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テレビ寺子屋10月25日 山中伸弥・田中ウルヴェ京|失敗をチャンスに変える「心の在り方」|10/25 5:30

10月25日(日)午前5時30分から仙台放送などで放送予定の「テレビ寺子屋」は、放送2500回記念企画の第3弾「50年後の未来へ〜心の在り方〜」です。

講師は京都大学iPS細胞研究所名誉所長・教授の山中伸弥さんと、スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京さん。今回の中心は、失敗をどう捉えるか、技術や能力が進歩するほどなぜ「心」が大切になるのか、そして次の世代に何を手渡すのかという問いです。

10月25日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月25日(日)5:30〜6:00
放送局仙台放送/高知さんさんテレビほか
番組テレビ寺子屋 第2502回
テーマ放送2500回記念 50年後の未来へ〜心の在り方〜
講師山中伸弥、田中ウルヴェ京

テレビ静岡では2026年10月4日に第2502回として放送された回で、仙台放送では10月25日5時30分の放送予定が番組表で確認できます。地域によって放送日が異なるため、同じ第2502回でも視聴できる時期に差があります。

テレビ静岡公式では会場を京都大学iPS細胞研究所と案内。山中さんと田中さんを迎えた放送2500回記念の3週連続企画の締めくくりとして、「今」と「50年後の未来」を考える内容になっています。

「心の在り方」で山中伸弥さんが語る失敗の意味

今回の放送で大きな軸になるのが、失敗に見える出来事をどう生かすかです。

番組公式では、山中さんが、研究の世界では失敗だと思っていた出来事が後になって大きな発見につながることがあると語っています。重要なのは、失敗そのものより、それをどのように受け止め、次の行動へ変えるかという点です。

研究では仮説通りの結果が出ないことがあります。普通なら「うまくいかなかった」と判断して終わりにしたくなる場面でも、なぜ予想と違ったのかを見直すことで、別の可能性が見えてくることがあります。山中さんは長年の研究経験から、失敗したときにも「チャンスかもしれない」と考えられるようになったと話しています。

これは「失敗すれば必ず成功する」という意味ではありません。失敗した事実をどう解釈し、そこから何を学ぶかを決めるのは自分の心だという話です。うまくいかなかった経験を、終わりではなく材料として扱えるかどうか。その姿勢が次の一歩を左右します。

同じテーマの概要は10月17日放送の記事でも紹介しています。今回は特に「失敗を生かす心」と、未来に向けて経験をどう渡すかに注目します。

シニア世代が次の世代へ伝えられるもの

山中さんは番組の中で、長く経験を重ねてきた世代には、その経験から得た知恵や「心の在り方」を伝える役割があると語っています。

新しい技術や方法は、若い世代の方が早く身につけることもあります。一方で、順調な時だけでなく、失敗した時や迷った時にどう考えるかは、長い経験の中で少しずつ身につく部分があります。

何十年も研究を続けてきた山中さんにとって、成果だけが経験ではありません。結果が出なかった時間や、後から意味が変わった出来事も含めて、次の世代に渡せる知恵になります。

番組が「50年後の未来」を掲げているのも、未来の技術を予想するだけではなく、今の世代が何を残せるのかを考えるためです。答えを教えるより、困難に出会ったときの向き合い方を伝える。その点に今回の記念企画らしさがあります。

田中ウルヴェ京さんが語る「技術が高いほど心が重要」

田中ウルヴェ京さんは、スポーツ心理学の立場から、技術や能力が高くなるほど、それをどう使うかという心の在り方が重要になると話しています。

田中さんは1988年ソウル五輪のシンクロナイズドスイミング・デュエットで銅メダルを獲得し、引退後はスポーツ心理学を学び、アスリートや組織へのメンタルトレーニングに携わってきました。公式プロフィールでは、日本代表チームなどへのメンタルサポート経験も紹介されています。

高い能力があっても、その力を何のために使うかが定まっていなければ、良い結果につながるとは限りません。番組では田中さんが、感謝や謙虚さが伴わなければ力を良い方向に使えないという趣旨を語っています。

この考え方はスポーツだけに限りません。科学技術、仕事、教育など、できることが増えるほど「できるからやる」だけでは足りなくなります。何のために使うのか、誰にどんな影響を与えるのかを考える心が必要になります。

50年後の未来は技術だけでは決まらない

山中さんは、科学技術がこれからも進歩していく一方で、技術の進歩だけで未来が明るくなるとは限らないと述べています。

医学や情報技術が進み、これまで不可能だったことが可能になっていくとしても、人間が同じ失敗を繰り返すなら、それだけでより良い社会になるとは言えません。番組では、未来を決めるのは最終的には人間自身だという視点が示されています。

