略を取り上げる選放送です。本郷和人さんの史料に基づく中世史の視点と、入山章栄さんの経営戦略の視点を比べながら見ると、大友宗麟が九州から海外へ目を向けた意味をより深く理解できる回になりそうです。