田中さんも、能力が高まるほど心の扱い方が重要になるという考えを重ねています。二人の話に共通するのは、未来の問題を「技術が解決してくれる」と外側に任せるのではなく、自分たちの判断や姿勢に引き寄せて考えることです。

50年後にどんな技術が生まれているかは分かりません。しかし、その技術を使う人間が歴史から学び、感謝や謙虚さを持ち、失敗を次に生かせるかどうかは、今から考えることができます。

前回までの2500回記念3週連続企画を振り返る

今回の第2502回は、放送2500回を記念した3週連続企画の第3弾です。

第2500回「50年の軌跡〜人生の原動力〜」では、山中さんと田中さんが、それぞれ何を原動力に歩んできたのかを語りました。山中さんの「ビジョン&ワークハード」、田中さんの「問い続けること」が軸となる回です。詳しくは2500回記念第1弾の記事で紹介しています。

第2501回「50年の軌跡〜結果と言語化〜」では、結果だけで努力の価値を決めないことや、自分の経験を言葉にする難しさがテーマになりました。こちらは10月10日放送の記事で内容を整理しています。

そして第2502回では、過去50年を振り返るところからさらに時間を進め、これからの50年へ視線を向けます。原動力、結果、言語化、失敗、心、未来という流れで見ると、3回が一つの長い対話としてつながっていることが分かります。

山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんのプロフィール

山中伸弥さんは京都大学の研究者で、iPS細胞研究で知られています。京都大学の教育研究活動データベースによると、2004年に京都大学教授となり、2010年からiPS細胞研究所長、2022年から同研究所名誉所長を務めています。2012年にはジョン・ガードン博士とノーベル生理学・医学賞を共同受賞しました。

田中ウルヴェ京さんは1988年ソウル五輪シンクロナイズドスイミング・デュエットの銅メダリストです。引退後に米国でスポーツ心理学を学び、現在はアスリートや企業などにメンタルトレーニングを行っています。

研究者と元トップアスリートという異なる経歴の二人ですが、今回の対話では「能力だけでは未来は決まらない」というところで話が重なります。研究もスポーツも、結果を求めるだけでなく、失敗や迷いをどう扱うかが長い歩みを支えるという共通点が見えてきます。

今回の放送で注目したいポイント

最初に注目したいのは、山中さんが失敗を単なるマイナスとして終わらせず、新しい発見の入口になり得るものとして捉えている点です。

次に、田中さんが話す感謝と謙虚さです。能力が高くなるほど、自分の力をどの方向へ使うのかという判断が重要になります。

そして最後に、二人が未来を語るとき、技術そのものより人間の側に重心を置いている点です。50年後という大きなテーマを扱いながら、結局は一人ひとりが失敗から学び、他者に向き合い、過去から何を学ぶかという身近なところへ戻ってきます。

参考にした情報

よくある質問

第2502回「50年後の未来へ〜心の在り方〜」の講師は誰ですか?

山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんです。放送2500回記念の3週連続企画の第3弾として、失敗、心、未来、次世代へのメッセージを語ります。

山中伸弥さんは失敗について何を語っていますか?

一見失敗に見える出来事でも、後から大きな発見につながることがあり、それを生かすかどうかは自分の心次第だという趣旨を語っています。失敗を終わりと決めず、次の可能性を見る姿勢がポイントです。

田中ウルヴェ京さんが大切だとする「心の在り方」とは?

技術や能力が高くなるほど、その力をどう使うかが重要になり、感謝や謙虚さが必要だという考えです。能力の高さだけでなく、その使い方を決める心に目を向けています。

2500回記念企画は何回ありますか?

3週連続の特別企画です。第2500回「人生の原動力」、第2501回「結果と言語化」、第2502回「50年後の未来へ〜心の在り方〜」の3回で構成されています。

まとめ

10月25日(日)午前5時30分から仙台放送などで放送予定の「テレビ寺子屋」第2502回は、山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんが「50年後の未来」と「心の在り方」を考える放送2500回記念企画の第3弾です。

大きなテーマは、失敗をどう受け止めるか、能力や技術を何のために使うか、そして経験を次の世代へどう伝えるか。山中さんの研究者としての経験と、田中さんのスポーツ心理学の視点が重なることで、未来を決めるのは技術だけではなく、それを扱う人間の心だというメッセージが浮かび上がります。

結果が思い通りにならないときにも、そこで終わりと決めず、何を学び次へ進むかを考える。50年後という遠い未来を扱いながら、日々の選択にもつながる内容です。

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